水
となりの家の工事に引き続き、また水を求めてタイ人がやってきた。
今日は「もらい風呂」だ。
何でも、彼女の住宅地一帯が3日前から断水しているそうだ。
ラッキーなことに、彼女のお母さんが大きなかめ三つにに水をためていたので、今日まで何とかしのいできたそうだ。
家にかめが三つあるというのも、そこに水をためてあるというのもオドロキだ。
それでも、彼女とその夫、その息子4歳、1歳も、2日間シャワーをあびていないそうだ。
昼間は、38度になろうというのに。
ふつう、タイ人は気温が上がるとシャワーをあびる回数がどんどん増える。
たとえば、ウチのタイ人の休日はこんな感じ。
朝、起きて、シャワー。
庭に水をやり、シャワー。
昼ごはんを食べて、シャワー。
昼寝のあとで、シャワー。
夕飯の後で、シャワー。
寝るまえに、シャワー。
そんなタイ人が2日もシャワーをあびていないとは・・・。
どうやら、上水道の水道管が壊れて、修理に手間取っているらしい。
しかも、壊れた日が日曜日だったので、その日は修理が行われなかったとか。
すっきりして、バイクに四人乗って帰っていったけど。
さて、明日は水が出るのだろうか・・・・?
となりの家、完成か?
しばし、中断していたおとなりさん。
きのう、おとといと急ピッチで工事が進み、完成間近だ。
とはいっても、それは簡易宿舎の話。
我が家の時に比べると、かなり上等でかわいい小屋ができつつある。
お食事用のテーブルと机まで製作したようだ。
しかし。
のんびり、そんな事をしていている事態ではないはず。
トイレ横の井戸、ポンプをつけなければ何の役にも立たない。(さすがに、トイレは移動した)
ふつう、井戸掘り職人は、井戸を掘ってポンプの設置、水が出るかどうか確認するまでが仕事だ。
ウチの裏に住む井戸掘り職人は、毎日のようにポンプはまだか・・・と、のぞきに来ていた。
ところが、どういうわけかポンプを購入する気配もなく、そのうち井戸掘り職人は来なくなってしまった。
そして、昨日。
とうとう、ポンプがやってきた。
井戸掘り職人を呼びに行くと
「釣りにいって、夕方まで戻らない」
現場監督、設計者で設置しようとするも、水は出ず。
この日は、セメントを柱の基盤に流す作業予定。
水がないと、セメントはただの粉末。
それだけではない、前から疑問に思っていたのだが、トイレはどうしているのだろう。
結局、庭に水をやっていた、ウチのタイ人に水を乞う始末。
ポンプが来ることは前日にわかっていたという。
なぜ、前日に井戸掘り職人に連絡しない??
私 「タイ人って、計画性ないよね。」
ウチのタイ人 「うん、北タイ人って、いつもこうだよ。」
ちなみにウチのタイ人は中部タイ人だ。
となりの家、中断。
順調に穴掘りも進み、現場用の簡易トイレの建設も無事終了。
と思いきや。
きのうから、作業が中断している。
原因は、簡易トイレの場所だ。
写真、トタンばりの小屋が簡易トイレ。
地面に穴を掘って、その上に便器を置いてあるだけの、まさに簡易トイレ。
問題は、そのトイレの手前の木の根元。
そこに、井戸が掘ってある。
水はそこからパイプを通り、3層ほどの浄化槽を通り、家庭用の水として使う・・・つもりらしい。
ウチの水もそうやって使っている。
(大通りまでは、上水道が来ているが、近くの路地までは水道管が来ていない。ご近所は、みんな地下水をくみ上げて使用している。)
井戸はずいぶん前から掘ってあった。
なのに、どうして、その数メートル先にわざわざ トイレを建てるのか。
ひろい空き地があるのに。
いくら、飲み水、調理に使わないとはいえ、その水で洗濯し、シャワーをあび、歯を磨く・・・。
考えただけでも、楽しくない。
家の建築主は、そのトイレと井戸があまりの接近に、困っているらしい。
1.トイレを別の場所に動かす。
2.井戸をもうひとつ別の場所に掘る。
3.大金を払って、上水道の水道管を自費で延長する。
1から順に値段が高くなり、1から順にかかる時間が長くなる。
選択の余地なく、1だと思うのだけど。
まだ、どうするか決めかねているらしい。
簡易トイレで、こんなに滞っていて大丈夫か?
ウチを建てた時も、相当にたいへんだったが、今回はお隣だけに余裕で観察だ。

