なので早速工作。
Dカンを挟んで皮をケースカバー側面の裏側に織り込み、周囲を回るバンドの下端に位置合わせ。
下端合わせには十分注意をしたけれど、クランプを取り付けた時に余計な力が加わったのか、左右位置が少しずれてたため、片方は一度やり直した。折角だから綺麗に作りたいもんな。
で、一応「完成しました!」と家r状態になったのがこれ。
これ
ストラップをつけてみた。
こんな付け方も。
こんな感じにも。
取り付け先にDカン・丸カンなどがあれば、そこにつけるのもあり。
と言う感じで写真を撮っていて思ったんだけれど、今までのXM5用カバーのストラップは、じじい自身が使うカバンに合わせたので、Dカンなどと言う中間接続部を持たず、ストラップを伸ばした先にナスカンがついている形になっていた。
(↓こんな感じね)
翻ってXM4用ケースカバーはカバー側面両側にDカンをつけている。
それがどうしたのかと言うと、XM5用では全く何も問題がなかったんだけれど、XM4用のDカンにストラップを取り付けてぶら下げると、ストラップの金具がケースに接触してしまうんだ。
数回なら問題はなかろう。でも何度も何度も接触を繰り返すと、ここからケースが削れるか禿げる。なんと恐ろしい言葉か!
まぁ禿げることを覚悟して使う分には良いけれど、ストラップのDカンを片側につけて使用すれば、本体が下側に、ストラップが上側に引っ張られるため接触はしない。
蓋は磁石で結構頑丈にしまっているので、この使い方がいいのかもしれないな。
または先にアップした写真の様に、XM5ケースカバー側は片方だけストラップを繋ぎ、反対側をカバンにつけるなり巻きつけて使うかだね。
もう1つ心配なのは、十分に強度を持たせたつもりのDカン周りなんだけれど、力一杯Dカンを外側方向に引っ張る事を繰り返すと、接着が剥がれてしまう可能性は結構ある。普通に使う分に耐えるくらいの強度はあると思うんだけれどね。
引っ張られてDカンを挟むベルトが剥がれ落ちることがない様にとケースカバー底面そして周囲を回るバンドの裏・表に接着して引っ張られ力に対抗する様にした。が、Dカンをつけた根本だけに集中的に力が加えられた時の事はちょっと頭に入っていなかった。ここは縫わなきゃダメだったかな。でも、普段使いのバッグとかではなく、バッグの中でケースが暴れて行方不明になる事、蓋が開いて中身が飛び出してしまう事を防止する目的のケースカバーなので、そこまで大きな力で振り回される事はなかろう…そうであって欲しいな。
じじいがテレビを見なくなった理由
ここにも何度か漠然と書いているけれど、じじいが率先してテレビを見なくなって久しい。
全く見ない訳でもなく、テレビ大好きと公言して憚らない妻が帰宅してくればすぐにテレビをつけてタイムシフトレコーダから見たい番組を探して、ずっと見続けている。
その番組を一緒に眺めることもあるけれど、多くの場合はヘッドフォンなりイヤホンをして動画を見ていたり、全く別のことをしている方が多いかもしれない。
なぜテレビを見なくなったのか…
例えば、番組名も放送局も知らないけれど、先日妻が見ていた番組。
ザキヤマがゲストの男女2名を迎えて金沢城址から福井県教に近い寺まで旅をするみたいな番組だった。
この手の番組は結構多いよね。
バスを使ってゴールを目指したり、電動バイクを使ってみたり…
でもさ、その多くが「芸能人が特別扱いされること」を前提にしているような取材があったり(実際、たまたま長野県の某所に立ち寄ったところ、数週間前に電動バイクの旅のロケがあったそうで、立ち寄った店はロケ前の待合室がわりに使われたらしいけれど、結構不満を漏らしていた)。
旅番組ではないけれど、じじいが新宿の会社に勤めていて帰宅のため駅に向かっていた時、新宿駅南口の辺りで有名らしいドラマの撮影が行われていて人だかりができていた。
ADさんらしき人が数名で「ご協力お願いします」と通行人を止め、ドラマを撮影している様だったけれど、すでに歩道から人が溢れて交通の障害になりかける様な感じだった。
じじいとしても、自分は全くドラマにも俳優さんにも興味がないのに、なぜそんな役に立たないものに協力をしなければならないのか!と残業残業で疲れ切った真っ黒な心に思ったんだ。だから、しるか!と制止を振り切って突っ切ろうとしたら、丁度「ありがとうございました」と制止が解除された。ちょっと残念だけれど、後から考えたら、面倒にならなくてよかったかな。
テレビって一体何様なんだろう。
旅番組などのロケで、所構わず大声をあげて騒いでさ。
そんなロケがあると思わず、そこに来ていた人には「あら、珍しい人に会えてよかったわ」と思う人もいるかもしれない。けれど「折角静かな時間を過ごしたかったのに、なんでこんな馬鹿騒ぎを!」と憤慨する人もいるはずだ。
そう言うロケを「行き当たりばったりで楽しさを演出」と誤魔化す様なところが嫌い。
それと、一番最初に出したザキヤマの金沢旅の話に戻るけれどさ、騒がしいのもあった。でも、どうしてもじじいが理解できないのはもう一つのこと。
1日目の旅が終わったのか飯屋で飯を頼む時、ザキヤマが女性ゲストとコソコソ話をする。そしてその2名分だけビールが運ばれてくる。
男性ゲスト(確かオードリーの春日)が「なんで?」と聞いて「自分にも」と言うと2名が頼んだビールジョッキより小ぶりのジョッキが持ってこられる。
これってさ、いじめだよね。
いや、演出だってのはわかっている。
でもさ、子供がこれを見たら、これは「やったら面白いこと」って認識すると思うんだよ。
この番組だけじゃなくてさ、こう言う演出すっごく多くねぇですか?
