本当に緑に囲まれた景色の良いとこなんですがスラグ(灰を更に処理した物)は野ざらしで風で舞い上がっていました。(放射性物質含む)職員に聞くと駐車場に止めている車はエンジンルームもスラグだらけ・・・N95しないとやばいかも。こわいです。
対岸には府中郷土の森やばーべきゅー場があります。これどう考えても飛んでますねー
結果、残念ながら全員一致で不採択。(。>0<。)
一つおかしいと思ったのはこちらは色々な補足資料を付けてバグフィルターの不完全なことを資料で説明しているのに、各議員は多摩川衛生組合にそのことを確認しているって事。
これって当事者に大丈夫かどうか聞いているという、まるで東京電力と原子力安全委員会の関係みたい。そりゃあ大丈夫って聞かれれば大丈夫って言うでしょう(笑)
津波だって大丈夫って言ってたしー\(*`∧´)/
というか国の基準が信用出来ないと主張しているのに国の基準に従っているから大丈夫という答えに納得してしまうところが疑問でした。
参考人とか第三者を呼ばなきゃ公正じゃないですよね。陳情者に説明や資料配布も認められていないのに・・・
健康被害が出たら想定外って言うのでしょうか・・・(#`ε´#)
それから焼却場を止めるって極端な・・・モニタリングの強化も言っているのに・・・そっちは無視ですか。
もうーーーーーヾ(。`Д´。)ノ
次の手考えないと・・・(笑)
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災害がれきの広域処理に関する陳情
[陳情事項]
1. 災害がれきの受け入れは、なにより地元民の健康被害と地元農家の風評被害を防ぐ観点から、慎重に是非を検討し、多数の市民・専門家の意見を取り入れ判断すること。
2. 受け入れる際は、安全性を確認するため、排気中の有害物質を十分な検出精度で継続的にモニタリングし、遅滞なく情報公開できる体制を整えること。
3. 予防的観点から、現在のバグフィルターに加えて、さらにより良く捕集できるような仕組みの追加を検討すること。
放射性物質を含む家庭ごみ等の焼却に関する陳情
[陳情事項]
1. 焼却炉について、なにより地元民の健康被害を防ぐ観点から、積極的に有害ガス・すす等の捕集設備の追加改善を検討し、必要な財源確保に尽力すること。
2. 安全性を確認するため、排気中の放射性物質を十分な検出精度で継続的にモニタリングし、遅滞なく情報公開できる体制を整えること。
3. 以上の対策が実現できるまで、汚染が強く疑われるごみについて可能な限り焼却量を減じて、影響を最小限にとどめる努力をすること。
陳情署名:①450名追加、②405名追加
重複する部分があるので、一括審議する。
[以下、議員の問いに対する事務方の答弁。類似質問はまとめました]
Q1:バグフィルターの性能は十分か、組合はどう考えているのか?
A:テファイヤーという名称のもので、一般に焼却場に広く使われている。不織布のフィルターに消石灰などを含浸させ、煤塵をとらえるもの。煤塵の平均粒径は国立環境研のデータで数十ミクロン、これに対し、バグフィルターはサブミクロン(1/10ミクロン)レベルでの捕集が可能。これまで組合では、ダイオキシン対策で煤塵の捕集性能を充分に高めてきており、改めての対策は必要ないと考えている。
Q2:各地でガレキの受け入れのために補正予算を組んでいるところが見受けられるが、設備増強を目的とするものはあるか?
A:補正はいずれも焼却そのものの処理経費にかかるものであり、追加設備のための例はなく、当組合では不要と考えている。
Q3:モニタリングはどのようにやっているのか、十分か?
A:スラグ、飛灰などは月一回専門業者に分析を委託している。空間線量は毎週測定。
Q4:情報公開について、女川での測定結果などは組合HPから見られるようになっているか?
A:現在は、載せていない。都のHPにあるので、転載やリンクなどを検討する。
Q5:多摩地域の受け入れ7施設と比較して、設備に優劣はあるのか?
A:当組合は他と同程度の設備を有しており、また、どこの施設も不検出である。
Q6:②の3項で求めるごみの減量について、できることはあるか?
A:市民生活に影響が出る部分であり、あまり高い値も出ていない。
Q7:陳情で訴えられている健康被害について把握しているか?
A:健康被害の原因について意見は様々だが、組合としては焼却業務により市民の健康に影響を与えたかについては答えかねる。
Q8:被曝を専門とする医療機関の紹介など、関連の有無の把握に向けた努力を行うべき。疑わしきは放置せず、対応すべきではないか。
A:総括的に見ていかねばならず、組合の責務である焼却について、排ガスが基準を上回ればそうであるが、外因が様々ある中で、焼却が関係があるかは分からない。しかしながら、今後は構成市の市役所などと連携して対応したい。
Q9:要望されている設備は原子力施設並の設備と思われるが、導入しようとした場合、どの程度の費用や工期が掛かるか検討しているか?
A:具体的な数字での検討は行っていないが、現在の建て屋に導入するにはバグフィルターとの置き換えが必要であり、10億円以上、数ヶ月にわたる工事が必要と思われる。しかしながら、バグフィルターで国の基準を満たしているので、そこまでの設備は必要ないと考える。
Q:現状で不安に思う市民が現にいる以上、もっと検討すべきである。
Q10:バグフィルターでセシウムは大丈夫という見解は全国的に一致しているのか?
A:国の基準はCs134の値/20+Cs137の値/30が1を下回ることを求めている。組合での検出下限値はそれぞれ1Bq/m3程度で不検出であり、下限値ぴったりに検出されたと仮定しても、いずれも基準の1/30~1/20程度なので、問題ない。
Q11:「遅滞なく」について、現状はどのようになっているか?
A:月一回の測定である。5月度のサンプルは、6月上旬に結果が届き、HP公開は直ぐに行っている。サンプルしてからは、それなりのタイムラグはある。
Q12:月二回にすることは可能か?
A:国の測定ガイドラインで1回と定められているので、十分である。
Q13:費用的には実施可能か?
A:1回で排ガスが10万程度、2炉3部、合わせてX0~X0万円である。追加すれば、毎月それだけ支出が増える。
Q14:モニタリングを月1回としているのは、バグフィルターの性能を信頼してのことか?測定しない間に何かあれば、気がつくことができないのではないか?
A:セシウムは煤塵につくと言われているが、煤塵の濃度は連続測定している。ほかにもSO2, NOx, HClを連続測定しており、ダイオキシン自体は年2回の測定である。また、空間線量は、週1回の測定で平均0.08マイクロSv/hあたりである。こちらは、国の基準に基づくと、組合では0.19以上上昇した場合に異常とすることになるが、現状、(測定開始した)昨年8月以来、変動は最大で0.02程度であり、異常値はない。
議員(府中):農家については、JAなどによる放射能測定を実施しており、ほぼNDであり、風評被害も特に発生していない。
本陳情は採択すると、明日からも焼却が行えなくなるものであり、不採択にすべきと考える。
議員(狛江?):本陳情は情報公開が足らないが故のものと考える。
議員(国立):基準を満たせばOKでは無く、国の基準はあくまでも最低ラインであり、不安を受け止めて、さらなるチェックを遅滞なく行っていくべき。状況を自ら調査して進めていくべき。しかしながら、採択による本工場の運用のストップは影響が大きいため、不採択としたい。