楽しめない ~機能不全家族育ちの特徴② | 生きづらさを抱えたまま50代を過ごす元JW2世のつぶやきブログ

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生きづらいのは、自分に原因があるのか、脱会したとはいえ思春期にうけたJWの教えの後遺症か。。。
同じ思いで生きている人の助けになれば、私の経験も無駄ではないかもしれません。還暦近くになって離婚となりそうな話も。

このところ 宗教二世は「機能不全家族に育った宗教性アダルトチルドレンACoR(宗教)という持論を書いています。
 

 

この先しばらくは
先日紹介した機能不全家族診断テスト残りの30項目を、私の経験も照らし合わせてみていきます。

 

 

 

宗教二世の育った家庭が全て「機能不全家族」だと言っているのではありません。

でも、宗教二世の相談会を昨年からやっていて気づいたのは

”生きづらさを 現在も抱えている二世の育った家庭は機能不全家族だった”

と実際感じたのです。

 

 

逆から見れば

”今現在、幸せに生きている人は宗教の元にいたときも親子関係が機能していた”

とも感じられるのです。

 

本音を言える親子であったり、守ってもらった記憶だったり。。

なんというか、比較的普通の(普通って何?とも思いますが)親子の情のある中で育ったのでは、と思います。

 

 

つまり、人間関係の基礎となる「家庭での親子関係等」が良好だったのではないかしら。

もちろん、本人の持って生まれた性格や周囲の環境にもよるのでしょうけど。

 

 

そんなことを書いた過去のブログです

 

 

ということで

今日の検討課題((笑))

 

 

あなたの親はあなたに人生を楽しむような生き方の指導をしてはくれなかった
 
 
う~ん。
あの頃の私にとっては「人生は耐え忍ぶもの」でしたね。
 
楽しむのは、終わりの日が来てから。
そこで生き残って、裁きを受けて選ばれてから。
永遠の命を得たら、その先は何でも楽しめばいい、と親に言われていましたよ。
 
 
だから、たいていのJWは現世で楽しむことはお預けでしたね。
進学も(ということは何か興味を持ってを学ぶことも)
就職も(仕事を通した自己実現)
結婚も(パートナーとの優しい人間関係の構築も)
子どもをもうけることも(子育ての喜びを感じながら生きることも)
 
おおよそ、人生の達成感や自己実現や満たされた感情は”おあずけ”の教義。。
 
それを、真に受けて、それに異を唱えることなどできない親。
 
親から人生を楽しむことなど教えてもらえなかったよね。
 
終わりの日が来るまでは、迫害され、拷問にすらあうかもしれない。
そんなことを日々聞かされて、ひたすら耐えろと言われていた頃。
 
怖ろしさと、いつ来るか分からない裁きの日にビクビクしていたのは 今となっては笑えるけどね。
あの頃は 本気で怖かったのだから。
 
人生なんて楽しめなかった。
 
そして、残念なことに、宗教を抜けてからも なぜか楽しめない のです。
もう、あの教えの中にはいないのに、何かが「楽しむ」ということに罪悪感を抱かせるのです。
 
 
やれやれ・・・
 
きっと子どもの頃に強烈に心の植え付けられたこと
つまり
「今、楽しんじゃったら 終わりの日に滅ぼされるよ」
って親から言われたことが 脳内のどこかに巣くっているのでしょうか。
 
人生の楽しさを十分に受け取れないなんて 本当にほんとうに悲しいことです。
楽しいことを見つけられない二世はたくさんいるのです。
楽しさを感じられないのは、砂をつかむような味気ない日々になっていきます。
楽しさを知らないで今生を終わらせるなんて、何のために生まれてきたのでしょう。

 
 
 
 
宗教二世の場合は、親の言うことはみな宗教の教義に影響されたことだったから。
親も取り込まれていたのはよくわかります。
 
だから、親だけを非難することはしません。
 
そうではあるけれど、
やはり、子どもの頃は親の言うこと がすべてだったから。
 
だから 親が「人生は楽しむためにある」と教えてくれなかったことがものすごくものすごく残念です。
 
 
 
ーーーまとめるとーーー
 

普段の生活で「心から楽しめない」と思っている人は、二世に多くいます。
どこか冷めていたり、「楽しむ」こと自体をいけないことと思っていたり。
 
それは機能不全の家族の中で身につけてしまった考え方なのかもしれません。
 
たぶんそうなんです。
 
だけど、もう忘れましょう!
 
人生は楽しむためにあるのです!
今、楽しむ = あなたが持っているモノやコトを楽しむ
 
きっとたくさんあるんです。
必ずたくさん持っているんです。
 
それに気が付かないだけ。
見えてこないだけ。
 
楽しいことを見つけられないなら、自分で意識的に見つけに行って欲しいのです。
 
人生を楽しむタネはそこかしこに落ちてるから。
それを見つけて、拾い上げて、土に植えて育てていこうよ。
 
だって、あなたの人生だもの。
あなたが楽しめる人生を選べばいいのよ。

 

 

 

 

今日はここまで。

 

何度も言います。

 

 

 

「宗教二世が生きづらいのは あなたのせいではない。
 あなたが悪いんじゃない」

 

 

 

分かりやすく自分が機能不全家族育ちかどうかの診断をしたい方は
こちらのサイトで確認してみてください。

 

 

とにかくまず、気づくことから始めましょう。

 

 

 

生きづらいのはあなたのせいじゃない。
あなたの性格が悪いからでもない。
 
 
 
二世全てに知ってほしい。
二世全てに楽になってほしい。
 
 
心の底からそう思うから、少しづつ書いていきます。

自分のアンテナに引っかかった事だけでいいので読んでみてください。

 

 
 
私が少しずつ楽になれたように
あなたの心が癒されていきますように。

 

 

 

 

 

宗教二世は 「AC of 宗教」だと思うのです。

ACoR (アダルトチルドレン・オブ・レリジョン(religion =宗教

と呼ぼうと思います。

 

アダルトチルドレンは「ACoD」という言い方もあって

それは AC of dysfunctional family  つまり「機能不全家族」で育ったという事です。

 

<機能不全家族>

家庭として機能していない家族。

子どもにとって、唯一無二の居場所である家庭が機能していない。

そんな環境で育っても、子どもの頃はそこしか知らないのです。

そこしかないのです。

私たちも そこで生きていくしかなかったよね。

 

だから、そこで生き延びるすべを身につけた。

それが、大人になった今生きづらさの大元になっている。

 

だから、あなたにも知ってもらいたいのです。

 

私たち宗教二世は 「ACoR」 です。

宗教により「機能不全」に陥った家庭で子ども時代を過ごし、大人になったACoRです。

アダルトチルドレン なのです。

 

 

 

 

≪宗教二世のための相談会≫

 

お休みしていましたが再開します。

スケジュール詳細は

ここからご覧ください。

 

クローバーカウンセラーとしての私についてクローバー

☆某公的機関教育相談員10年間
 (電話相談)
☆精神対話士 20年間
 (対面相談)
☆私立幼稚園連盟相談員

今まで傾聴カウンセラーとして
およそ800件の相談を受けてきました。

これからのカウンセリングは
傾聴からもう一歩踏み込んで
≪自分の問題の根っこを見つけにいく≫
というスタンスでお聴きします。

自分の ”生きづらさ” が
どこから来ているのかを
様々な手法で見つけていきます。


クローバー本気で人生を楽にしたい方が
  少しでもラクに生きていけるよう
  心を込めて聴かせていただきます
  

 

インスタもみて欲しいな。