手から伝わる愛情 | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

在米26年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続24年、本業と共にサイドビジネスを起業し、早期リタイヤ目指すワーキングマザー。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

トーマスが友達のバースデーパーティーに呼ばれたので、

 

一緒にプレゼントを買うために急遽Walmartに行くことに。

 

土曜の朝、生理中、そしてWalmartと言うことで、

 

TPOに合わせて(え?)ノーメーク、ぼっさぼさの髪で行った私。

 

出来れば知り合いには誰にも会いたくない、出来るだけ人とのコミュニケーションは避けたい、

 

と思っていたのですが、誰かが背後から話しかけてきました。

 

女 「Ma'am」

 

え?私?と思いながら振り向くと、女性はささやくような小声でこう言いました。

 

女 「I don't wanna embarrass your son but...」

 

なになになにごと??

 

やだ、まさか私、パンツに血でも滲んでたかしら?

 

それとも鼻くそ?チ●毛?ついてた?

 

なに、この3つのうちどれよ?(いや、オイ)

 

女 「あんまりにも微笑ましくて話しかけちゃったわ。普通、この年の男の子はお母さんと手繋いで歩くなんて嫌がるものなのに。この子は本当にいい子ね。みんなこうあるべきよね。微笑ましいわ。」

 

トーマスは私だけではなく、へりや日本のじいちゃんばあちゃんとも自分から手を繋ぐような、Affectionをとっても好む子なんです。

 

私としては、もう結構な大人だし、人からみたらマザコンとか思われるかもな~なんて思っていたので、

 

こんな風に声をかけられてちょっと嬉しくなりました。

 

トーマスに、両親と手を繋いでいるところを友達に見られたら恥ずかしくない?と聞いたら、

 

恥ずかしくない、なんで逆に恥ずかしいと思うの?と言われました。

 

ずっと昔ブログに書いたことがありましたが、

 

私の同級生の野口君は、ご両親二人とも身体障碍者なのですが、

 

多感な年齢の時でも彼はずっと彼らの手を繋いで一緒に歩いたりしていると聞いたことがありました。 

 

同級生の野口君

 

うちと野口君の過程状況は違えど、きっとトーマスは野口君のような心を持っているのかも、と思いました。

 

子離れできてないとか、マザコンと人から思われるかも?と最近は思って、出来るだけ手を繋がないようにしていましたが、

 

人は人、うちはうち、もっと自分の気持ちに素直になってもいいんだ、と少し安堵しました。

 

ひょっとしたら、そういうのを恥ずかしいと思う日が来るかも知れませんが(笑)

 

と言う私は、文化の違いから、なかなか自分の両親と手を繋いだりハグをしたりって恥ずかしくてできないのですがね^^