最近、2011年から既に14年以上使用しているパソコンのプログラムアップデートの際に、CPU負荷が50%以上にほとんど上がらなくなっていた。
これは、パソコンを自作した際に純正のCPUファンがうるさかったので静音タイプのケースファンを流用設置していた影響と埃が溜まっているのだろうということで、久しぶりにケースを開けて掃除を実施。
エアダスターが無かったので、自転車用の空気入れでブシュブシュと。
掃除機でやるという猛者もいるみたいだけれど静電気の発生が怖いので、まあ、空気入れでもそれなりに発生するとは思うけれども、影響は多少は小さかろうと。
ということで、それが終わった直後に、モニターとキーボードとマウスの最小構成で起動を実施。
USBメモリで起動不能になるということもあるので、念の為。
そこまでしたにも関わらず、そもそも、掃除をした後は30分程度は静電気が落ち着くまで放置しておく方が良かったらしいのだが、パソコンが起動不能に。
電源ボタンを押すも、ファンとCDドライブが動くのみで、BIOSの読み込み画面すら表示されなかった。
最悪、静電気でマザーボードが壊れたことを覚悟。
その後気を取り直して、本体の除電(電源を切って電源コードを外した上で電源ボタンを数回押す)や、掃除した影響で配線の緩みが無いか確認するも、状況は変わらず。
長らくCMOS電池を交換していなかったことを思い出したので(これが原因で不調や起動不能になることもある)交換してみるが、それでも変わらず。
半分覚悟を決めて、スマホでスモールパソコンを検索して数時間。
2万円も出せば、今と同等以上の環境(少電力、高スペック)になる、ということを認識しつつ、ポチるまでには至らず。
そうこうしつつ、これでダメなら諦めようということで、一応マザーボードからメモリを抜き差し。
そして、そういえば今回は、以前は実施していなかったマザーボードの下側にも空気を送り込んでいた事を思い出した。
懐中電灯で照らして見てみると、ちょうどCPUの下の所にその電極からケースへまたがる様に存在する糸状の埃を発見。
それを取り除いて見た所、
無事、再起動に成功。
そしてこの記事を書いている。
マザーボードには全体的に粉状の埃が薄く積もっていて、その何処かが悪さをしていたらお手上げだと思っていたが、そちらは結構強いらしい。
裏面のホコリ(短絡)が割と厳しいらしいということが今回学んだこと。
とはいえ、年数的にいつ壊れてもおかしくはないので、バックアップをとりつつ今度掃除する前までに新しいパソコンを新調することにする予定。
2万円を出すか、中古ジャンクのOS無しパソコンで遊んでみるのか、検討中。