今日は「根っこを張る。梃子でも動かん!」と豪語する妻を拝み倒して秋葉原に出かけた。
先日Velbonの三脚「El Carmagne 438」のパンストッパーというエレベータの昇降をコントロールするネジが壊れたので、その部品をメーカーのオンラインショップで注文したのだけれど、当該製品がすでにサポート外のため「これでよかろう」と見切り注文したら見事に全然違うものが来て、改めてメーカーさんにお伺いを立てて品番を確認しお教えいただいた。
その品番を持ってヨドバシカメラで部品取り寄せをお願いすることにしたんだ。
オンラインショップで注文すると部品400円に対し、送料が600円かかる。
メーカーさんもそれを心配してくれたんだと思う。
少なくともヨドバシカメラAkiba館なら都バス往復の420円で取り寄せられるので、送料600円よりお得…注文しちゃってから「池袋でビックカメラとかヤマダデンキで注文すれば往復356円で済んだ」と気づいたのは「ひ・み・つ」だ。
都バス(上69系)で秋葉原の最寄りバス停は上野広小路(下の地図真ん中程の小さい赤丸)。
「上野」とは言っても、JRで言うなら実際はほぼ隣の御徒町で、上野駅はもう少し北(下の地図右上端の赤丸)。
※例の如く地図はGoogleMapさんを利用させていただいた。(*2)
秋葉原はほぼ1駅分歩いた先(下地図右下赤下線部)。
折角上野広小路まででたので、焼肉ライク上野店でスプリングラムを食してから、のんびり秋葉原まで散歩し、ヨドバシカメラAkiba館へ行く。
ヨドバシカメラAkiba館でやりたいことは次の通り
- 三脚の部品注文
- 古いモバイルバッテリ廃棄
- カメラバッグ物色
- マウス物色
三脚部品については前述の通り。
モバイルバッテリはまだ動きはするけれど、ある程度古くなってきたので、新しいものに買い替えたため、回収してもらった。
カメラバッグは今代償大小(*1)含めて5つ所有している。
- 交換レンズが10本近く収納できる大きなショルダー型(Lowe Pro)
- 8本収納するデイバッグ型(Lowe Pro)
- 交換レンズ2本とレンズ付き本体を収納するショルダーとしても使える10本ショルダーのインナーバッグ(Lowe Pro)
- 本体とレンズ2本程度の斜めがけショルダー型(Amazon Basics)
- 本体と交換レンズ1本程度のショルダーバッグ(Nikon)
数を数えるとそれだけあるのだけれど、都内で散歩に持ち歩けるのがないのが実情。
今までにも何度か書いているけれど、都内で散歩に行く場合、じじいが持ち歩きたいカメラセットは次の通り
- 本体:Nikon Z5
- 交換レンズ:Nikkor 45mm/f:2.8P
- 交換レンズ:MicroNikkor 60mm/f:2.8
- 交換レンズ:Tokina AT-X 16-28 F2.8 PRO FX
なので大きなバッグでは持て余す。
1.〜2.のバッグは大きすぎて、車で旅行に出かけるときにカメラ一式を収納して持っていくのに使ってはいるけれど、歩いて出かけるときに使うのには大きく重くて邪魔くさい。
3.は使える大きさなのだけれど、本業は「インナーバッグ」なので、一切プロテクションがないのでちょっと心配がある。
4.〜5.はレンズを収納しきれない。
この中で一番都内散歩に安心して使えそうなのは2.のデイバッグタイプなのだけれど、実はこのバッグを使用しているときに、ファスナを締め忘れたじじいが悪いのは重々承知だけれど、結果としてバッグを持ち上げた時に空いていた隙間からこぼれ落として(*2)AF Nikkor85mm/f:1.8を落としてレンズ(*3)を割って壊したことがある。
それ以来「制限なく大きく口が開くデイバッグタイプは信用ならねぇ」となってしまっていて、どうしても使う勇気が出ないのだ。
今回はそのデイバッグタイプに変わるバッグを探しにきている。
先にも書いたように多くのレンズを収納するバッグはあるので、標準レンズとして45mm/f:2.8Pを使い、Tokinaの広角ズームとNikonのマクロレンズを最低限収納できるバッグ且つ、都内を持ち歩いて歩行やバス・電車の中で邪魔にならない程度の嵩張りと言うのが最低条件。
ネットで見ているだけなら、UlanziのBP09とかBP10あたりが良さそうに見えるけれど、実物に触らずに買う気にもならない。
これらのバッグの良いと思うところは、じじいが持っているLoweProのデイバッグタイプのカメラバッグと同じく、蓋を全開してカメラ収納部にアクセスする以外に、側面にもカメラ収納部にアクセスできる蓋がついていて、そこからカメラに素早くアクセスができること。
ただ、これらのバッグの側面蓋は片側だけ?
