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読んだ本の紹介とかとか

トリックには物理的トリックと心理的トリックがある。
解決方法にも物理的解決と心理的解決がある。
観測点の連続性、不連続性。
トリックの矛盾性は誰が生んだものか?
主人公?犯人?それともあなた?



著者: 森 博嗣
タイトル: 笑わない数学者
ジャンル:ミステリー






一瞬にして庭にある大きなオリオン像が消えるという。
実際に偉大な数学者、天王寺翔蔵博士は12年前に一瞬にして、それを消したらしい。

博士主催のパーティーに呼ばれたS&M。
(またかと思ってはいけませんよ)

夜。プラネタリウムの中。
屋敷に来ていた全員が集まっている中で、萌絵が博士にオリオン像を消してくれるように頼む。12年前のように。
「よかろう・・」そういうと、外のオリオン像は既に完全に消えていた。
人が一人動かせえるような像ではない。現実に萌絵は驚く。

一夜あけると、オリオン像は既に同じ場所にたたづんでいた。
その像の下で遺体が見つる。招かれた客の一人であった。その者はどのようにして自分の部屋から出てきたのか?。そして死者の部屋へ行くと、そこで新たな遺体と遭遇することになる。
はい、そこも密室。同じ密室から抜け出した遺体と、残った遺体。
くはぁー、身震いとまんねぇー。

オリオン像の謎と殺人事件の謎にS&Mは迫る。

私でも解けたー!いやっほう。と思ったら・・・・
へへっ・・奥が深いぜ
密室殺人といえばミステリーの常とう手段である。散々使い回されているにも関わらず、なぜか「またか?」と思えない。今度はどんなトリックで?と先に考えてしまう。実際は密室ではなかったというのは、お決まりなわけです。見かけの密室を作りあげた、トリックの斬新さに一喜一憂してしまうんですね。




著者: 森 博嗣
タイトル: 冷たい密室と博士たち
ジャンル:ミステリー







今回の事件にも偶然に居合わせてしまうS&M。
(ミステリーには偶然が必然なんですね)

知り合いの研究所に呼ばれ、低温度実験を見学することになる二人。
実験も終わり、その低温度実験室でパーティーが開かれた。パーティーも終わりに近づき、数人が帰り始めた時、二人の学生が所在がはっきりしない事が分った。研究所の敷地から出た形跡もなく、また研究所内にも二人はいないのである。

ところがある密室で二人は遺体となって発見された。
その密室は実験が行われ、続いて先ほどまでパーティーが開かれていた部屋の隣であった。
遺体のあった部屋への唯一の経路もその実験室しかなく。唯一の経路であるドアには、鍵がかけられていた。実験中にその部屋に出入りしたものは、殺された二人以外に確認されていない。また、実験後からパーティーの準備へと、実験室には絶えず人が出入りしており、密室に入ったものはいなかった。
衆人環境でどのようにして殺人が行われたのか。

事件の背後にも物語はある。事件をとく犀川の憶測に涙。
本だけではなく私が興味をしめす物を、ことごとく紹介していきましょう。



タイトル: プラネテス 1
ジャンル:アニメ







この作品は昔モーニングという週刊誌に不定期で掲載されていた漫画がアニメ化されたものです。原作者は幸村誠。アニメ版ではキャラクターデザイン、ストーリーも多少変更されています。どちらも大変面白いです。
現在はHNKで水曜深夜(木曜日)0:25分から再放送されています。といってもあと二週で(今週含め)最終回なのですがね。

