彼女がホストマザーになったら | 雨の日も風の日も IN アメリカ

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在米25年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続22年、フルタイムで働いているワーキングマザーです。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

会社のシェリー様。

 

なんと最近、カナダからの留学生をホストファミリーとして受け入れることになりました。

 

この子、ここでの名前はカナダ君としましょう(もうちょっとネーミングひねろうよ。)

 

実は彼、あるスポーツチームの特待生(?)らしく、

 

私たちの住む州(それもこの辺り)に、全米で1番のコーチ、そしてそのコーチが構えるチームがあり、

 

将来はプロになりたいが為に、このチームに来る人が大勢いるんだとか。

 

コーチ自身も、プロで活躍した人で、どうらやこの州(街)出身で、

 

今は地元に戻ってきてコーチ業をやっているらしいのです。

 

それでわざわざカナダ君もカナダからスポーツ留学、と言うことらしいです。

 

普通スポーツ留学と聞くと、ハイスクールにあるクラブかと思うんですが、

 

このスポーツチームは単独なチームなので、スポーツはこのチームでやって、

 

学校はシェリーの息子、ジョージが通う学校に通っているようです。

 

ジョージが通う学校はここら辺でも超金持ちの子しか通えないような私立校で、

 

そして、白人が98%を占めるという、シェリー曰く、ダイバーシティーが全くない学校。

 

そんな中、このカナダ君は白人以外の人種って言うのも多分あり、

 

受け入れてくれるホストファミリーがなかなか決まらなく、

 

ジョージが「僕たちで受け入れてあげようよ」とシェリーに言ったのでホストすることになったそうです。

 

って言うと、ちょっと偏見っぽく聞こえるかも知れませんが、

 

実際はホストが決まらなかかった理由はほかにもたくさんあると思います。

 

先ず、そんな多感な時期の子をお預かりするって言うのは簡単に出来るもんじゃないし、

 

ましてや、お手伝いさんになんでもやってもらうような金持ちが、

 

よそ様の子を引き取ろうなんて思うわけもなく(笑)

 

そして、そんなスポーツ特待生ともなると、食事もかなり気を使うことでしょう。

 

「毎日の食事が大変ね」と言う私に、

 

「彼が前にいたホストファミリーのホストマザーは全く料理をしない人だったらしく、

 

スパゲティオーとか食べていたみたいだから、大丈夫でしょう。」と。

 

え???

 

スパゲティオー?

 

そんなゴミみたいなもん食べさせていいの?(やめなさい)

 

恐ろしいわ~、アメリカ。

 

それに比べるとシェリーは料理上手なのでおいしいもの食べられるでしょう。

 

それにしても、こんな豪邸での留学生活。

 

これがアメリカの一般家庭と思ったら大間違いです(笑)