LAN回線速度は1Gから10Gになったはず…屋内LAN配線すげ替え | lummoxの長い1日

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駄文、散文、写真、絵日記…何を書くかわかりませんが、その日の気分で…

今までにも何度か書いてきた通り、うちの通信環境は、回線契約が10Gbpsの光回線なのだけれど、残念ながら10年前に建てた家の壁の中を這わせているLANケーブルがカテゴリ6なので1Gbpsまでしか対応していない(55m以内なら10Gbpsも可能と言う話もあるけれど、確実ではないので…)。それを10Gbps対応のカテゴリ6Aに変えてしまおうというのが今回の工事。

 

いまはONUから10GbpsのLAN回線を取り出して、1000Base/T(最大1Gpbs)のスイッチングハブに入れ、そこから各所へ分配している。

 

全てをカテゴリ6Aに張り換えると相当な費用が必要となるし、実際にはほとんど速度を必要としていない場所もあるしと言う事で、同居家族に意見を募った所、結局張り替えるのは私のパソコンが置いてある場所の1本に絞れた(今のままでも十分早いのだ)。

 

今回は、ONU(光終端装置)からの線を10Gbps対応のスイッチングハブ(新設)に入れ、私のPC直近のLANコンセント(今回ケーブルを張り替えカテゴリ6Aにする)までのケーブルを張り替えて新しいスイッチングハブに接続、従来のスイッチングハブもその新しいスイッチングハブに繋いで、速度を必要としない場所のLANコンセントへは従来のスイッチングハブから繋ぐ事にしようと目論んだのだ。


因みに新たに導入した10Gbpsのスイッチングハブはtp-linkのTL-SX105と言う5ポートのスイッチングハブ。

 

 

ファンレスだけれど、結構な発熱があるので密閉空間で使うにはちょっと心配。今回はボックス内の過密さから、中に入れての運用は諦めていたけれど、もしそうでなかったら大変困ったことになったかもしれない。ファンをつければうるさいし、つけなければ熱が心配…さじ加減難しいね。

 

閑話休題


費用的には納得できるものだったし、工事以外に必要となる機器も依然と比べ安く手に入るようになった(のか、自分が見つけられなかっただけかは分からないけれど)。
そんな訳で、今回はある程度費用を見込んで洗面台をシンクに入れ替える工事をやるついでにLANケーブルの壁内配線を一部入れ替える作業そして、ついでにリビングの照明をダウンライトからシーリングライトに変更する工事を依頼し、それが今日完了した。

 

営業さんからは「作業見込み:9時から17時」と来ていたので、一応それに合わせて予定をくんだ組んだけれど、屋内配線を1本入れ替えるだけでどうしてそんなに時間が掛かるのかどうしても理解はできなかった。
アマゾンでも安価で売っている通線ワイヤーがあれば、基本ケーブルを入れ替えるくらいは素人の私でも30分…1時間もあればできる作業だ。

 

その後、ケーブルの端にコネクタをつけて行くのも、今は被覆を剥いて差し込めば勝手に規格通りになるようなものも売っているようで、自分でやっても問題なかったかもしれない。でも、一応専門家が8時間をかけてやるって言っているんだから、何かしらすごいことしてくれるんだろう…そう思っていたのだけれど…

 

9時ぴったりに工事屋さんが来た。一応場所の確認などを行ったらすぐに2人がかりでケーブルの引き直し。30分も掛からず終了。

そして10時半ころには「LANケーブルの方の作業は終わりました」ときたもんだ。

 

…だよねぇ

 

「営業さんに確認したら、9時から17時の作業だって言われたので、どんなことをするのか興味深かったんだけど…?」

「んなことある訳ないじゃないですか(笑」

「ですよねぇ」

 

この後、私がいつも過ごしているリビングの照明の工事を30分ほどで終えて帰って行った。

 

この部屋は家を建てる時に口を酸っぱく「目があまり良くないので、直接目に光が入らないよう間接照明にして欲しい」とお願いをした。

間接照明では全体的に暗くなることは重々承知している。全体をある程度柔らかく照らしてもらって、必要な部分はスタンドなりを使って光を補充すればそれで良い。兎にも角にも寝転がって本を読もうとしたら光が目を射る…そんな状況は勘弁してと30回くらいは説明したと思う。が、私が「間接照明にしてくれたよね」と確認しても「はいはい」と言い続けたのを信じた結果、できた家にはきっちりダウンライトがセットされていた。

 

部屋の真ん中に置かれるメインの照明で暗くなる端っこの方の香料をカバーするためにダウンライトが設置されるっていうのはよくある話だ。うちのリビングにも端っこに2か所3つずつのダウンライトが設置されている。しかし、メインのライトまでってこれは何かの嫌がらせ?

