みなさま、ごきげんよう
いつもありがとうございます
今宵は、クリスマス・イヴ
聖書には、数多くの精油、植物が登場します
イエス・キリストと深くかかわりがあるもののひとつがフランキンセンス 。
「どの精油が好き?」
と問われたら、
すかさず、
/
セイクレッド・フランキンセンス
\
わたくしは答えます
オマーン産のフランキンセンス(Boswellia sacra) を、ヤング・リビングでは、セイクレッド・フランキンセンスといいます。
古代、人類が考え付くあらゆる病気に使われてきたフランキンセンスを少し探求しましょう。
乳香(フランキンセンス)のエトセトラ
アロマテラピーのアロマ=芳香(よい香り)、テラピー=療法。
香りといえば香水・・・
香水、パフュームは「願いが神様に届く」が語源です。
ラテン語 per は「~を通して」、 fum は「香りを焚くこと」を意味します。
宗教儀式の薫香は、よい香りのする植物(樹脂など)を焚いた煙を神様に届けること、神様と繋がることだったのです。
その中でも最も古く、神聖で高貴な香りと言われている乳香(フランキンセンス )についてのお話です。
乳香の歴史はそれはそれはとても古いものです。
5,000年もの歴史ある香り、芳香植物。
宗教や文化に溶け込んだ香料の元祖ともいえます。
健康から美容、マインド、霊性にいたるまで、広く深く愛された樹脂です。
乳香という名は、樹脂に傷をつけると浸出する白いミルクのような樹液に由来しています。
やがて固まり、黄色い透明感のある樹脂になります。
この樹脂を薫香に宗教儀式などに用いてきたのです。
この樹脂を焚いた煙を浴びることで感染症が治ったと実感した人もいたそうです。
煙を衣服や体に浴びる・香りを纏うことで、魔除けとしていたとも考えられています。
古代エジプトでは、宗教儀式に欠かせないものとなっていました。
黄金以上の価値があり、泥棒から守るために乳香を保管する金庫もあったそうです。
エジプトで発掘された壷の中から乳香が発見され、数千年を経てもなお香っていたというのは、神秘的です。
現在、アラビア半島、スーダンやエチオピア、ソマリア地方で採取されます。
今でも女性や子どもが乳香の木に斧で傷をつけにじみ出てくる樹液を集めています。
民間伝承として、リウマチや神経痛に効果があるとされ、患部に塗布しているようです。
服用して、食欲不振や消化不良に効果があるとも・・・
また、樹脂を焚いた煙を吸い込むことで、咳や痰を鎮め風邪やインフルエンザ、気管支炎にも効果があると言われています。
非常に殺菌力のある成分がわずかに含まれているため、香りを吸い込むことで殺菌成分が肺から吸収されて、薬理作用が発揮したと考えられます。
日本にも古くから伝わっており、仏教の聖典「法華経」にも登場します。
当時のシルクロードを経てアラビア半島から日本に伝えられていたのです。
乳香をフランス語でフランキンセンス(Frankincese)と言います。
Frank(真実) + incense(香り) = “真実の香り”という意味。
このフランキンセンスは、聖書にも登場いたします。
詳しくは、イエス・キリストとフランキンセンス
香りにまつわるお話を知ると、単なる薬理作用がある植物と言うのではなく、古来より人々がよせた思いが宿っている不思議な植物なのだと感じざるを得ません。
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※ 2015年12月25日の記事を加筆修正しました。