男女関係が苦手 ~機能不全家族育ちの特徴④ | 生きづらさを抱えたまま50代を過ごす元JW2世のつぶやきブログ

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生きづらいのは、自分に原因があるのか、脱会したとはいえ思春期にうけたJWの教えの後遺症か。。。
同じ思いで生きている人の助けになれば、私の経験も無駄ではないかもしれません。還暦近くになって離婚となりそうな話も。

宗教二世は「機能不全家族に育った宗教性アダルトチルドレンACoR(宗教)という持論を書いています。
 

 

この先しばらくは
先日紹介した機能不全家族診断テスト残りの30項目を、私の経験も照らし合わせてみていきます。

 

 

 

 

 

あなたは人との関係(男女関係など)に非常に敏感であり、その付き合いに疲れることが多い

 
 
そもそも「人間関係」が苦手です。
さらに大人としての付き合いが必要な「男女関係」となるとグッとハードルが上がってしまいます。

 

 

宗教二世や毒親育ちは ”親から愛された経験” が少ないのです。
(幼少期の親との関係は、大人になってからのその人の人間関係に大きな影響があることはよく知られた事実です。)
 
だから、どうやって他人と愛ある関係を作ったらいいのかわからないのです。
そして、「愛されたい」という思いが無意識のなかに強くあって、それがだれかと良い関係を育てる邪魔をするのです。
 
なにも男女関係に限ったことではなくね。
 
親友とかとの関係もそう。
友人に対してですら 親密な関係を誰かと持ちたいのだけれど、親密になりすぎるのは怖い。
相手がどう思っているのか、いつも不安。
自分が拒否されるのかもしれないと思うと、距離を縮められない。
 
自分の中で、両極端な気持ちにてこずるのです。
 
仲良くなりたいのだけれど、なりすぎると後が怖い。
仲が終わって、その後の淋しさや惨めさを考えると、どうせ私なんか誰も相手にしないんだから仲良くなるのはやめておこう と自分から関係を持つことをあきらめてしまう。
 
誰かに近寄りたいけど近寄れない人間関係に 疲れてしまうのです。

 

 

 
これが男女の関係となるとさらに深刻。

 

 

男女関係をどのようにはぐくんでいったら良いのかわからない。

どうやって「愛」というものを育てていったらいいのか分からない。
 
そして、多くの機能不全家族では両親の仲があまりよくないのです。
 
私の育った神権家族は、一見良き夫婦の カタチをしていたと思います。
だけど、親を見ていて楽しそうとか幸せそうとか思ったことはありません。
 
なので私には、どうやって心穏やかな男女の関係を作っていったらいいのかが分かりませんでした。
 
お手本や理想となる男女関係がなかったのです。

 

 

 

 

もう少し踏み込んで考えると

宗教二世の教えられた「愛」は基本が「神への愛」でした。

 

他の人への「愛」もすべて「神への愛」から派生するもの。

神のいないところに愛はない。

だから、神を信じない人との間には愛はない というように思わされていました。

 

「世の人と交わってはならない」と言われていたから。

 

宗教の教えにいない人とは仲良くなってはいけない。

それが親から言われていた事でした。

(もちろん、こっそり仲良くなってたけどね。すごく悪いことをしていると思っていました)

 

 

男女関係にはことのほかうるさいのがJWでしたしね。

 

男女関係=不道徳 なことと思っていたし。

そう思っていた人は少ないのでしょうか?

私は男女関係は悪だと思っていましたよ。

この世の人とお付き合いなんてあり得ないことでしたし。

 

私が宗教から抜けても、まだ親は男女関係に口出ししてきました。

不道徳なことが許せなかったのでしょうね。

成人してからも門限は9時で、それを過ぎたら家の鍵を開けてもらえなかったこともたびたび。

親の管理下にいつまでも子供を置いておこうとするのはおかしなことですよね。

 

それに、不道徳不道徳と子どもの頃から教えられ続けたせいか、宗教を抜けた後も男女関係には何かしらの後ろめたさを感じたりしてました。

 

あの教えとそれに染まった親からは 人間のなにか大切なものを奪われたように思います。

 

 

まとめると

 
私たちは自分に自信を持ってもいいのです。
 
 
過去の私たちが育った家庭は、確かに愛が薄かったかもしれない。
そこで、幼い私たちは愛され方を学べなかったかもしれない。
 
だけど、世の中はそんな家庭ばかりじゃない。
だから、普通の人から学べばいい。
 
優しくされたら、その人を信じたらいい。
自分も素直な気持ちを返していけばいい。
自然な情愛を持つことは美しいことなのだから。
 
たとえ、いつかその人との関係が終わるとしても、十分関係を育めたら後悔は少ないはず。
 
あーでもない、こーでもないってグルグルした感情で付き合っていると、終わった関係に未練がの頃のかもしれない。
何でもやり切った後はすがすがしいのだと思う。
 
 
自分の本心を生きよう。

 

 

あなたはあなたの人生を生きていいのです!

 

 

 

だって、あなたの人生だもの。
あなたがのびのびと楽しめる人生を選べばいいの。

 

 

 

 

今日はここまで。

 

何度も言います。

 

 

 

「宗教二世が生きづらいのは あなたのせいではない。
 あなたが悪いんじゃない」

 

 

 

とにかくまず、気づくことから始めましょう。

 

 

 
 
二世全てに知ってほしい。
二世全てに楽になってほしい。
 
 
心の底からそう思うから、少しづつ書いていきます。

自分のアンテナに引っかかった事だけでいいので読んでみてください。

 

 
 
私が少しずつ楽になれたように
あなたの心が癒されていきますように。

 

 

 

 

 

宗教二世は 「AC of 宗教」だと思うのです。

ACoR (アダルトチルドレン・オブ・レリジョン(religion =宗教

と呼ぼうと思います。

 

アダルトチルドレンは「ACoD」という言い方もあって

それは AC of dysfunctional family  つまり「機能不全家族」で育ったという事です。

 

<機能不全家族>

家庭として機能していない家族。

子どもにとって、唯一無二の居場所である家庭が機能していない。

そんな環境で育っても、子どもの頃はそこしか知らないのです。

そこしかないのです。

私たちも そこで生きていくしかなかったよね。

 

だから、そこで生き延びるすべを身につけた。

それが、大人になった今生きづらさの大元になっている。

 

だから、あなたにも知ってもらいたいのです。

 

私たち宗教二世は 「ACoR」 です。

宗教により「機能不全」に陥った家庭で子ども時代を過ごし、大人になったACoRです。

アダルトチルドレン なのです。

 

 

 

 

≪宗教二世のための相談会≫

 

お休みしていましたが再開します。

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クローバーカウンセラーとしての私についてクローバー

☆某公的機関教育相談員10年間
 (電話相談)
☆精神対話士 20年間
 (対面相談)
☆私立幼稚園連盟相談員

今まで傾聴カウンセラーとして
およそ800件の相談を受けてきました。

これからのカウンセリングは
傾聴からもう一歩踏み込んで
≪自分の問題の根っこを見つけにいく≫
というスタンスでお聴きします。

自分の ”生きづらさ” が
どこから来ているのかを
様々な手法で見つけていきます。


クローバー本気で人生を楽にしたい方が
  少しでもラクに生きていけるよう
  心を込めて聴かせていただきます
  

 

インスタもみて欲しいな。