週末の2日間で4人のコーチに教わったお話。 | lumevangis ~ 雪の囚人 ~ (雪猿挽歌)

lumevangis ~ 雪の囚人 ~ (雪猿挽歌)

lumevangisとは、エストニア語で雪の囚人。
非日常の銀世界に、一度でも魅了されたら、もう街には戻れないかもしれません。
それでも貴方は雪山へ行きますか?


苗場スキー場 非公認ファンブログ
- スキー - ウインタースポーツ -
 人気ブログランキング 登録中

お疲れ様です、爺ぃです。

 

今日は少し暖かい一日になりました。先々週から、サイドエッジを砥がないと・・・と思いながらも、雪の良さにかまけて先延ばししてましたが、緩んだ雪がカチカチになる前に作業に入ります。

 

 

この週末は苗場でレッスン生活。午前と午後で異なるコーチにご担当いただき、2日間で4人の先生に教わるというレアな体験。コーチの説明はそれぞれ切り口やアプローチが異なるも、できていないことを手をかえ品をかえ身体に感覚として染み込ませる手法は同じ。

 

癖の修正も含め、意識改革。

 

1.外手を下げる

ターン後半、外手があがっているのはNG。手だけ下げるのではなく足もとに圧を捉えて腰で踏み、脇腹が詰まり、結果として外手が下がる。上体から動いたらダメというのは上体が動いたらダメということではなく、上体しか動かないのはダメと。ただし、正しい運動要素が出ているなら自然と良いシルエットになるから上体を動かそうとしなくて良いというか・・・なんとも哲学的な問答のできあがり。

 

個人的に、できない間は自分で何かしようというと動いた方が変化がでるので、「腰で踏んで外手を下げる」と意識にセットしました。トレーニングは、外腰に手を当てて押し込み、ターン後半に逆手を前に出す。



 

2.切り替えで板と身体を離さない

切り替えから板を外へ飛ばして身体が内に入のは前半が軽くなるだけなのでダメ。あたまでは理解できていても、長年の組み立てがこれだった分ついつい癖が出てしまいます。面の切り替えに合わせて身体を板が踏めるポジションへ正確にもっていけるか。捉えだとか踏み込みだとか(蹴り込みではない)、色々と流れの中でよい塩梅に処理(それが難しい)できるよう練習したいと思います。

 

 

3.板のトップから捉える

昨日はトップからの捉え、切り替え部分にフォーカスをあてた説明をいただきました。20年以上昔だとよくトップの捉えって指導された記憶がありますが、だんだんそういった部分が緩んできますね。トップから捉えるという指導の結果、切り替えで身体を谷へ運ぶがハマることもあるし、切り替えでの重心移動が的確になってくるとトップから捉えるにもつながると。切り替えでは大腿を谷方向へ倒すって説明に、足もとに力感がなく大腿だけの動きになれば捉えは甘くなるし、意識している動き以外の動きが消えるとしたら、そんな爺ぃの処理能力は2bitくらい。。。

 

4.角付け、エッジ、踏み方

伸展だけだと横方向への押し込みが強くなる。単に横に出すのではなくて、足下から掘り込むイメージ。エッジのかけ方の修正はじっくり取り組まないといけません。外脚から主導するのが基本で、条件によってそこに内脚のインエッジを掛ける動きが入っても良いのかなと。

 

外脚だけ意識して内脚をフラットに置いてしまうと内脚が残る。じぶんの動作が、捉えと踏むが一緒くたになっているので圧を抜くのが早い。圧は抜かずに次のターンに繋げる。切り替えで、谷脚を抜いたらダメ。

 

↑週末のコブはあまりよい雪ではなかった(というか結構硬い)と思う。レッスンで1本だけ滑りましたが、朝起きてから腰が重くなってる原因カモしれません。

 

移動の合間にできるバリエーショントレーニングも色々と教えていただいたので、ちょこちょこやってみます。特に、緩斜面で幅の狭いプルークを作り内股をしぼり込んでトップのエッジで停止する練習は勉強になりました。

 

今季は雪が多いのに整地が面白くてファット出してない。あたり日に乗り遅れないよう車に積んでおかないと。。。

 

 

怪我なく元気に!

悔いのない一本を!!

 

 

~ lumevangis ~