コントロールへの拒否反応 ~機能不全家族育ちの特徴③ | 生きづらさを抱えたまま50代を過ごす元JW2世のつぶやきブログ

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生きづらいのは、自分に原因があるのか、脱会したとはいえ思春期にうけたJWの教えの後遺症か。。。
同じ思いで生きている人の助けになれば、私の経験も無駄ではないかもしれません。還暦近くになって離婚となりそうな話も。

このところ 宗教二世は「機能不全家族に育った宗教性アダルトチルドレンACoR(宗教)という持論を書いています。
 

 

この先しばらくは
先日紹介した機能不全家族診断テスト残りの30項目を、私の経験も照らし合わせてみていきます。

 

 

 

 

 

あなたは人をコントロールしたがる人間がいると、強く反発心を覚えたり、逆に怖気づいたりする
 
 
ああ そうかもしれない。
私は人からやりたくないことを指図されると、上手に反応できないのです。
普通の人みたいに「何言ってるのよ~」なんて受け流せない。
 
 
宗教二世や毒親育ちは ”コントロールされてきた人生” を経験しています。
「マインドコントロール」という単語はあまり好きではありませんが、
子どもの私たちは、コントロールされざるを得ない日々だったのです。
 
 
その人なくては生きていけない人=親 からのコントロール。
教えに従わなければ親から否定された。
 
 
 
本心はやりたくないことでも やってしまっていたあの頃。
 
 
そんな、囲いの中に閉じ込められた日々から やっと抜出したのだからでしょうか。
コントロールしてくる人に反発心を持ってしまうのです。
もう二度とコントロールされるのは御免なのです。
 
 
だから、今でも例えば配偶者や義理の両親、職場の上司などから
何かしらの意図的な仕向け方をされるとイラっとしてしまいませんか。
 
「母親なんだから・・・・しなさい」
「妻はこうあるべき」
「上司の私の言うことさえ聞いていればいい」
 
 
日々のなかで、コントロールされる場面はたくさんあって、
そのいちいちに引っ掛かりを感じてしまう。
 
私の場合は さらりとかわすことが苦手でした。

 

 

 

 
ところが、その一方で「逆に怖気づいてしまう」こともありました。
 
それは、元夫との間のことです。
唯一、彼からはコントロールされていても反発を表に出せませんでした。
 
やれやれ・・・
嫌だったのです。
だけど、嫌ともいえず言うなりになっていた。
 
これは、おそらく父親の影響なのでしょう。
その人に見捨てられる事への恐怖心があったのです。
 
あきれられたり、見捨てられたりしたら明日から暮らしていけなくなる。
 
そんな(ありもしない)空想から、恐ろしくて反発できなかったのです。
 
 
たぶん、宗教二世の多くの人も同じような感覚をもっていると思います。
 
親(≒神)に見捨てられないよう、コントロールされるのをしかたなく思う。
もしくは、コントロールされている事すら気づかない。

 

 

 
このカラクリはこういうことだと思います。
(以下は過去のダイアモンドオンラインの記事にありました)
 
コントロールしようとする側は

無茶を押し付けパニックに陥らせて視野と選択肢を狭めて言うことを聞かせるというのがいつもの手口です。

 

あなたの敗因は、そういうやり口が常套手段になっている(味を占めた)相手に、わざわざこちらから本心をさらけ出した上に許しを得ようとしたこと、相手に決定権を移譲したことです。

 この手口を使う無自覚なマインドコントローラーは世の中に少なからずいて、この手口に弱い人を見つけるのが得意です。というより、フラットな人間関係を結ぶやり方を知らないのでまともな人には相手にされず、この手のやり方に弱い犠牲者候補しか周りに残らないのです

 

 

コントロールって分かりやすく言えば「ハラスメント」

パワハラ

モラハラ

みんな誰かをコントロールしようとする人のやることですよね。

 

 
 
