じゃあ何の為のルールなのか | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

在米26年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続24年、本業と共にサイドビジネスを起業し、早期リタイヤ目指すワーキングマザー。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

NHKニュースでこんなのを見ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪市営地下鉄(現在の大阪メトロ)の運転士が、

 

ひげを生やしていたことを理由に人事の最低評価を受け、

 

それに対し訴訟を起こし、勝訴したと言う。

 

最初ここだけ読んだ時、たかがひげくらいで最低の評価を受けるなんて、

 

訴訟起こして正解ね♪ なんと勇気ある男性なのでしょう!と思いました。

 

ところが、読み進めてみると、当時の大阪市営地下鉄には「身だしなみ基準」があり、

 

そこにはひげをそった状態を理想的な身だしなみとする、と書いてあったそうです。

 

え?

 

だったら、アナタ、そのルールに従うべきだったんじゃないの?

 

もちろん、私も若い頃は日本のこういう堅苦しい身だしなみとか、

 

学校の制服、会社の制服、喪服(え?)

 

就職活動の時はみんなおんなじリクルートスーツ着るとか、

 

そういうのに心の中で反発していましたが、

 

学校には学校の校則があり、

 

会社にも社内ルールがあるわけで、

 

そういうのに従わず、個人の自由を奪われた、

 

と言うのはどうなのかな~と思います。

 

確かに、多少の自由は奪われたかも知れないですけどね。

 

日本は髪型にしろ、服装にしろ、いろいろ厳しいところがあるのは事実です。

 

中にはナンセンスなモノもあると思います。

 

今後、外国人労働者を迎え入れ、

 

学校でも外国人の子供達も増えていくのでしょうから、

 

これを機に、外見の基準を見直してみるのもいいかも知れません。

 

アメリカなんてそれこそプリKの頃から、女の子はお洒落して学校に来るし、

 

男の子だってモヒカンにして学校来たりしますよね。

 

会社でも、タトゥーばりばりにはいっている人とか、

 

ピアスいろんなところにつけたり、ピングだのグリーンの髪の色をしている人もいるわけで。

 

でもそれも職種によってやっぱり会社のルールも違いますよね。

 

私の働く会社でもドレスコードがあり、そして顔のピアス(鼻、舌など)は禁止です。

 

そして彼らはそのルールを守り、そうじゃない人には警告書を出します。

 

もちろん、外見だけで人を判断するべきではないのですが、

 

そういう会社のルールがある以上、それは守られるべきであり、

 

それに従わない人は、なんらかの低い評価を与えられてもしょうがないのでは?と思ってしまいます。

 

今回の勝訴の理由としては、

 

「ひげを理由とした人事評価は人格的な利益を侵害し違法」

 

と言う事でしたが、私的にはなんか納得いかないですね~。

 

じゃあ同じように、リーゼントで眉毛剃った学生が

 

「リーゼントを理由とした評価は人格的な利益を侵害し違法」

 

と言う理由で、学校相手に訴訟起こしたら、

 

果たして勝訴すると思います?(リーゼントって、いつの時代の話だよ)