ビッチで可哀そうな女 | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

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在米26年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続24年、本業と共にサイドビジネスを起業し、早期リタイヤ目指すワーキングマザー。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

私の過去のブログを読んでくださった方は、
 
会社の同僚、アンの事を覚えている人もいますでしょうか?
 
アンは、会社のスーパーバイザーで、当時(5年前)既に70歳近くのババアでした(やめなさい)
 
アンは初代社長(社長の父)からの社員で、
 
それこそ会社が創立当初からいたような人なので、
 
社長も彼女には感謝してもしきれないと言っていたのですが、
 
アンは年齢が行くに連れて、どんどんクレイジーになり、
 
レイシスト的な発言を社員、そして客に対してするようになり、
 
正直、会社としてもなんとかしないと、
 
それこそ訴訟問題を起こしかねず大変な事になるというところまで来たところで、
 
社長がこんな対策をとりました。
 
それは、アンに退職金として、日本円にして約5000万円をあげ、
 
”リタイヤ”という形で退職してもらうこと。
 
正直、首にするのは簡単だったと思いますが、
 
ここ等へんが社長の懐の深さでしょう。
 
でも、アンはたかがハーフミリオンごときで50年勤めあげた職を奪われた、
 
と言って会社、そして社長を逆恨みし、
 
今までは私に対しても猫なで声で接してきたのに、
 
会社を去った後は急に態度が変わりました。
 
このビッチが∑(゚Д゚)
 
元々レイシストだった彼女ですから、
 
きっと私のことも本当は好きではなかったのかもしれませんね。
 
そうは思いたくないけど。
 
彼女が会社を去った後も、何かと書類上の関係で電話で話したりしたのですが、
 
それはそれは態度が悪く、もうこの女とは二度と関わりたくない、と思っていました。
 
ところが、今回社長が亡くなった時、
 
シェリーに、「何か私にできることがあったら何でも言ってね」と言ったら、
 
こんなお願いをされました。
 
「アンにDadが亡くなったのを知らせてくれる?」
 
そう来たか( ̄ー ̄;
 
それで5年ぶりにアンに電話をしたんですが、社長が亡くなったことを伝えた時、
 
アンが開口一番に言った言葉はこれでした。
 
How did he die?
 
は?( ̄  ̄)
 
ほんと、こういう時にその人の本性って出ますね。
 
初めは私も彼女に対して怒りを覚えましたが、
 
今となってみると、あの年になってこんな風にしか生きれない彼女を可哀そうに思ったりします。