その辺りの情報が正しく読み取れなくて躊躇している面もある。
じじいの理想としては、両側からアクセスができることが望ましい。
片側からカメラ(と取り付けているレンズ)、逆側から交換レンズにアクセスできれば理想。先に挙げた散歩用の3本のレンズに素早くアクセスできれば、残りのレンズは時間が掛かっても、デイバッグを一旦地面に置いて蓋を開いてでなければ取り出せなくてもさして不満はない。
あと、サイドの蓋が大きすぎるのもNG。
このサイズのデイバッグタイプだと上下2段の荷室を持つことが多い。その上下の区切りが縫製された壁で区切られているものもあるし、マジックテープで自由に取り外せる壁で区切られているものもあるけれど、兎にも角にも下段はカメラと交換レンズ。上段は着替えとか日常生活用品を入れる場合もあれば、2代台(*1)目のカメラや残りの交換レンズをしまうこともあるだろう。
バッグによっては、その上下段をまとめて開ける大きな蓋がついているものもあるけれど、じじいにとってそれはNG。そんなに大きく開いてしまっては、開けた途端レンズがポロリ、ガチャンとなるのが怖いのだ。もし、贅沢を言うなら、上段は上段、下段は下段で独立した計4つの蓋が付いているのが理想だ。
そんな理想を掲げてカメラバッグを探してみる。
マウスはね、今現在Windows用にはロジクールのM705、Mac用にはトラックパッドを使っているんだけれど、このMac用のトラックパッドを妻が使いきれない。
あまりMacを使う機会がないこと、トラックパッドの使い方がマウスとかけ離れていることが原因。
マウスと同じくポインタを動かす時は1本指、スクロールは2本指、3本指は…とかマウスしか使っていない人には想像もつかねーよな。
ってことで、じじいはようやくトラックパッドに慣れてきたところだけれど、妻のためにマウスまたはトラックボールを購入しよか、どうせならMac/Windowsで簡単に切り替えて使えるものにしたら如何だろうと考えて物色をし始めた訳だ。
家で物色をして興味が湧いたのは
- ロジクールのトラックボール「MX ERGO MXTB1d」
- 同じくロジクールのトラックボール「M575」
- Kensingtonのトラックボール「K72081JP」
- ロジクールのマウス「MX2300GR」
- エレコムのマウス「M-XGM50MBSKBK」
あたり。
トラックパッドから変更するなら、トラックボールを使いたい。
理想はKensingtonのトラックボールなんだ。
多くのトラックボールは親指または人差し指でボールをクルクルするがKensingtonのそれは二周り程大きな(他社が34mm/Kensingtonは55mmの)ボールを指先でコロコロするイメージ。
ボールを盛大にクルクルする場合、他社製品だと指が攣りそうになるだろうけれど、Kensingtonなら…と言う既存の思いがあったんだ。
でも…
調べてみると、じじいの知らない内に仕様が変わり、Kensingtonのトラックボールでのスクロールはボール周りのリングを回す仕様から、ボール自体を(3本指で)摘んで水平方向に回す仕様になったらしい。評価を見ると「慣れると快適」とあるが、じじいにはそうは思えないんだよな。トラックボールの良さは(1本指で)深く考えず、手軽に間違いなく操作できる点にある。3本指での操作が間違える原因とは言わないけれど、煩わしいそうではなかろうかと思うのだ。
そして、最近のKensingtonに対しての評価
- 品質が明らかに低下した
- スクロールでボールを回すと異音(鳴き)
- クリック音などがうるさい
昔と全然違うようだ。
前述のように、他社トラックボールだと、ボールをクルクルしすぎはかなり辛いことになりそうなので、Kensingtonでなければいらねと言いたいところだけれど、次点としてロジクールなら試してみてもいいかなとは思うが、それよりはトラックボールを諦めてマウスにした方がいいかなとも思う。
マウスにするとした場合、じじいはしばらく前からロジクールのMX-Rを筆頭にロジクールのマウスを愛用してきた。
値段が重要なのではなく、エルゴデザインで手にフィットするとか、高速スクロールだとかそんなことを重視した結果だ。
今回もロジクール…と思ったんだけれど、やはりロジクールは全体的に品質低下を招いているような評価が多い気がするので躊躇してしまう。
なので候補に挙げたMX-2300GRのような16,000円超えのマウスは買うのが怖い。
しかし、ロジクールで選ぶならこれ一択じゃないかなと思う。
エレコムのマウスは持ちやすさは期待できるので、それ以外の性能が普通程度ならコストパフォーマンスに優れていると思うので候補に入れた。
あとは店で実際に触れるものを触ってから考えよう。
……ってところまでが前段。なげー!!!!