出川哲郎だったかな。「自分たちはいじられてなんぼですから」と言って、どんどんいじってくださいと言っていた。
確かにそうなんだろう。でもさ「誰かを陥れて、それを見て高らかに笑う」って言うのは一般的に見たら「いじられる」ではなくて「いじ『め』られる」だよね。
じじいは「いじめられる」のを見ることではなく、「いじめて、高らかに笑う」と言う立ち位置の人を見るのがとても腹立たしい。それが演出だとわかっていても不愉快に感じてしまうんだ。
だから、昨今のテレビ番組で見られるのものがほとんどなくなってしまっているんだよ。
ここに書き始めるはるか以前から言っていたんだ。
「東京の漫才は嫌い。大阪の漫才が好き」ってね。
その理由は「大阪の漫才は人を傷つけない。翻って東京の漫才は人を貶して、貶めて笑いを取ろうとするから」と言うものだった。
最近は大阪で育った芸人さんが東京に居を構えて…と言うことも多くなって来たので、一概に東京はとか大阪はとか言えなくなってきたかもしれない。
でもほんの10数年前には明らかにそんな違いがあったとじじいは感じている(もちろん全てがそう!と言い切るつもりはない。東京でも良い漫才はある…んじゃないかな)。
また、妻が好きで毎週欠かさず見ている(そして最近のじじいはそれが始まると、ほとんどの場合ヘッドホンをしてパソコンに向かって見ない様にしている)「秘密のケンミンSHOW」。
以前にも書いたことがあるかも知らんけれど、なぜ地域に根付いた料理を他地方と比較したり煽ったりする必要がある?
牛肉が手に入りやすかった地域、豚が手に入りやすかった地域とそんなのはそれぞれでしょ。寒い地域では、昔のまともな暖房設備もない時代に厳しい冬を生き抜くためには食事も工夫しなければならなかったし、食料を保存するために漬物に頼らざるを得なかった。だから京都や大阪の様な裸で寝ていても死ぬ心配のない生ぬるい気候の地域では想像もつかない厳しさに対応した料理ができるんだよ。
そう言う背景を知らずに「出汁が」とか腑抜けたことを言ったり、地元の食材が「一番」と他と比較したこともないであろう人が「何を根拠に?」とも分からず言うような場面を面白おかしく編集して流す神経がじじいには分からんのです。
テレビだからね。視聴者に興味を持ってもらえる様演出考えているんだよ。
そう言う話なんだろうね。
でも、全然面白くない。
同じはずの料理が地域によって食べ方が違う。
それをなぜ「そんな食べ方信じられない」とか言わせる必要があるのかな?
まぁ、長者番組化してきている番組なので、一定数の視聴率はあるんでしょうね。受け入れられているんでしょう。
だから、それを不愉快に思うじじいの方が少数派なのかな。
じじいもじじいが不愉快に思うってだけで「局に苦情を入れてやる」とかそんな事はしないよ。じじいが見なければ良いだけだからな。
自分の地域の食べ方と違っていると言うだけで、確かな味覚を持っているかどうかも知らないどこかの誰かに上から目線で「そんな食い方信じられない」と言うのって、じじい的にはこれも一種の「いじめ」だと思うんだよ。
まぁ、先のザキヤマの旅番組の様ないじめよりは穏やかだと思うけれどね。
「コンプライアンスを重視しすぎたら、やれることがなくなってしまう」
「だから今の番組はつまらなくなった」
そんな意見に頷けることも多々ある。
賛成する部分も結構あると思う。
でもさ、ものすごい極論だけれど「深夜帯の番組で女性の裸が出てくる番組」と「子供が見られる時間帯の番組で、いじめを増長させかねない行動のある番組」なら、どちらが規制されるべき番組なんだろう。
じじいは圧倒的に後者だと思うんだよ。
一応深夜帯は子供は見ない前提が是としての話になるけれどな。
そう言う条件だったら、深夜番組を見るのは大人。そこで女性の尊厳云々の議論はあるとしても、それを規制するより先に子供のいじめ増長の方が先に規制されるべきでしょと言うこと。
女性の裸問題はいろいろ面倒くさいから、ここじゃあ議論しない。
あくまでも極論として取り上げただけなので、ここに噛みついてきても無視するからね。