会社のシェリーの旦那さんは、彼自身もビジネスパートナーと共に会社を経営しているのですが、
本人、そういう素振りは絶対に見せませんが、経営状態はあまりよくないようです。
最近ミッドライフクライシスを迎えているのか、セミリタイヤしたいと言っているみたいで、
もちろん、彼が働かなくてもシェリーがいるので生活には困る事ないのですが、
でもシェリー曰く、そういう向上心がない旦那には魅力を感じない、と旦那に言ったそうです。
これでもずっと経営者をしてきた彼なんで、50代にして今更会社勤めなんて絶対にしないでしょう。
シェリーと旦那さんは結婚生活20年ですが、
シェリーはやっぱりどこかで自分のビジネス(会社)は家族で守る、継続する、という頭があるので、
旦那は一切にビジネスに関わらせず、
もしシェリーが亡くなっても彼の元には一銭も入らず、全てが彼らの子供たちに行くようになっています。
さすが、シェリー。
正直、どんなに円満に行っている夫婦でも、所詮は他人。
特にお金が絡んでくると人格変わる人もいるので、
彼女のこの選択はとってもスマートなものだと思います。
ビジネスの事は旦那には一切関わらせない彼女ですが、
個人のお金となるとまた少し事情が違い、
亡くなった社長(シェリーの父親)から彼女が個人的に相続した現金も相当な額で、
旦那が、じゃあSushi Barを買収してレストラン業をやりたいから、
お金を貸してくれと行って来たようです。
なんで寿司バーなのかは不明です。
最初はメキシカンレストランと言っていたようなのですが、
ここ等へんはメキシコ人が経営するメキシカンレストランがたくさんあり、
メキシコ人はアメリカナイズしたメキシカンレストランには行くわけもなく、
そしてアメリカナイズしたメキシカンレストランはごまんとあるので、
寿司バーに挑戦してみることにしたらしいです。
それで、シェリーも旦那も寿司は食べないと言うことで(え?)
買収する前にこの寿司バーの味がどんなものなのか、
お金をあげるから私とジャネスに偵察に行って来て、と頼まれました。
それで行って来た寿司バー。
スポーツバーみたいな感じで、店内にたくさんTVがあり、
主にスポーツを観戦しながらカリフォルニアロールとか、枝豆、天ぷらをつまみにお酒を飲むって感じのところです。
アメリカはどこでもそうだと思いますが、バーと言ってもこういうところは禁煙で、
カウンターじゃなかったら子供が行っても全然OKなところでした。
とりあえず味見と言うことで、天ぷら、餃子、焼きそば、寿司、ビール、日本酒を頼んでみました。
味的には大したことないかな~(笑)
ちなみのこれはヘリのオーダーした焼きそば。
オーダーする時に、肉の焼き具合を聞かれて、
え?ステーキじゃあるまいし、なんでそんな事聞くんだろう?と思いましたが、
上にステーキが乗っているからでした(笑)
ちなみにヘリはここに醤油をどぼどぼかけて、
箸を反対に持って食べていました( ̄ー ̄;
ちなみに、トーマスも間違った箸の使い方しています(笑)
この辺りはお金持ちが集まる場所で、
彼らの乗っている車を見ても、アッパークラスと言うのがわかります。
シェリーは、「日本の味に近いかどうか見て来て」と言いましたが、
私的には、アメリカ人相手、それもあの地域で金持ち相手にビジネスをしたいのなら、
本物の日本食よりも、アメリカナイズしたメニューにしたほうがいい、と感想を述べておきました。
実際にこの店はアメリカナイズした味でした。
正直、日本人の私はこのお店はリピートはないな~と思っているし、
日本食食べいたいときは、ここじゃなく、日本人が経営、シェフをしているところに行きます。
まあでも、うちはへりもトーマスもアメリカナイズした日本食のほうを好むので、
結局こういうアメリカナイズしたところに行きますけどね(笑)