つい最近、ニュースになっていた話題。
(CNN) 米デューク大学の教授が中国人学生らに対し、学内では母国語ではなく英語を話すよう強く求める内容の通知を行ったとして物議を醸している。英語を話そうとしない学生の研究機会の制限も示唆したため大学やソーシャルメディア上で大きな批判が巻き起こり、この教授は自身の専攻する修士課程プログラムのトップを退くことになった。
(途中省略)
同医科大学院のメアリー・クロットマン学長は当該プログラムの学生らに書簡を送り、二ーリー教授の電子メールについて謝罪。学生同士が会話する言語に関して制限は一切なく、教室外で話される言語がキャリアの機会に影響を及ぼすことは決してないと明言した。
多分、これを読んだ多くの人の感想は、
この教授のしたことは人種差別的行為であり、罰せられて当然、
仮にもダイバーシティーをうたい文句とするアメリカの有名大学で、
生徒が英語以外の言語を話して何がいけないのか、だと思います。
確かに。
それは私も同感なのですが、私の体験談も交えてちょっと付け加えたいと思います。
と言うのも、私が留学していた20年前、いや25年前?(私も年取ったわ?汗)
私も大学の先生におんなじこと言われました。
ちなみに、このデューク大学教授と同じ白人の女性の先生。
日本語話しちゃダメよ~。
英語オンリーよ~。
あ、今また日本語聞こえたわよ~。
日本人とつるまないで、できるだけ英語がネイティブの人とお友達になったほうがいいわよ~。
私だけにではなく、私以外の日本人生徒にも同じことを言っていましたが、
私を始め、私の日本人の友達も、
彼女のアドバイスをネガティブに受け取ったことは一度もありませんでした。
と言うのも、やっぱり私自身、せっかく留学しているのに、
日本人とつるみ、日本語ばかり話していても英語は上達しない、とわかっていたからだと思います。
でも実際には私も日本語話したりしていて、
その先生に見つかり、怒られたことも多々ありましたけどね(笑)
これは後で知ったことなんですが、この先生、
ご自身も日本に数年間住んでいたことがあり、そこで出会った日本人男性と結婚していて、
彼女も多少日本語が出来ると言う事。
そういうのもあったからこそ、愛の鞭でそう言ってくれていたんだ、と私は思っていました。
もちろん、同じアドバイスでもその人によって受け取り方は違うし、
アドバイスをする側も、ものの言い方、その人の人柄、性格で、相手の反応は全然違うと思います。
私はこのデューク大学の教授の事を全く知らないので、
それが人種差別的な意味を込めてのメールだったのかはわかりませんが、
ただ、先のコピペでも載せましたが、
「インターンシップの面接や研究プロジェクトの参加者募集の際、こうした中国人学生の行動を審査基準に含める可能性も示唆した。」
とあり、これは言うべき発言ではなかったと思います。
ここら辺がやっぱりビッチだったのかな~、彼女(やめなさい)
多分これ、みんなから好かれている教授ならば、
「きっと彼女はそんなつもりで言ったんじゃないと思います」
って守ってくれる声もあったように思います。
ハラスメントは、実際に本人にその意図がなかったとしても、
相手が嫌な思いをした場合、それが成立してしまいます。
ここら辺はほんと、近年厳しくなったように思いますね。
どちらにせよ、ほんと、私が学生だった20年前とはずいぶん時代が変わった、と言うのが私の印象です。
結論的に言うと、やっぱ中国人、かなり声デカいですよね∑(゚Д゚)(やめなさい)