コンデンサーテイスティングオリンピック!
前回はGibsonビンテージ搭載のコンデンサーでは最もメジャーなbumble beeをチェックしましたが…
今回はbumble beeに次いでメジャーと言える…
BLACK beauty !
をチェックしたいと思います。
アップ出来るのが3動画なので…
BLACK beautyとbumble beeの比較を両者とも、ど真ん中の数値0.022μF400Vで行い…
その他の数値のサンプルはBLACK beauty 0.022μF400Vとの比較でいかがでしょうか?
…そうですか、ではそういう事で!
BLACK beauty 0.022μF 400V
*後半にbumble bee 0.022μF400Vの音源があります。
バイト感は高く、明るく、軽くなりつつ、中低域に心地よい空気感があるので、ES-335などに使われるのは良くわかりますねぇ…
あと、BLACK beautyは静電容量が上がると、中高域にプリプリした、弾むような独特な太いコンプ感を感じます。
これがまた魅力かと存じます!
後半のbumble beeと比べても、クセの少ないソフィスティケイトされたバイト感とプリプリした音の粒立ちが気持ち良いですね。
フュージョン、ジャズなどにはこちらの方が好まれるのわかりますね。
そんなBLACK beautyの静電容量数値違いをチェックしてみます!
BLACK beauty 0.018μF 400V
*後半にBLACK beauty 0.022μF400Vの音源があります!
元々バイト感は強くないので、数値が下がっても物足りない感じはせず、明るい音色になってきますが…
低音弦のプリプリ感は落ちますが、ハイのアタック感でキンっとした音色になって来ますね。
中域の粘りも少なくなりますが、セミアコとかでは良い響きになりそうです。
さらに数値を下げて…
BLACK beauty 0.01μF 400V
急にシングル的な響きが出てきますね…!
全域でコンプ感が物足りなく感じますが、ここも好き好きですよねぇ…
ここまで静電容量を下げたら、耐電圧を上げてハリのある方向に持ってくと良いのかな…?
いつか実験してみます!
さて、所有しているBLACK beautyはこれら低めの静電容量のものなのですが、最近、Navigatorのレスポールのリアに、0.027μFを付けてしまったので…
こちらの記事にサンプル音源がありますので、宜しかったら聴いてみて下さい。
フロントにはbumble bee 0.022μF400V、リアにはBLACK beauty 0.027μF400Vがついてます。
静電容量が上がって弾むような気持ち良い音色が加わります!
次回はコンデンサー・テイスティングシステムに付属してきた、ネットではよく見る…
あまりメジャーではないコンデンサーをチェックしてゆきたいと思います!