精神的安定を与えた思いがけない習慣 | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

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在米26年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続24年、本業と共にサイドビジネスを起業し、早期リタイヤ目指すワーキングマザー。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

今日のブログは書くかどうか迷ったのですが、

 

それでも自分の記録として書くことにしました。

 

ずっと昔、ブログに私達夫婦とトーマスは一緒のベットで寝ていると書いたことがありました。

 

寝室は一緒で

 

寝室は一緒で~その後

 

寝室は一緒で~その後のその後

 

そしてつい最近までトーマスは私達と同じベットで寝ていました。

 

アメリカでは子供が赤ちゃんの時からモニターで監視しながら

赤ちゃんを親とは別の部屋で寝かせたりします。

実際にローラもへりが生後2週間の時に既に寝室は別々だったと言っていました。
 

アメリカ的な考えだと、寝室を別にすることによって、

 

子供は自分の部屋で寝る=独立心の確立、

親はプライバシーが出来る=夫婦の時間が出来る、ということなのでしょう。

 

以前も書きましたが、私は、アメリカと日本のスタイルを両方比べて、

その上で自分達に合ったものを実行しています。

なので、このスタイルが私達家族には合っているし、

だからと言ってトーマスが独立心がないわけでもなく、

私とへりの夫婦の時間がないというわけではありません。

 

そういう生活が長く続いたある日の事、
 
突然、トーマスがこう言いました。

 

ト 「今日から一人で寝る」

 

え?

 

私 「なんでいきなり?」

 

ト 「I am ready」

 

え?そうなん?

 

と言う事で、その日を境に、トーマスは一人で寝るようになりました。

 

子供の成長ってほんとこんな感じですよね。

 

ある日を境に急に変化する(笑)

 

今まで私は多くのアメリカ人の家族、親友から、

 

私の子育てスタイルを非難されここまで来ましたが、

 

最近偶然にもこんな記事を見つけました。

 

 

 

英語なのでリンクは載せませんが、興味ある方はググってください。

 

子供が寝付くまで一緒に添い寝するのは悪い癖ではない、と言う記事。

 

“The Benefits of Attachment Parenting For Infants and Children.” “The benefits … include less exposure to stress, which effects [sic] brain development and later reactions to stress. This has been shown to reduce mental health problems in later development.”

“Another important psychological benefit is secure attachment, which is the tendency of the child to seek contact with a parent when distressed and to be effectively consoled by that contact. The result of more effective emotion regulation and secure attachment … is that children engage more effectively with essential developmental tasks, including peer relationships and schooling.”

 

子供に精神的安心感与え、それが脳の発達を助け、

 

後々学校生活や、友人関係をなどにもいい影響を与えるとの事。

 

Ha!( ̄▽+ ̄*)

∑(゚Д゚)

 

もちろん、人それぞれだし、その子によって成長の仕方などは異なると思うので、

 

一緒に寝る=いい子になる、と言うわけではないですし、

 

こうしなさい、とアドバイスしているわけでも全くありません。

 

ただ、私達家族にとって寝室を一緒にするのは、とてもいい経験になったと思います。

 

私の母がずっと昔、こんな事を言いました。

 

自分は子供達に早く大人になって欲しくて、

子供(私達)がかなり幼い頃から寝室は別々にした。

でも、今思ってみると子供が子供でいられる時間なんて限られているし、

親が子供と一緒にいられる時間も限られている。

無理して寝室を分けなくても子供はいずれ大人になるんだし、

高校卒業したら親元から離れていってしまう。

だから、子供が小さい時くらい一緒に川の字になって寝てもいいと思う。

今思ったら、自分がそうしなかったことを後悔している、と。。。

 

私は今まで、トーマスの寝息を隣で聞き、

 

温もりを肌で感じ、その寝顔を見つめてきました。

 

どんなに辛いことがあっても、この子の寝顔がそこにあったからこそ、

 

私は(そしてへりも)ここまで頑張って来れたのだと思います。

 

今はまだ私にハグしてきたり、くっついてきたりしますが、

 

きっとこういうのも、ある日を境に急にしなくなるかも知れません。

 

そう思ったら、例えどんなに忙しくても、死にそうに疲れていても、

 

生理中で異性を受け付けない時も∑(゚Д゚)

 

この子との時間を絶対的に優先していこう、と改めて心に誓いました。

 

そして、子供と寝室を共有するという日本的なスタイルを受け入れてくれたアメリカ人旦那のへりにも感謝です。