コーヒー
タイの田舎の人は、日本でいうと40年位前の日本のじぃちゃん、ばぁちゃん・・・という感じだ。
若者のことはよく知らないが、ウチのタイ人の同世代(40~50歳)の人は、けっこう昔の人っぽい。
バンコクに住む人がまた別だろうけど。
先日来ていた突然の客。
私がいないときにコーヒーを飲みたいといったそうだ。
ウチはコーヒー豆をミルでひいて入れている。
ウチのタイ人が、豆を挽いていると客人がやりたいといったそうだ。
ゴリゴリと挽き終わったのを見て、ウチのタイ人が入れ方を説明しようとしたら。
「わかってる。」
なので、あとは任せてほかの事をしていたらしい。
しばらくして、コーヒーを飲んでいる客人に味はどうかと尋ねたら、客人はスプーンでくるくるくるくる・・・かき回しながら、こう言ったそうだ。
「溶けにくいなぁ・・・このコーヒー」
そりゃぁ、溶けないよなぁ。
日本人には笑い話だけど、知らないタイ人には困ったコーヒーだったことだろう。
もちろん、入れなおしてあげたら、とてもおいしいといったそうだ。
よかった。
夫の客人
ウチのタイ人の生まれ故郷の友人が来た。
タイ人の友だちが来る時は、いつも急だ。
ウチとは約800キロほど離れている所から来るのに。
車で12時間ほどもかけて。
朝10時ごろ。
「近くまで来たので遊びに行きたい、道を教えろ」との電話。
すでに、ウチからわずか10分くらいのところまで来ている。
いきなりだ。
急に思い立って来たのか・・・?
それにしても、12時間かけてやってくる道中に、連絡しようとは思わぬか?
12時間かけてやってきて留守だったらどうする??
しかも。
「泊まる」という。
男4人連れでそのうち、ウチのタイ人の知り合いは一人。
あとの三人は「はじめまして」だ。
12時間かけて、やってきたのに。
見知らぬ人の家に来て、ごろごろ寝ているのは、なぜ?
手土産にウチのすぐそばの卵の直売所で、卵を36個(3ダースだ)買ってきたのは、どういう意味だ。
我が家は、たったの二人家族。
見知らぬタイ人が4人、我が家でごろごろ昼寝をしている。
私の大事な日曜日に。
わからない事だらけで、一晩が明けた。
客人は起きるなり、急にウチの前の道で洗車を始めた。
人の家で、いきなりの洗車。
嫌な感じなわけではない。
あまりにも、わからなくておかしい。
一日目 夜通し12時間運転。
二日目 よく知らない人の家で終日ごろごろ昼寝。街中で夕食。
三日目 早朝より、洗車のあと、一路帰宅(12時間)。
みんな機嫌よく、帰って行ったけど、こんなツアー、楽しかったのかね。
ウチは北部にあり、ウチのタイ人の故郷は海辺で暑いので、北の冷たい空気にふれて喜んでいたらしい。
ほんとうにそのためだけに来たのなら、実はすごく豪華な旅だったのかもしれない。
さむさ。
私はタイという国のチェンマイという町に住んでいる。
ここは、タイでも北のほうにある町だ。
いまの季節は乾季。
雨季が終わって、これから3ヶ月ほどは雨がまったく降らない。
タイというと、常夏・・・と思う人が多い。
私も、住むまでそう思っていた。
タイについての本を読んだりすると、よくこう書かれていたりする。
タイには季節が3つある。
「暑い、けっこう暑い、すごく暑い」
バンコクや南のほうは知らないが、チェンマイや北部タイに限っていうと、これはあてはまらない。
この時期、北からの風が強くなると、朝晩は意外と肌寒い。
タイの家は暑さを考えて建てるので、やたらと風通しがいい。
我が家は窓だらけだ。
風の強い日は、船上で暮らしているようだ。
なぜかウチのタイ人は、窓を閉めない。
船の上のように風が強くても、だ。
窓を閉めると、息ができなくなるらしい。
そんな吹きさらしの家に住む私。
昨日の夜の私の服装は、フリースの長いパンツ、長そでシャツ+半そでシャツ+フリースの上着、くつした。
ちなみに寝る時は、綿毛布+薄い羽毛の上掛け。
パジャマはもちろん、冬用だし、くつしたをはいて寝る時もある。
寒い・・・というのは、なんだか貧乏臭くてみじめだ。
ところが、ウチのタイ人は
「さむい~~
」と喜んでいる。
寒くてうれしいらしい。
布団に包まって
「ひひひひ・・・・さむい~~! いいねぇ~~」
ただし、日差しはさすがタイの日差し。
日の当たるところへ出ると、とても暑い。
家から外へ出かける時は、長袖を脱いで半そでになって出かける。
汗がじと~っとでてくる。