『モネー連作の情景』展に行って来ました!
印象派が好きなひと、てたくさんいると思うのですが、御多分に漏れずわたしも大好き
モネは特に大好きな画家です。
はじめてオランジュリー美術館に行った時の衝撃は今でもありありと思い出せる。
地下の楕円の部屋。ぐるりとモネの睡蓮。まるで池の中に降り立ったようで茫然とした。
あの衝撃から、より一層モネが好きになった気がします。
通常「〇●展」と謳われていても、参考として同時代の画家の作品も展示してあったりするものですが、今回は見事にモネonlyだった。見たこともない作品もたくさん来ていたので本当に良かったです。めちゃくちゃ!混んでたけどね
彼の水を描くタッチが好きだ。間近で見ると荒々しさすら感じることもあるのに、全体として見るとものすごく海であったり川であったりする。さすがである。
ロンドンを描いた連作では、どれも「霧に烟りすぎるロンドン」で あー、と思った。
一枚の絵に、当時の社会(産業革命が成功したのは良いが、大気汚染が著しい)や、
作者の気持ちなどが反映されていたりするから、おもしろいなー、と思う。
(タイトルにSymphpny im roseと付けちゃうするあたり、ロマンティストなモネである)
ジヴェルニーの光景(もちろん庭含む)もたくさん展示されていた。
一度行ってみたい場所のひとつだ。
わたしの祖父は日曜画家だった。いちおう東京藝大の前身である東京美術学校で学び、藤島武二に師事したらしい。そのせいか祖父の絵のタッチは藤島武二に似ている。印象派である。
わたしが印象派の絵画に親近感を覚える一因に、小さい頃から見てきた祖父の絵に似ていることもあるのかもしれない。
藤の習作(1919-20、ジヴェルニー)
藤の花大好きだけど、今となってはなかなか見る機会がない。
子どもの頃住んでいた家には、大きな藤の木があったなぁ。