ストーリーの舞台となるのは2075年の宇宙。その頃の人類はすでに宇宙へ簡単に行くことができ、地球周回軌道にいくつもの宇宙ステーションを建造しています。そして月にへまでも進出しています。主人公たちはそこでデブリ(宇宙空間におちたごみ:壊れた人工衛星、壊れた破片、抜け落ちた部品)等の回収・破棄を仕事としています。なぜそのような仕事が必要になっているかというと、宇宙では物体は異常な速さで絶えず移動しています。そうしなければ地球や月の引力で、宇宙空間に存在することが出来ないからです。そのため宇宙空間で「ごみ」として認識されるものは,時速300kmを越す速さで地球の周りにある、軌道を回っていることになります。それが人工衛星、宇宙ステーションの交差軌道に重なり、ぶつかることが危惧されるのです。たとえ数グラムのものでも、その破壊力はとてつもないものとなります。それを防ぐためにデブリ屋という職業が生まれるのです。

この物語(アニメ版)では企業の中でのデブリ屋という物に焦点を当てて物語が進行します。宇宙を取り巻く環境、地球との関係、宇宙空間という新しい人間の活動場所がシリアスに時にユーモラスに描写されます。宇宙空間という未知なる場所なのに、これを見る限り既にそのような世界が実在しているという、リアリティを感じることが出来ます。そして物語が続くにつれ、宇宙・地球という環境そこに住む人々の問題が提示されていき、それに主人公たちが苦悩・奮闘していきます。
宇宙の深さ、心の深さは半端じゃない
ただのアニメとは片付けられないヒューマンドラマの傑作。

アニメ版公式ページ
http://www.planet-es.net/
すべての命は尊いんです! 愛すべきものなんです!
それなのに価値があるとかないとか…そんなのぜんぜんわかりませんよ!!
ジャンルを本・書評にしておきながら・・・
息抜きですよ、本を読みながら音楽を流しておくことありませんか?いつの間にか完全に集中して、気がつくと音楽が止まっているということがありますよね?んで、また再生するんだけどすぐに聞こえなくなるという現象がしばしば観察されます。

そこでこれ



アーティスト: BUNGEE JUMP FESTIVAL
タイトル: CRUITHNE
ジャンル:J-POP






去年の12月2日に、2年ぶりにニューアルバムを発売。
私がこのバンドを知ったのは高校3年の時。(今から5年前ですね)私自身BUMP OF CHICKENにはまっていたのですが、友達にこれ聞いてみろよと進められたのでした。MORE VEGETABLE!というアルバムだったのですが、最初はふーん。まぁ悪くないねという感想。それを一週間ぐらいかな?その友達から借りて、聴いていたのですが、返しても頭の中でオールタイム・オートリピート。どっぷりはまってしまいました。気づかずのうちに奇妙なインパクトが脳にダメージ与えてましたね。

公式ページ
http://www.thinksync.co.jp/records/BJF/
視聴とかないのですが、ぜひ聴いて欲しいバンド

BUMPとかミスチルが好きな人ははまれる可能性大だと思いますよ。
カラオケには7月7日しか入っていないのが残念だよ。

迷いながら僕は行くだろう
疑問符だけをカバンに詰め込んで
涙と共に僕は行くだろう
光の見えないこの道を

/荒野のマーチ アルバム「WASTELAND」より


アーティスト: BUNGEE JUMP FESTIVAL
タイトル: Wasteland

アーティスト: BUNGEE JUMP FESTIVAL
タイトル: MORE VEGETABLE!

一日一本だけの紹介だと、何年かかるか分らないので怒涛のごとく紹介させて頂ます。というか飽きないうちにw



著者: 森 博嗣
タイトル: すべてがFになる


ジャンル:ミステリー


私が大大大ファンの森博嗣登場!

