- 本体・蓋(縦に一周し磁石が付いている太い皮部分)…蓋・本体・底など柔軟に
- 横に一周するベルト部分…帯
- 底から両サイドに伸びてDカンを固定する細いベルト部分…Dカンストラップ
- Dカン…Dカン
- おまけに作ったストラップ…ストラップ
このDカンストラップ、帯を挟む程度の大きさで接着する程度だと、多分十分な接着力があると思うけれど、もしかしたら引っ張る力に負けてDカンストラップごと剥がれてしまうかもしれないと思ったので、帯だけに拘らず、底の中心部分まで伸ばして接着面を多く(広く)して補強をした。それで十分だと思った。
Dカンストラップを写した写真が少ないので、こんな工作中の写真となってしまうけれど、本体底の中心部分から左右に伸ばして、帯の外側を回ってDカンを挟んで帯の内側下端までのサイズで底・帯外側・帯内側に接着されている(底のDカンストラップ両側の皮は、Dカンストラップに高さを合わせて底の高さを面一にするための補助材)。
ここまで接着しておけば、かなり振り回しても剥がれる心配はないと思う。
しかし、Dカンを外に引っ張った時にDカンが引っ張る力はDカンストラップの帯上端部分から剥がれようとする力になる。
多少なら問題はなかろう。しかし、繰り返されたら間違いなく剥がれていくだろうな。
金は正義なんだよ!
って事で、細いDカンストラップを覆う様、帯の幅に合わせた皮を上から貼り合わせた。この皮は帯の幅に合わせ、帯と本体が前後で接着されている部分まで伸びている。
下の写真で前側の境目が見えるだろう。後ろ側も同様に本体と面一になる様にしている。
出来上がった工作結果はこんな感じ。
Dカンを引っ張る力が働いて、Dカンストラップを引っ張るのは変わらないが、そのDカンストラップ外側を新しい帯が覆っているため、その力はその帯全体で力が受け止められる。「剥がせるものなら剥がしてみやがれ」そんな安心感があると思うぞ。
見た目も細いDカンストラップが縦に走っているより一見一枚皮の帯が横に走っている方が落ち着きがあるんじゃなかろうか。
一応、新しい形でストラップを取り付けた写真も2枚ほど掲載してみる。
片側につけるとこんな感じね。
ストラップが伸び切っていないのでなんとも言い難いけれど、これで思い切りDカンが引っ張られても安心できると思う。思いたい。
ケースカバーへの収納手順(ほぼ私信)
ついでにケースカバーへのケース収納方法及び注意点も記しておく。
基本、ほぼケースの形に作られているけれど、ハードケースではないので多少ゆるゆる形が変わるため、悪意を持って斜めに入れようとすれば多分入ってしまう。
基本、ケースカバーの形に逆らわず入りたい様に入れてやることが肝心。
蓋を開け、ストラップをつけていない状態ならDカンが外側に出ていることを確認し、ケースをケースカバーの形に合わせる様に入れる。
この時、底面を見て、Dカンストラップで分割される両サイド計4つの隙間がほぼ同じ(Dカンストラップがケースの前後を二分する形に真ん中を通っている)形になっているか確認。なっていなければケースカバーが斜めに入っている。
本体裏面のUSB充電口から覗くケースのUSB充電端子がほぼ真ん中に位置しているか(特に左右。上下は多少ずれても問題なし)確認。
わざとずらした例。ちなみにここまでずらすにはかなりの力を要したので、ここまでずらすのは無理があると思われ。
これくらいずらすと、充電端子もこんな位置に来る。
ある程度正しく入ったことが確認できたら、帯から底にかけて延びるDカンストラップがケースの底面の曲線に沿ってほぼ隙間なくピッタリ合わさる様に帯の両サイド(Dカンストラップが生えているあたり)を親指で上に押し上げる。
最後に帯がケースの本体と蓋の境目の線と並行になっていれば100点満点。
多少ずれていても問題なく使えるけれど、せっかくなら綺麗にセットして使いましょう。
こうやってセットすると、蓋を開けていて振り回してもケースはなかなか飛び出さない。とはいえ、蓋を開けたまま振り回して床に落としたりすると、ケースの蓋が開いて中身が飛び出す危険性はあるので、用事がある時以外はきちんとケースカバーの蓋は閉めておくことを推奨する。
ここまで作って見て、今回のケースカバーはかなりきっちりできたと自負している。
ゆるゆるで蓋をしていなければケースが落ちてしまうという様な甘さもないし、ケースをつけたままでもケース蓋の開け閉めにはほぼ干渉しない。
蓋の充電口上あたりにもっと折り癖をつけて仕舞えば干渉はしなくなるけれど、癖をつければそこから皺ができて、壊れる一因となることからじじいは敢えて癖をつけていない。蓋を後ろに回して人差し指で押さえてしまうか、ケースの蓋を開いたところで指でケース蓋を押さえてしまえば、ほぼ抵抗なく押さえておくことができるのでそこは使い手の慣れ次第かな。
贅沢を言えば蓋を閉めた時の帯上にスリットを開け、ケースのLEDがケースカバーをつけた状態でも確認できる様にしたかった。けれど、それをすると蓋の強度が低くなってしまうので、今回はパスすることにした(と言いつつ衝動的に挑戦するかもしれない…)