Soulmate -48ページ目

Soulmate

汝、愛されたければこそ、愛せよ。

$ソウルメイト


「甘え」


すさんだ心をふくみ、


虚しさで舌ころがす。


歳のゆきすぎた赤子。


ころげ落ちないですんでいるのは


きっと、あなたがいるからです。




$ソウルメイト



「大人の世界」


川岸の草原で、


はりついた紙をひきはがしながら見た大人の世界。


クリックひとつで見える世界は、


デジタルで汚れた


大人の露骨なエゴの城。




$ソウルメイト



「試験」


まるで学校の試験のような


クイズ番組をいっぱいやってるな。


そんなに今生きるのが辛いのか。


ワシは試験はゴメンやで。




$ソウルメイト



「平凡」


来る日も、来る日も


平凡な日が続く。


ときどきやってくる特別な日のために。




$ソウルメイト



「交わしあい」


口びるを交わす。


とぎれた感情が流れ込む。


口びるを交わす。


求めていた感情が流れ込む。


想いがひとつになる入り口。




$ソウルメイト



「スカイツリー」


ワシのスカイツリーはいかがかな?


前売り券も予約もいらへんで。


あんただけの特等席を


ご用意しております。




$ソウルメイト


「星」


ひとりでみる星。


ふたりでみる星。


みんなでみる星。


輝き方が違うのはなんでやろ?


それでも星は輝いている。






<あとがき>

変な詩集 よん のコメントをたくさんいただいたので

調子にのって新作をアップしてみました。

現実はいつもシビアで、

夢を見てもなかなか叶うことはありません。

そういう現実に、

大人も子供も生きている。

日食の時のように、

皆が空を見上げることが、

めずらしくなったけれど

上を向いて生きたいですね。

次回をお楽しみに。


過去作品
変な詩 いち
変な詩 に
変な詩 さん
変な詩 よん

$ソウルメイト


「行き着く先」


不平不満をはく者。


不平不満を聞く者。


聞いた者が、また別の者に不平不満をはく。


まわりまわって行き着く所は


癒す者という、行き先のない核の廃棄場。



$ソウルメイト


「かなわんもの」


愛してる?


愛してる!


愛してるw


愛してる@


1000文字のwordより


1回のハグには、かなわへん。




$ソウルメイト



「よろこびか」


マンションを建てる。



家賃収入を計算するよろこびか。


住んでくれる人々への感謝のよろこびか。



オムライスを作る。



安く作れたことのよろこびか。


食べる人の笑顔のよろこびか。



人生の終焉をむかえる。



残せた財産のよろこびか。


悔いのない人生のよろこびか。





$ソウルメイト



「はんぱな羽根」


気持ちの羽根。


現実の羽根。


2つそろってはじめて高く飛べるねん。


はんぱな羽根は


同じ所を


ぐるぐる回るばかり。





$ソウルメイト



「測れぬもの」


10年前の未解決事件のニュースをみた。


逆算して、当時をふりかえる。


「あれから10年しか経ってないんか」


数字は10年。


想い出は20年。


想いは、時計では測れんのやな。




$ソウルメイト



「混沌」


混沌とした休日。


これは、これで幸せなんかな。


人に触れたのは、コンビニの支払いの時のみ。





<あとがき>

ひさしぶりの変な詩集はいかがでしたでしょうか。


良い悪いは別として、

行為や物事は、見方によって2面性を持ちます。


世界中でも、悩み続ける成長戦略か? 緊縮か?

原発を再稼動するか? 否か?

