ウチのタイ人 -3ページ目

となりの家、はじまり。

ウチのとなりは空き地だった。

先月、買い手が決まり、工事が始まった。

タイ式木造の家を建てるらしい。


家を建てるには、柱が肝心。

コンクリートでも木造でも、まず柱の穴を掘るところからはじまるようだ。


我が家はコンクリートの家で、穴はショベルカーで掘った。

となりは、スコップで掘っている。

木造の家だから・・・?


ウチのタイ人-スコップで掘る


炎天下、お兄ちゃんがどんどん穴の中に埋まっていくさまは、自分の墓穴を掘る囚人のようだ。





墓穴、ではなく柱の穴を掘りながら、労働者の宿舎の建設も行われる。


ウチのタイ人-宿舎建設


工事期間中は、何人かがここに住む。

現場が遠いからではなく、資材の盗難防止要員だ。





そして、これが現場事務所。


ウチのタイ人-事務所


現場監督、その家族(なぜか、ヨメが一緒に来る)が、休憩したり、ごはんを食べたり、図面のチェックをする。



ウチのタイ人-仕事、もしくは昼寝

仕事なのか、昼寝なのか・・・不明。






現場監督はタイ人、労働者はタイヤイ族。

昼ごはんも、休憩も別々に取る。


ちなみに、北部地区の肉体労働者の平均的な賃金は、日給で170バーツ(約500円)ほどだ。








週末市

私が住んでいるのは、タイといっても北のほうなので、意外と気温が低くなることもある。

山の上は、当然町よりもすずしい。

そんな山に、少数民族の人々が住んでいる。

山の上でいろいろな野菜を育てて、町へ売りにやってくる。


ウチの近くの週末市に行くと、山芋、ごぼう、さといも、春菊など、うれしい野菜をみかける。

しかも、安い。


タイヤイ族のおばちゃんは、お豆腐を揚げて売っている。

要するに、厚揚げだ。

おばちゃんの揚げ方は、火が強いのか、お豆腐にすが入ったようになるので、私は生のものを買って来て、自分で揚げる。

このお豆腐、日本の木綿豆腐をよ~~く水切りしたようなもので、揚げてもピチともはねない。

厚いまま揚げれば、厚揚げで、薄く切ってあげればあぶらあげだ。

この自家製、揚げを作り始めてから、スーパーのあぶらぎったお揚げには目もくれなくなった。

おいしい、しかも安い。


昨日、ふと思いついてこのお豆腐でがんもどきを作った。


おいしい。


このタイヤイ族のおばちゃんは、唐辛子入りこんにゃくも売っている。

日本から離れた山の中でも、こんにゃくを作って食べている人がいる。





公務員。

タイにすんでいる私は、何かとタイのお役所のお世話になる。


昨日行った役所は、入国管理事務所だ。

パスポートが新しくなったので、古いパスポートに記載されている、一年間のビザを新しいほうに記入してもらうのが目的だった。


窓口で、ノートに名前を記入する。

こういう目的できたのだけれど、コピーとか申請書とか用意しておくものはあるか?

と聞いた。


「呼ばれたら、その時、聞け。」


待つこと一時間。

窓口で、まだなのかと聞いた。


「つぎのつぎ」

どのくらいかかるか聞いた。


「しらない。一時間かもしれないし、二時間かもしれない。」


待つことさらに一時間。

窓口で再度確認。


「もう、呼ばれたよ。ほら、名前が消してあるでしょう?聞いてなかったんでしょ!」


私の名前のあと5人の名前が消してあり、それ以降名前はない。

要するに、もうだれも待っていなかった。

一度呼ばれたら、二度と呼んでもらえないシステムらしい。

たとえばトイレに行ってたら?

私に与えられたチャンスは一度きりだったようだ。


ずっと同じところに座ってたし、どう考えても呼ばれた覚えはないんだけれど。


気を取り直して、手続きをお願いする。


「古いパスポートのすべてのページと、新しいパスポートの写真のところをコピーして来て」


最初に言ってくれれば、2時間の待ち時間でできたものを・・・。

コピー屋まで行って、30ページ分コピーする。

そのすべてにサイン(名前は字画が多くめんどくさい)


「申請書は?」


だから、最初にないのかって聞いたじゃん!


「こっちだって、忙しいのよ!」


はぁ~。


タイの公務員は、ホントに偉い。

忙しいところわざわざすみませんが、この手続きをよろしくお願いできませんでしょうか・・・というかんじだ。


こういう日は、きっとぅん(タイ語で恋しい、なつかしい) 日本だ。