常識の学び方 | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

在米26年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続24年、フルタイムで働いているワーキングマザーです。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

世の中のルールとか規則って、

きっと自分で経験しながら学んでいくものなんだと思います。

トーマスは7歳なんですが、学校やデイケアで教わったことはきちんと守っています。

順番を守りましょうとか、信号が赤だったら止まりましょうとか(笑)

でもまだまだ未経験なことも多く、

ルールがわからないこともあるみたいです。

例えば、一年生になってから、毎週スペルテストがあるんですが、

一番最初のスペルテストの時、彼がこんな発言をしました。

私 「今日はスペルテストあるね。

   毎日練習してたから落ち着いてやれば大丈夫だよ。」

ト 「マミー、僕にいいアイディアがあるよ。

   スペルテストは紙を見ながら書けばいいんだよ。そしたら100点間違いなし。」

(  ゚ ▽ ゚ ;)

私 「それはCheating(カンニング)って言うんだよ。

   それをやったらテストの意味がないの。

   絶対にカンニングをしてはダメだよ。

   それやったらマミーが学校に呼び出しくらうくらい大問題なの。」

ト 「I am sorry。。。」

今にも泣きだしそうなトーマスの顔を見て、

無知って恐ろしいと思いました(汗)

そしてもう一つは、毎回スペリングテストで100点取った時に

ご褒美として1ドルあげるんですが、その時もこんなことがありました。

余談ですがこのご褒美の1ドル、ローラが始めたことだったのですが、

結局毎回あげるわけではなく、いつしか私の役目になりました。。。

私 「そういえば、まだ1ドルあげてなかったね。」

ト 「あ、大丈夫。さっきマミーのお財布から1ドルとったから。」

(  ゚ ▽ ゚ ;)

いつもお金あげる時に、

「マミーの財布持ってきて~!」と言ってトーマスに持ってきてもらっていたので、

きっとトーマスの頭の中では

その手間を省いた=言われる前にマミーのお手伝いをした、と思っているのだと思います(汗)

私 「そっか、いつもマミーが財布持ってきてって言うから、

   言われる前にやってくれたのね。

   でもね、お金に限らず、誰かの了解を得ずにその人のモノに触れたり、

   ましてや財布からお金を取ったりする事は、Stealing(泥棒)なんだよ。」

ト 「I am sorry。。。」

Stealingと言う言葉を聞いて、自分のしたことの意味が分かったようです。

Cheatingにしろ、Stealingにしろ、自分の子をかばうようですが、

悪気があってしたことではないんですよね。

そう思った時、ひょっとして世の中のルールを守れない大人の中には、

こういうのを経験してこなかった人もいるのかな?と思ったり。

普通の常識を持った人からしたら、ごく当たり前のことだけど、

案外そうじゃないのかも?なんて一瞬思いましたが、

いやいや、大学の替え玉受験とかオレオレ詐欺はどう考えても確信犯でしょって言う(笑)




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