母親のカード暗証番号を聞いてあふれる感情。。。 | 生きづらさを抱えたまま50代を過ごす元JW2世のつぶやきブログ

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生きづらいのは、自分に原因があるのか、脱会したとはいえ思春期にうけたJWの教えの後遺症か。。。
同じ思いで生きている人の助けになれば、私の経験も無駄ではないかもしれません。還暦近くになって離婚となりそうな話も。

先日、母のカードのカード暗証番号を聞く必要がありまして
メモってもらって???ってなりました。
近くのスーパーの会員カードです。
 
 
まったくわからない数字だったのです。
 
たった4桁の数字だけど
なんだかんだで自分と関連のある数字を選びませんか?
 
 
まして高齢の母。
 
孫の誕生日とか、子どもの車のナンバーとかね。
何かの拍子に思い出しやすい数字を付けますよね。
 
 
書かれた数字の羅列は私には何の関連も感じられなくて
聞いてみました。
 
そしたらね、なんと
「自分が離婚した日」だったのです。。。
 
 
唖然としてしまいました。
 
悲しくなってしまいました。
 
 
そう、悲しかったのです。。。
 
「この人は、カードを使うたびにあの日を思い出しているんだ」
 
そう思ったら無性に悲しくてやるせない思いがしました。
 
 
 
母は離婚して35年以上たちます。
カードを作ったのは、ほんの数年前。
 
今だにあの日を忘れないんだ。
忘れられないんだ。
忘れたくないんだ。。。
 
 
そして、悪いことに私には想像できるのです。
この数字を選んだのは前向きな明るい気持ちじゃないってことが。
 
「この日を境に うんと幸せになって生きていこう」
という明るい未来に向かって晴れやかな気持ちで決めたのではなく
 
「この日の思いを(恨みを)絶対忘れない」
という黒い気持ちで決めたのだということが。。。
 
 
 
その黒くてドロドロした思いを
カードを使うたびに思い出すって、どういうことよ。。。
 
臥薪嘗胆か、、、
 
 
そんなことをあえて選ぶ母の心が、悲しくもあり、怖くもありました。
 
そう、怖かったのです、怖いのです 私。。。。
 
 
 
両親の離婚に責任を感じているのです。私は。
 
当時はとにかく分かれてくれた方がいい と思って他人の(父母の)人生に口を出して離婚を勧めたのです。
 
だから、母が今だに離婚した日のことを忘れないのは
何かしら私が勝手に感じているのでしょうけど
母に申し訳ない思いと
 
「もういいかげんにしてよ」という
うんざり な気持ち
 
たぶん私も両親の離婚にまだ罪悪感が残っているのです。
 
悲しい
怖い
悪かった
 
いろんな感情が次から次へと湧き出てきて
なんだか揺れる螺旋階段の春海です。。。
 
 
まあ、ずっとこんな思いを抱えて生きていくのでしょうね。
「それでも大丈夫」 な自分でいたいね。
 

 

 

 

 

 

 

 

「宗教二世が生きづらいのは あなたのせいではない。
 あなたが悪いんじゃない」

 

 

 

分かりやすく自分が機能不全家族育ちかどうかの診断をしたい方は
こちらのサイトで確認してみてください。

 

 

とにかくまず、気づくことから始めましょう。

 

 

 

生きづらいのはあなたのせいじゃない。
あなたの性格が悪いからでもない。
 
 
 
二世全てに知ってほしい。
二世全てに楽になってほしい。
 
 
心の底からそう思うから、少しづつ書いていきます。

自分のアンテナに引っかかった事だけでいいので読んでみてください。

 

 
 
私が少しずつ楽になれたように
あなたの心が癒されていきますように。

 

 

 

 

 

宗教二世は 「AC of 宗教」だと思うのです。

ACoR (アダルトチルドレン・オブ・レリジョン(religion =宗教

と呼ぼうと思います。

 

アダルトチルドレンは「ACoD」という言い方もあって

それは AC of dysfunctional family  つまり「機能不全家族」で育ったという事です。

 

<機能不全家族>

家庭として機能していない家族。

子どもにとって、唯一無二の居場所である家庭が機能していない。

そんな環境で育っても、子どもの頃はそこしか知らないのです。

そこしかないのです。

私たちも そこで生きていくしかなかったよね。

 

だから、そこで生き延びるすべを身につけた。

それが、大人になった今生きづらさの大元になっている。

 

だから、あなたにも知ってもらいたいのです。

 

私たち宗教二世は 「ACoR」 です。

宗教により「機能不全」に陥った家庭で子ども時代を過ごし、大人になったACoRです。

アダルトチルドレン なのです。