など岐路の問題もそうです。


それも、行きつくところは人それぞれの幸せのあり方。


貧乏でも、気持ちさえあれば幸せと思いたいけれど、

お金がなければ、健康の維持も教育もできないのが実情。


かといって、便利で快適を目指し利己的になってしまうと

心が荒れていきます。


変な詩集は、いろんな思いをこめています。

次回をお楽しみに。


過去作品
変な詩 いち
変な詩 に
変な詩 さん
$ソウルメイト



パパン、パンパン。

世の中には、

お金に執着しすぎて、

いつのまにか命よりも大事になってしもた、かわいそうな人がおりますな。

そういう人のことを“守銭奴”と申します。


そんな守銭奴たちにまつわる一席。


パンパン。


ある山奥に、そこにしか咲かへん花が咲いとりました。

その花ちゅうのは、大変美しく光りがあたるたんびに、

色が変わるめずらしいもんでした。


ところが、そこの土地を持ってた九作は、

花のことなんか、これっぽっちぃも気にすることなく、

ほったらかしにしておりました。


お天気のいい日に、その花を見つけた者がいます。

「なんと、美しき花や。これは雅じゃ」

都で、高名な茶人が新しい美を求めて散策をしていた所やった。


一輪、花を摘んでそのまま都へもちかえり、

茶会で活けたとたん、

「この花はホンマ雅や。どこに咲いているんや」

と噂がいっきに広まったそうや。


噂が広まって、都の連中はちまなこに探したんやが

いっこうに見つからへん。

そらそうやな、九作の土地にしか生えんのやから。


そうこうしてるうちに、九作にも噂は届いきよった。

都ではその花の名を、桃源花と名づけられとった。


「ひょっとして、ワシの土地にはえとるあの花とちゃうか?」


九作は、試しに桃源花を都に売りに行きよった。


都の連中が沸き立った。


「桃源花や。まぼろしの花や」


その日から、桃源花は売れに売れ、

たちまち九作は大金持ちになりよった。


自分とこの土地にしか生えん花、

労せずとも銭は懐に入ってくる。

もともと怠けもんで、維持の悪い男やったから

財にかまけてますます拍車がかかりよった。


そんな九作に、ひとりの女が家を行き来するようになったんや。

この女、大金持ちの一人娘で何不自由なく育ったわがまま娘。

名は摩珠。

噂の男、そして金があふれるくらい持ってることを知り、

九作への想いはこれっぽっちも持つはずもなく

なかば押しかけ女房の形で、とうとう嫁の座を射止めよった。


九作と嫁は、毎日のように入ってくる銭を

奪い合うようになっていったんや。


銭の魔性にとり憑かれ、

「銭がすべてや。銭さえあれば何でもできる」

夫婦の銭の奪い合いは、前にも増して激しくなっていきよった。


御殿のような家の割には、

人の行き来を拒み、

桃源屋敷と都の連中からは陰口をたたかれるようになったんや。


対立は続いたんやが、欲が強いもんが勝つ。

九作は、息子たちと財産を残してポックリ逝ってもうた。


九作の財を得た摩珠は、ますます銭の魔性に染まっていった。


パパン、パンパン。


月日は流れ、何もせずとも生えてきた桃源花も年を追うたび

花を咲かすことがなくなり、

数えるほどにしか咲かんようになってしもた。


パパン。


長男が嫁を迎えた。

この嫁がまた、若い頃の摩珠を思わせる性格をしとった。

老いてきた摩珠を養うという理由で

ことある度に、銭をせしめてきよる。


老いには勝てんはな、あれだけしがみついとった銭が

嫁に吸い取られていきよる。


パパン、パンパン。


ある日、摩珠の手から木の根のようなもんが生えてきよった。

最初は、気にもとめんかったが

だんだんいろんな所から根が出できよる。

息子や嫁に銭を渡しては、高名な医者を呼んでほしいと頼むのやが

連れてくるのはヤブ医者ばかりやった。

哀れやな。



やがて、根が地に根付いて摩珠の姿ではなくなり

不思議な色をなす、花になってしもた。

息子にも嫁にも、姿を見せなくなったことに気にもされんうちに

「また、新しい銭を生む花をみつけたわ」

と言われるしまつ。


九作の土地に生えとった桃源花も、ひょっとしてそうしてできたんかもしれまへん。

当然、息子にも嫁にも根がはえてきたのは言うまでもありませんな。


銭は無ければ困りますが、ありすぎると人の心を無くしてもうて

銭の魔性にとり憑かれてしまいますわな。


くわばら、くわばら。


パン。



<あとがき>

世の中、お金があれば欲しいものも環境も買うことができる。

普通に生活をおくるのもお金次第。

無ければ地獄。

でもお金では買えないものも、大切です。


世に中が、銭の魔性に操られているのかもしれませんね。


幸せってなんだろうと考える今日このごろです。


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<一夜目 あらすじ>
<二夜目 あらすじ>
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こどもの日にちなんで、

