子供の勉強に親はどこまで関与すべきなのか | 雨の日も風の日も IN アメリカ

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在米25年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続22年、フルタイムで働いているワーキングマザーです。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

トーマスは基本しっかりしている子なんで、

 

親の私があれしなさい、これしなさいと言わなくても何でも自分からやっています。

 

それは勉強にしろ、身の回りの事にしろ。

 

きっとこういうのって、親のしつけ云々より、その子の持つ性格でしょうね。

 

そうは言えど、まだ5年生ですから、

 

親の私達が学校に関する事に関与していく必要がある、と私は思っています。

 

例えば、学校から一週間分の全教科の授業内容、

 

そしてクイズ、テスト日が毎週月曜日にメールで送られてくるのですが、

 

それを会社でプリントアウトし、蛍光ペンで重要な部分をハイライトする私。

 

え?

 

やりすぎかしら?(笑)

 

いやでもほんと、5年生にもなると、ほぼ毎日のように何かしらのクイズらやテストがあるんですよね。

 

もちろん、トーマスも自分でそれらを把握していますが、

 

親の私もそれを把握する義務があると思っています。

 

予行練習用のテストがグーグルクラスにアップされたりするんですが、

 

それでも足りないと思った場合は、ネットから同じような問題を探してプリントアウトしたり、

 

探せない場合は、先生にメールしてリクエストしたり。

 

ほんと、私なんてしょっちゅう先生にメールしています(笑)

 

でも、先生もほんとみんないい人たちで、

 

英語の先生なんかは私がリクエストのメールをしたのがお昼だったにも関わらず、

 

それから速攻でトーマスの為だけにオリジナルの問題を10問作ってくれて、

 

それをわざわざ他の授業に出ているトーマスに、その教室まで行って手渡してくれたり。

 

親と子供と先生の間のコミュニケーションが大切、と思っています。

 

が、どうやら、私と違う意見の親御さんもいらっしゃるようで。

 

トーマスの大親友の子の両親は、

 

「学校の事は全部自分でやりなさい。わからない事があったら自分で先生に聞く。それはアナタの責任で親の責任ではない、親は一切関与しない。」

 

と言うスタンスのようです。

 

でもね、それを聞いてちょっと考えさせられました。

 

これっていろんな意味でアメリカっぽい。

 

私、ちょっとやりすぎかしら?と。

 

でもさ、先生もいつでもメールくださいって言ってるし、

 

5年生ってアメリカではIntermediateとかミドルだけど、日本ではまだ小学生ですからね。

 

もっと親も関与すべき、と思うのですが、これって日本的な考え方なのでしょうかね。

 

あんまり私が関与しすぎて、トーマスの自立心の発達を妨げることになったら大変だし。

 

どこまで(そしていつまで)親が関与するのがいいのでしょうかね。

 

トーマス、今学期も頑張っています。

 

 

こんなのあげると自慢してるとか言って叩かれるわね(笑)

 

まあでも正直、学校の成績よりも、ここまで病気せず健康に成長してくれて、

 

たくさんのお友達に囲まれて毎日楽しく学校に行くトーマスを見るのが親の私にとっては一番の願いであり、幸せです。

 

有名大学行って大企業に就職して、なんて言う目的は正直なく、そしてネームブランドにはそれほど興味はない。

 

自分が選んだ大学に行き、自分が生きがいを感じられるような職業選びをしてほしい。

 

それをサポートするのが私の親の務めであり、子供の幸せが私の幸せです。