日本にしかない常識 | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

在米26年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続24年、本業と共にサイドビジネスを起業し、早期リタイヤ目指すワーキングマザー。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

アメリカ人って、我が子自慢がものすごいですよね。

 

会社の同僚と話していても、うちの子はこんなにすごい、と言う自慢話になります。

 

私もそういう自慢話、大好きです。

 

学校の成績がいいとか、スポーツで試合に勝ったとか、

 

そういう、よそ様の子のサクセスストーリーを聞くと、自分の子のように嬉しくなります。

 

そしてその逆もあって、例えば子供が学校で勉強についていけなくて困っているとか、

 

何らかの発達障害があるとか、

 

普通ならあまり人に話したくないような事でも、他の人とシェアーする人も結構多いように思います。

 

私もトーマスの話を同僚にするんですが、

 

そうすると彼らも自分の子供の事のように喜んでくれます。

 

ブログでももっと書きたいと思うのですが、これでも書かないようにしています(笑)

 

私の両親もそうでしたが、日本では自分の子供自慢をするなんて滅相もないことでした。

 

例えもし誰かが、私の事を褒めてくれたとしても、

 

それを完全否定し、「うちの子なんて全然ダメです」と謙遜するのが礼儀なのでしょうね。

 

そういうことは、日本人なら誰もが知っている世間の常識で、

 

子供ですら知っていると思います。

 

でも、すっかり頭が欧米化してしまった私は、

 

日本で誰かがトーマスの事を褒めてくれた時、

 

当たり前のようにそれを完全否定した母をみて、少しイラッとしました∑(゚Д゚)

 

でもふと思ったんですが、

 

例えば、スポーツで日本人選手が活躍すると、

 

みんな自分の事のように応援しますよね。

 

そして日本人がノーベル賞取りましたと言えば、

 

みんな自分の事のように嬉しくなりますよね。

 

例えそれが全く知らないじいさんでも(やめなさい)

 

でも、それが個人の家庭レベルで、

 

「うちの子、超難関校に受かりました」とか

 

「うちの旦那、出世しました」とか言うのはご法度。

 

こういうの、日本で生まれ育った私達なので、

 

どれがOKでどれがご法度なのかわかりますが、

 

海外から来て日本に住んでいる人には難しい常識なんじゃないかな~と思いました。