そんな下調べをして、秋葉原に向かったんだけれど、話が長すぎて忘れているかもしれないけれど、今回の「主」目的はあくまでも三脚の部品を注文すること。ここ大事。テストに出るからな。
バスで上野広小路へ。
真っ先に向かったのは焼肉ライク上野店。
当然ここまできたらスプリングラム!
期間中なら迷うことはない。ラムを食うのじゃ。
それから腹ごなしに15分ほど歩いてヨドバシカメラAkiba館についた。
何からやれば良いかわからないけれど、まずは3回階(*1)のカメラコーナーへ。
部品を注文したいのだけれど、店員に話しかけようとすると、それを見越したかのように一歩手前で別の客が話しかける…それを3回ほど繰り返された後少し拗ねてカメラバッグを先に見ることにした。
カメラバッグ
結構色々なものが置いてあって、じっくり見させてもらったけれど、今回は購入を見送った。
気になったバッグはあった。
でも、「3本のレンズと本体を入れる都内散歩用」にするにはゴツすぎ、デカすぎなものが多く、正直「これを買うなら家にあるバッグでいいじゃん」と思った。
ショルダーバッグタイプでちょうど良いサイズのものがあったのだけれど、ロゴが「SONY」なんだよ。
一応Nikonユーザだから、ちょっと抵抗がある。
でも、ほかに良いものがなければこれにするかもしれないな。
次にようやく店員を捕まえて部品注文へ
三脚の部品注文
漸く主目的を果たせるぜ。
店員に「部品を取り寄せて欲しい」と伝え、ベルボンから送られてきたメールを見せながら「おじちゃん、これひとつちょうだい」といえば任務完了だ。
だ?
だ??
だ???
あるぇぇぇぇ?????
メールがないよ?
Why?
なんで?
はにはに?
メールを探し回ったけれど…ない
検索しても…ない
念の為ごみ箱をみたけれど…ない
なんでやねん。
受信トレイにないし、全てのメールで検索をかけてもない。
それでも諦めきれず、自身のブログをみてメールが来た日時を特定し、ゴミ箱の中を日付で探してみた。
そしたらさ…モザイクだらけで醜くて申し訳ないけれど、ゴミ箱の中にあるメールが5月23日の前が5月16日になっている。
それは重要ではないけれど、5月16日のゴミ箱データが1件で、その次が5月10日…あり得ないよ。
なぜか知らんけれど、iPhoneにあるメールデータに欠損が出ている。
そういえばメーカーからの返事を受け取ったのはMacBookProでのことだった。
原因はわからないし、根拠もないけれど、帰宅してMacBookPro でみたら見つかるかもしれない。(そもそもなんでゴミ箱に捨てたんだ?)
って事で注文は諦めることにした。
電話で注文しても良いとのことを聞けたのが幸いだったと言うことにしておこう。
バッテリ回収
部品注文でテンパった。
力なく1階に降りてバッテリ回収で窓口に並んだ。
バッテリ回収をするのにも審査があるようだ。
窓口に並んで、店員にバッテリを見せて、その結果で回収可否が決まるのだそうだ。
もしかして膨らんでしまったバッテリは回収不可とかそんな制限があるのかもしれない。
幸いなことに、うちのバッテリは問題なく回収してくれた。
帰宅…マウスは?
そのままJRで水道橋まで行って、ラ・クーアのZOFFに立ち寄り古いフレームに新しいレンズを入れてもらったメガネを引き取ってきた。
そこで初めて「あ、マウスを見るの忘れてた」時がついた。
妻に「今からもう一度マウスを見に…」と言いかけたが、妻の顔を見て言葉を飲み込んだ。はい大人しく家に帰ります。平日に1人寂しく行ってきます。
三脚部品の顛末
帰宅して早速MacBookProを開いてメールをチェックした。
やはり受信トレイには当該メールはなかった。
しかし、ゴミ箱を見たらiPhoneでは欠損していた期間のメールは普通に残っていた。
当たり前だよな。
じじいはゴミ箱を「30日後に自動削除」設定していて、自分の手でそこから削除は絶対にしない。なので、途中のデータだけ勝手に欠損するはずがないのだ。
そしてその欠損していた期間のメールの中にメーカーからのメールも混じっていた。
ホッとしたよ。
そのメールを元にヨドバシカメラAkiba館に電話して注文をすることができた。
あとは入荷の連絡を待つだけ。
多分来週後半になるだろう。
もう疲れた。
今日明日はもうのんびり過ごしたい…と言いたいけれど、キャンプ用品のチェックとか部屋・ベランダの片付けとかやらなければならない事てんこ盛り。
運動だと思って頑張りましょう。
*1:2024/05/26 03:52 誤字訂正
*2:2024/05/26 03:56 文章挿入
*3:2024/05/26 03:46 冗長削除