こんばんは
今日の母乳外来でお話に出てきた事なのですが、過去の記事に書いてあったので、再アップします
前乳・後乳について☆
授乳の時の母乳に含まれる脂肪の量は、飲ませている間に変化しています
飲ませる前の張っている、母乳が充満している状態の時、脂肪分は乳腺の壁に張り付いているためと言われています。
授乳を続けて、おっぱいも軽くなってきて、空に近づいてくると、乳腺の壁の面積が少なくなるので、出てくる母乳に含まれる脂肪分が多くなってきます
そして、味も変化していくんですね
飲ませ始めの母乳を「前乳」、おっぱいが空に近づいてきた頃の母乳を「後乳」と表現されるんです。
後乳の脂肪分には、赤ちゃんの成長発達を促す脂肪酸が多く含まれています。
分泌具合にもよるのですが、前乳から後乳にいくまではそんなに時間がかかるものではなく(数分で脂肪量は増加しています)、一回の授乳でしっかりと、おっぱいを飲ませてあげるのがいいです
前乳は「前菜」、後乳は「デザート」ですね
なので、授乳時間に制限はなく、欲しがる時に欲しがるだけ、おっぱいが楽になるまで、飲ませてあげましょう
TEL：0463-57-6278