宗教二世に置き換えてみると:
 
宗教からのパワーハラスメントがあった と言ってもいいのかもしれませんね。
そして
残念なことに、親から・宗教から抜け出てからも コントロールされる人のままなのです。
コントロールされやすい人のままでいると、コントロールしてくる人に見つかってしまい、そういう人がパートナーになってしまったりしやすいのです。
決定権を相手に譲ってしまう。。。

 

そんな生き方しか知らなかったから。。。

 

 
 

 

まとめると

 
私たちは過去にコントロールされて生きていた。
そして、もしかしたら今だにその体質を引きずっているのかもしれない。
 
だとしたら、一日も早く
「コントロールされる人」から卒業しましょう。
 

人間関係というものは「フラット」であるべきなのです。
どちらかが上で どちらかが下 などということはありません。ないのです!
 
親子であっても、パートナーであっても、対等な関係を築くものなのです。
 
もし、今現在あなたがそうではないのなら
それは機能不全の家族の中で身につけてしまった生き方なのかもしれません。
 
たぶんそうなんです。
 
だけど、もう卒業しましょう!
 
コントロールされている、と思った時はどうか冷静に、深呼吸してみてください。
目の前のことだけ見ていないで、視野を広く持って、今コントロールされかかっている自分を客観視してみる。
 
いわれなのないコントロールは受け流しましょう。
ハラスメントには対抗していいのです。
 
 
あなたはあなたの人生を生きていいのです!

 

 

 

だって、あなたの人生だもの。
あなたがのびのびと楽しめる人生を選べばいいの。

 

 

 

 

今日はここまで。

 

何度も言います。

 

 

 

「宗教二世が生きづらいのは あなたのせいではない。
 あなたが悪いんじゃない」

 

 

 

とにかくまず、気づくことから始めましょう。

 

 

 
 
二世全てに知ってほしい。
二世全てに楽になってほしい。
 
 
心の底からそう思うから、少しづつ書いていきます。

自分のアンテナに引っかかった事だけでいいので読んでみてください。

 

 
 
私が少しずつ楽になれたように
あなたの心が癒されていきますように。

 

 

 

 

 

宗教二世は 「AC of 宗教」だと思うのです。

ACoR (アダルトチルドレン・オブ・レリジョン(religion =宗教

と呼ぼうと思います。

 

アダルトチルドレンは「ACoD」という言い方もあって

それは AC of dysfunctional family  つまり「機能不全家族」で育ったという事です。

 

<機能不全家族>

家庭として機能していない家族。

子どもにとって、唯一無二の居場所である家庭が機能していない。

そんな環境で育っても、子どもの頃はそこしか知らないのです。

そこしかないのです。

私たちも そこで生きていくしかなかったよね。

 

だから、そこで生き延びるすべを身につけた。

それが、大人になった今生きづらさの大元になっている。

 

だから、あなたにも知ってもらいたいのです。

 

私たち宗教二世は 「ACoR」 です。

宗教により「機能不全」に陥った家庭で子ども時代を過ごし、大人になったACoRです。

アダルトチルドレン なのです。

 

 

 

 

≪宗教二世のための相談会≫

 

お休みしていましたが再開します。

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クローバーカウンセラーとしての私についてクローバー

☆某公的機関教育相談員10年間
 (電話相談)
☆精神対話士 20年間
 (対面相談)
☆私立幼稚園連盟相談員

今まで傾聴カウンセラーとして
およそ800件の相談を受けてきました。

これからのカウンセリングは
傾聴からもう一歩踏み込んで
≪自分の問題の根っこを見つけにいく≫
というスタンスでお聴きします。

自分の ”生きづらさ” が
どこから来ているのかを
様々な手法で見つけていきます。


クローバー本気で人生を楽にしたい方が
  少しでもラクに生きていけるよう
  心を込めて聴かせていただきます
  

 

インスタもみて欲しいな。