今後に予定連載を予定している、ブログ漫画企画のスケッチを大公開。


ソウルメイトでは、大人向けにいろいろアップしてきましたが

180度ちがった、大人も子供も楽しめる漫画を企画しています。


この企画は、4年ほど前から暖めてきたものです。

子供のいない私が、

らくがきで書いた「こさる」というキャラクターを

別れた元連れ合いと遊び半分で、話しをするうちに

いつのまにか、キャラが一人歩きしはじめ

実際に存在するかのように動き始めていました。


そのままにしておくのももったいないので

ブログ漫画の形で発表しようかと予定しています。


ソウルメイトとは違った世界を、お楽しみいただければと思っています。


簡単な世界観を紹介します。

すももという踊りの師匠をしているおばあちゃんが、

なるたろうという独身男に「こさる」という5歳児を

一時あずけるつもりで連れてきました。


そのうち、こさるがなるたろうの生活が気にいり、

居候生活をはじめます。

やがて、すももばあちゃんが

次から次へといろんな子供たちを連れてきてきます。


困ったことになったとなるたろうは思うのですが、

こさるたちのおこさまワールドに

ひきずりこまれ、ほのぼのとした笑いを感じていくという

ギャグ漫画です。


発表スタイルは、1コマを漫画にして

会話を文章でと考えています。


ソウルメイトとは別ブログで公開するつもりなので

時期がきたらソウルメイトにて発表します。


ソウルメイトでは、コメントしづらい内容でしたが

こさるんバでは、コメントしやすいとおもいますので

そのときはよろしくお願いします。


プロフ写真では、いかついおっさん写真だったり

内容も重いものも多いですが

実はこっちのほうが、素に近いかもしれません。

絵のほうもこちらが本道かも。


こどもの日ということで、

少しご紹介してみました。

きたない字で読みにくくてごめんなさい。

どんな話になるか、想像していただければと思います。

$ソウルメイト




鳳凰。

古代中国では、風の神または使いとして伝えられる伝説の鳥。


かつて、巫女といわれる神の使いの女が

舞い、祈祷しながら

世の中の風を読み取り

政を左右したといわれる。


炎を身にまとい

天をさす。


混沌とした今、上へ向かえと。



<コメント>

左右の裏表の手は、

物事、人の心の裏表を表しています。


髪型は、アフリカの原住民が発祥の

現在はダンサーやアーティストのトレンド、トレッドヘアです。


混沌とした世の中は、女性が元気な時。

先の見えないからこそ、天を目指す精神が大事だとおもいます。


いわゆる、モデル体型がもてはやされていますが

歴史的な絵では、豊満な女性が美とされています。


豊満な女性こそ、安心と愛情の象徴であってほしいものです。

次回作をおたのしみに。

$ソウルメイト


この遊園地も今日で閉鎖なのね・・

来るのは、何年ぶりかしら。

ベンチの場所も変わっていない。


あなたから手紙を送ってくるなんて思ってもみなかった。

不器用なのに・・


私たち、若かったわ。

ちいさな町工場。


オイルまみれになりながら、

懸命に働いた。

インスタントラーメンが、唯一のご馳走だったこともあったわね。


顔のペンキのはげたメリーゴーランド。

この子、目が赤いわ。

夕日が映っているのね。


こうして、髪をなびかせながら

笑顔をみせながら、幸せだった。


でもね、私はひとりじゃなくなったの。

向こう岸にいるのよ。


あの町の灯が、私たちの想い出の星。

願いは別々だけど、

想い出星はずっと輝いているわ。


返事は書きません。

あなたは、あなたらしく生きてね。




<あとがき>

ひさしぶりのお伽話です。

しばらく文を書いていないので、

肩ならしということでお許しを。

短いですが、昭和歌謡の世界。

ペドロ&カプリシャスのオマージュです。

