ほとんど思春期らしい時がなくママっ子だったひとりっこ娘。
高校生になっても、「ママ大好き」といつも言ってくれた娘。
高3のときに進路の話し合いで意見が衝突しはじめてからか距離を感じるように。
「ママとは考え方が違う」と言われ、実際に娘と私の性格は全く違うのです。
大学生になっても、下宿のこと・おこづかいの額・門限のこと、なにかとぶつかりモヤモヤとした日が続いていました。
第一志望の大学に合格させること、それが叶えばすべてうまく行くような気がしていましたがそうではなかったのです。
そんな中、あるウイルス性の感染症を発症。
一週間ほど大学も休みました。
そしてこれまで母親に対して強気だった娘が、とつぜん以前のように甘えるように
ずっとべったりだった娘が突然離れていって、衝突ばかりしていたところに以前の娘がもどってきたようで心が穏やかになりました。
頭では「子離れをしないといけない」と分かっていたけどあまりに突然でついて行けなかった日々でしたが、この1週間のおかげでなんとなくふんぎりがついてきたような気がします。
すっかり元気になったら元にもどるとは思うけれど、心の底には母親に頼りたい心が残っているのだと分かり、私も大人になろうと思います。