もうね、とにかく読んでみてというしかないというか、ちょっとだけでも内容を話したくない。驚愕を受けてほしい。
というわけにも行かないと思うので。

この「すべてはFになる」から始まるシリーズ10作は通称S&Mシリーズといわれています。これは、主人公である犀川 創平(Saikawa Souhei)と西之園 萌絵
(Nishinosono Moe)の二人の頭文字を取ってのも物です。
そしてこの二人が事件を解決していくのですが、今までのミステリーはどちらかが間の抜けた助手(今泉君)というのがお決まりですね。なんか名探偵の引き立て役に殉じるものが多いかと思います。しかしそうではなく、二人とも名探偵という設定です。
それも異常なほどのIQの持ち主共。また、文章が一般的に三人称で書かれ作中で何度か登場人物によって視点が変わります。事件の真相をみる視点。事件が起こった時に他の場所にいる人物の視点。または誰の視点かはっきりと分らない視点(犯人?)など様々な角度から物語が進行するのです。
だからといってだらだらと文字数を稼いでいる作品か、というとそうではなく。
え?そんなリンクが?あれは伏線だったのか!?もう、一回読んだだけでは作品の奥深さを理解できずに驚愕するわけですよ。作者のプロフィールはまた別の機会に紹介するとして、この作品の紹介を。

この作品には、後々重要となる人物が出てくるので、この森博嗣作品を読んでいく上ではずせません。むしろこの作品を読んでいることで、後後に続くシリーズまで及ぶ計算しつ尽くされた完成度の高いミステリーを見ることが出来るのです。
まず、物語は二人の女性の対話から始まります。一人は真賀田 四季(Magata shiki)彼女は外界からほぼ隔離された孤島のハイテク研究所におり、さらに、完全に隔離された部屋で生活を送っていました。もう一人は西之園 萌絵。彼女らの対話から数週間後、そこで事件がおこります。彼女の生活していた部屋から、両手足が切断された死体が出てきたのです。そこに居合わせることになったM&S。事件を見れば見るほど不可思議な状況で起こった事件に挑む。M&Sがそこに居合わせたのは偶然なのか?
密室で何が起こったのか?

正直私はこれを読み終わった瞬間、すさまじい衝撃を受けました。それまでミステリーとほぼ無縁だった私が、のめりこむきっかけとなった一冊でもあります。ただ森博嗣の作品では情報系、コンピューターや理系・工業系の専門用語が説明もなく散りばめられています。私も理系の人間なのでそれが更にわくわくしてしまう性質なのですが、引いてしまう人もいるかと思います。また言い回しが非常に難しい上に難しい問題(事件の難易度でなく雑学としての)の作者なりの知識等が盛り込まれるため、混乱を起こすところが何度かありました。しかし、その博学の広さにさえも感動も覚えます。
ぜひ一度触れて欲しい作者・作品です。

あくまで、私の中で評価の高い著者です。あしからず。
いろいろ私が読んだ本等を、だらだらと紹介していく予定です。

まず第一回


著者: 石持 浅海
タイトル: 水の迷宮






舞台は水族館。ある日のこと、水族館に不思議で不可解な脅迫めいたメールが届く。
そのメールをきっかけに、水族館の展示コーナー、そして生物へと次々と様々攻撃が仕掛けられる。
懸命に対処する職員達だが、そんな折に殺人事件が起こってしまう・・・。
その日は、3年前にこの水族館でなくなった元職員の命日でもあった。
3年前に出来事、水族館への脅迫・攻撃そして今回の殺人事件には何か関係があるのだろうか?
リンクを辿り真相へと迫っていく職員達。
とまぁこんな感じ、で裏表紙のあらすじの最後には

すべての謎が解き明かされたとき、胸を打つ感動があなたを襲う。

と・・・・
何も襲って来ませんでしたが。
のっけから批判!?
何か殺人がおきてるのに最後に美化というわけではないけど、いい話に落ち着かせようって感じをうけてしまい、ちょっと理解できませんでした。
確かに感動的な文章が最後の方に襲ってきましたよ。
けど頭の片隅で、うーん違うんだよなと思ってしまった。

しかし、文章の分りやすさ、水族館というあまり知られない環境の描写はとても良かったし、面白かった。ミステリー難易度は簡単かな慣れている人はすぐに犯人のめぼしがつきそう。むしろ物足りなさを感じるかも。犯人・謎にせまる伏線や解いていく過程も、すらすらと読めていけると思います。
ミステリーの入門編としてお勧めかも。