著者: 森 博嗣
タイトル: 冷たい密室と博士たち
ジャンル:ミステリー
今回の事件にも偶然に居合わせてしまうS&M。
(ミステリーには偶然が必然なんですね)
知り合いの研究所に呼ばれ、低温度実験を見学することになる二人。
実験も終わり、その低温度実験室でパーティーが開かれた。パーティーも終わりに近づき、数人が帰り始めた時、二人の学生が所在がはっきりしない事が分った。研究所の敷地から出た形跡もなく、また研究所内にも二人はいないのである。
ところがある密室で二人は遺体となって発見された。
その密室は実験が行われ、続いて先ほどまでパーティーが開かれていた部屋の隣であった。
遺体のあった部屋への唯一の経路もその実験室しかなく。唯一の経路であるドアには、鍵がかけられていた。実験中にその部屋に出入りしたものは、殺された二人以外に確認されていない。また、実験後からパーティーの準備へと、実験室には絶えず人が出入りしており、密室に入ったものはいなかった。
衆人環境でどのようにして殺人が行われたのか。
事件の背後にも物語はある。事件をとく犀川の憶測に涙。