MAROのニューイヤーコンサート・ウィンナワルツの祝祭へ | Lunaのブログ

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MAROこと《篠崎史紀さん》の
ニューイヤーコンサートへ行きました。

@東京オペラシティ(初台)
with東フィル

シュトラウスを中心とした
ウィンナ・ワルツの調べと共に、
MAROの
“多彩で楽しいお話”で
“ウィーンの祝祭の響き”を
堪能してきましたよシャンパンロゼワイン









ステージサイドの扉が開き
颯爽と現れたMAROは、
シルクかと思われる
上質の生地で仕立てた、
着丈の長い
黒フォーマルジャケットで登壇キラキラ
背中の
襟ぐり中央と、
ウエスト付近には
素敵な刺繍が
ほどこされていましたよ。

指揮台に登壇し
ロングなコートがはためいた時、
心の中で
「カッコいい〜〜!!」
の声が漏れ溢れたのは、
きっと私だけではないでしょう
鼻血が出目ラブラブ


そしてその
ロンジャケの裏生地がまた
MAROらしくお洒落キラキラ
何色だっだと思います?
ですよビックリマークビックリマーク

⬛️×🟥

MAROったら本当にお洒落です拍手ラブラブ


演奏中、
美しい刺繍と相まって、
裏生地の
チラリ・チラリと見えるのが
本当に素敵ビックリマークビックリマーク
魅せ上手なMARO様です拍手ラブラブ

今日は指揮も振りながら、
ヴァイオリンも演奏🎻

指揮棒を振る姿も、優雅なマロでした
セットリストは、こちらシャンパンロゼワインキラキラ



又、演奏の合間合間にトークも入ります。
各パートの首席奏者とのトークも
楽しいものでした♪


彼の魅力は、
演奏している奏者が
共にとても楽しそうなこと音譜

楽しく、好きな音楽を演奏しているのに、
なぜかオケ奏者って
大抵無表情で無感情。

“音が、なによりの表現”
と言われればそれまでなのですが、
こんな楽しそうに弾くことも出来るのね〜!
と思わせてくれる、
奏者の別面と、
オケの深さを魅せてもらえるのです。

そうさせるのは、
きっと彼の“お人柄”なのでしょうね

音楽も、場も、
華やぎのある
柔らかく
温かな空間でした。

そして
コンサート最後の曲は、
《美しく青きドナウ》

曲紹介のトークで、
MAROは
おおむねこのような話をしてくださいました。

『音楽には3つの要素があって、
それは、【希望】【勇気】、
そして【憧れ】』

『今年は年明けから
大変なことが続きました。
でも、
【希望】のあるところに
『絶望』は絶対にありません』

『この《美しく青きドナウ》という曲は、
オーストリア帝国が
プロイセンとの戦いに負け、
そのあとに書かれた曲です。
敗北から立ち上がり、
そして
こんにちのような復興につながり
今の美しい光景になっている、
そんな曲です。

この曲で、
ここから【幸運】が開ける、
そんな気持ちで
この曲をお届けしたいと思います』

とありました。

大変な時を過ごしている方もおられる中、
こんな優雅な時間を過ごすことへの
小さな罪悪感もありました。
そのようにマロが仰ってくだったので
気持ちが救われました。
そう言葉掛けくださるのも
彼のお人柄ですね
MAROの言葉紡ぎのそれは、
心に響く、
とても素敵なメッセージでした。


アンコール曲は、
ウィーンフィルの
ニューイヤーコンサートよろしく、
観客の手拍子も交えての
“ラデッキー行進曲”
拍手笑い拍手笑い拍手笑い拍手笑い


ステージ上の、
MAROも含めた
全ての奏者の笑顔と、
客席の笑みが重なり、
素敵な空間でしたよキラキラ



彼の演奏スタイルったら、
セクシーで官能的でエロティックキラキラ

こんなに魅せるヴァイオリン奏者は
マロが世界一!と思いますビックリマークビックリマーク


トークは人智に溢れ
ユーモアもあり、
最高なパフォーマーですよね


〜トーク備忘録です〜

MAROの愛称は、
小学生のとき同級生が
写楽と言い違えて“歌麿”と言ったことからの
愛称だそうですよ

16歳で渡欧
教会の寮に住んでいた
毎朝1人のお爺さんに会う
毎日同じことを聞かれる
「どこから来たのか」「日本です」
「何をしに来たか」
「ヴァイオリンを学びに来たんですよ」
「きっと大変なことがあるけど、
やり続けなさい」
「続けることで人智も育つ」
「当時16歳。意味もわからなかったが
今になればわかる」

音楽は記憶と共に残る、
ドビュッシーの曲を聞くと、“下校”、
下校時にかかっていたから。
シュトラウス?シューマン?は、
“ウルトラマン”
曲終わりに
小さな声で「ヤァーッ!」って言いたくなって
今でも言っちゃう。
N響で演奏してるときとか言ってるから
見てみてくださいww爆笑



《クライスラー・愛の悲しみ》
マロの解釈
古い石造りのアパートメント5階
行ったり来たり
愛の告白をしようか、しまいか悩んでいる
ミの、ロングな音に(する)と決める
が、そのあとの
ミの、ロングな音に(やっぱりしない)
と思い、
恋の悩みの浮き沈み。
でもクライスラーは優しいから、
最後、
ミの、明るいロングトーンで、
(やっぱりする)と
終わらせてくれている



《クライスラー・愛の喜び》
マロの解釈
ヴェルフェン?宮殿
中庭、
中庭は大理石。
中庭には“噴水”がある。
噴水も大理石で出来ている。
パーティーが行われ、
そこへ現れたのは
1人のイタリア人の男性。
首には白いマフラーを巻いている。
男性は、ひとりの美しい女性の隣に腰掛ける
「君は美しい」「なんて素敵だ」
と話しかけ口説く。
そこで聞こえるオケの音は
「タカタタ」「タカタタ」「タカタタ」
オペラの時に、よく使われている音で、
マロいわく
人の“笑い声”に聞こえるそう。
それはまるで、「ワッハハ」「ワッハハ」
人の笑い声・話し声の中。彼は彼女を口説き
話し続ける。




MAROの言うように、

この先に

【明るい希望】と、







逆境に在っても、






未来(さき)に、光ありますように。