こういった切ない話、好き。


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ジャニス ジョップリン


1960年代に、彗星のごとく現れ散っていった白人ブルースシンガー。

しゃがれた振り絞るようにシャウトする歌声は、

人々を魅了する。

ふりかえるような美貌、おせじでも容姿が恵まれているわけではない。

若い頃にはじめたクスリや酒に蝕まれ

常にコンプレックスを持ち、愛情を求め続けていた。


それでも、愛して欲しいという想いを

歌にのせ、唄い続けた。


蝕んだクスリの影響で

若くして天に召される寸前の録音。

「メルセデス ベンツ」

というアカペラの仮録音をしている。

ボロボロになりながらも

ささやかな夢や希望を持ち続けていたのだ。





久しぶりのおもひではららです。

私は、洋楽も邦楽も両方愛しています。

邦楽は、音の想いを感じながら

洋楽は、意味はわからないけれど歌の魂を聴いています。

ジャニスの曲は、底から湧き出てくる魂を感じる。

日本の歌の女王、美空ひばりの歌は

海外でも意味がわからなくても、心に訴え愛されると聞いています。


容姿や不遇の中で、コンプレックスをいだいたり

うまくいかない人間関係、

苦しい病の重荷を持たれている人々がたくさんいます。


それでも、希望をもって前へ、力強く生きよう。

そうジャニスの歌から伝わってきます。


春先にいつも奮い立たせてくれる曲。

「コズミック ブルース」を聴いてみてください。

魂を感じます。




「Kozmic Blues」 Janis Joplin



$ソウルメイト



ロックが音楽として根付いた歴史は浅い。

ロックンロールとしという名で、

黒人と白人音楽が融合され、アメリカで誕生した。

社会への反骨精神が、

民衆の音楽として自然発生したのだ。

60`sに入り、

ロックンロールがロックへと様々な方向に転がり続けだした。

スタイルもビートも変貌をとげたが、

精神は、まさしく道端にころがる石のような民衆の音楽なのだ。


<コメント>

この絵は、1月頃描いたものです。

小説の関係や、描きたいものが変わったため

しばらくお蔵入りしていました。


ひさしぶりに手にとって原画を眺めていたら、

今の私の精神状態にフィットしたので

お蔵出しさせていただきました。


私にとって、音楽は創作の源。

欠かせないものです。


次回作をおたのしみに。
$ソウルメイト




花びらが散り、

やがて大地と結ばれる時がやってくる。


希望と願いが

命となって、次の新しいステージへと受け継がれる。


芽生えから、成長の季節へ。




Gallery talk Ⅷ 春舞 連作1

Gallery talk Ⅷ 春舞 連作2


<コメント>

春をテーマの連作の最後の作品です。

新しい環境、新しい出会いの季節ですが

今の生活や感情に縛られ抜け出せず、

見るもの、感じるものが狭く窮屈に感じることもあります。


それでも自然は、時計の針のように

淡々と役割を果たしています。


永遠に、今の状況が続くわけではありません。

いやでも周りは季節のように変わっていきます。


一歩踏み出すことが大切ですね。



次回作をおたのしみに。
$ソウルメイト




春の女神といえども

天地の力がなくては、豊かな育みは創りだせませない。


待つだけでは、次の季節はやってきてはくれない。

冬の間に蓄えた力を

惜しげもなく前向きに出すことができれば

道は開かれていく。


無意味なことは、何ひとつなく

連鎖の中にある。



Gallery talk Ⅷ 春舞 連作1


<コメント>

春をテーマにしたもうひとつの作品です。

恋愛の1シーンと見るか

自然の摂理とみるか

皆様のイメージで物語を作ってみてください。


次回をおたのしみに。