 

すぐに文句を言ったけれど、「これがお客さんの要望になっています」「了解は貰っていますよね」とヤクザまがいの話になったので諦めてきた。

が、やはり白熱灯の色も、直接目に入る光量も自分にはつらい。10年堪えたけれど、これからさらに年をとって目が弱ってくるのだから、変えるなら今しかないと、こちらもお願いしたものだった。

メインのダウンライトに来ている電源を差し替えて普通のローレットを設置してもらった。

 

どんなライトをつけるかちょっと悩んだんだけれど…

明かりがつけばそれでいいなら6,000円位からあるのは知っている。

だけれど、今回はパナソニックのHH-CE1280Aと言うものを選んだ。


ライトの周りに透明なアクリル板あって、その上に細かい反射板を設置して、広い面積で照らすというもの。

このアクリルのパネルだけ/真ん中のリングだけ/全部点灯を選択できる(前者2つは黄色い明りになっちゃうけれど)。目に優しい光が欲しい時には良いかもしれない。

既に清算終了製品との事なのに、全然安くなっていなかったのがちょっと不満だけれど、まぁ気に入っていたものなので良しとしましょう。

 

さて、業者さんが帰ったので、パソコンの蓋を外して10Gbps対応のネットワークアダプタをセットす…す…す…?

 

うちのパソコンは7年くらい前に作ったものだ。

ある意味もう骨董品に近い。

それでもその当時ではそれなりに良い性能で組んだので、今のコンピュータで置き換えても、そこそこの速度のパソコンと同等の処理性能はあるようだ。が、どんどん変わる規格にはついていけていないところもある。

 

今回買ったtp-linkのTX401はPCI-Eアダプタと書いてあるので、古い私のパソコンでも問題なく装着できるはずだ。

 

が、合うスロットがないよ。

なんで?

 

おちつけ。おちつけ…

取り敢えず、マニュアルをネットでダウンロードして確認する。

久し振りに見たチンプンカンプンな言葉の羅列をみて思わず居眠りしてしまった時間を含めて30分程頭を抱えた後思い出した。

PCI-Express規格って×1~×16まであって、それぞれスロットの長さが違ったりする。で、うちのパソコンに装備されているのは×16の長いスロット。そこにこの短いカードなので「長さ合わないじゃん」と慌てていたのだけれど、別に後ろが余っても良いのだ。そんな事すら忘れているなんて…

 

取り付けて、一応付属CDをセットしてドライバをダウンロードした。

それをする前からカードは認識されて通信を始めていたのでダウンロードは必要なかったかもしれないが、一応確実に終わらせておく。

 

さて、速度なんだけれど…

アダプタ設置前がこの速度。

 

アダプタを設置したけれど、間に1000Base/Tのスイッチングハブを経由したままの状態で計測。


 

速度が上がっているね。

で、カテゴリ6Aで直結した時はこれ。

ダウンロードの速度が遅くなっているけれど、まぁ誤差みたいなもの。アプロードが少し速くなっている。

 

ネットワークアダプタの「10G LINK」のLEDがついているので、それなりの信号は入っているのだろうけれど、正直言ってかなり遅い

 

fast.comで計測すると1.2Gbpsしか出ていないよ。

 

多分、まだうちの環境のどこかになにかしら障害が残っているのだろう。

これから少し時間をかけてゆっくり速度をアップさせるべく調べていく予定。今のままではこの工事に掛けた5万なんぼの費用が全て無駄になってしまう。さすがにそれは勿体ないもんな。

 

取り敢えず、近々デスクトップパソコンを隣の部屋に移動して、ONU直後の回線を取り出しで速度を計測してみようかね。まずはそこからスタートが正解だろう。

 

と言う事で、工事は無事終わったけれど、速度は全然出ていない状態だという結果に終わった。残念だけれどここに書くネタを貰ったと思う事にする。