このところ 宗教二世は「宗教性アダルトチルドレン」ACoR（宗教）という持論を書いています。
「機能不全家族」で私たちはどんな育ち方をしてきたかを少しずつ振り返ります。
今の生きづらさが、どこから来ていたのか知るために。
そして、自分は悪くない！と腑に落とすために。
ということで先日紹介したの機能不全家族診断テストの宗教二世的検証の続きです。
Q12)あなたの親はあなたに対して親が望むように、指示ばかりしていた
Q13)親はあなたの食事、睡眠、服装や髪型に至るまで非常に細かく意見を言ってきた
Q14)あなたの親は習い事や進学、就職、友人、恋人などの選択に際し、いちいち介入してきた
Q16)あなたの親はあなたのプライバシーを尊重せず、むしろ侵害するような行為を行ったことがある
Q26)あなたの親は清潔であることや秩序正しいこと、規則、スケジュールなどに対して、強迫観念と言えるほど口うるさかった
＜一般的機能不全家族＞
この質問は「親の過干渉」です。
親自身が、我が子に対しての理想像があって、そのように子どもを育てる行為。
子どもにとっては思春期を境に自分ができてくるのですが、親に喜んでもらいたいがために自分を押し殺すこともあります。
＜宗教二世的 機能不全家族で起きていた事＞
親が言ってくることは、全て宗教の教義に従ってのことでした。
親からと宗教からの過干渉
時間の使い方（集会や奉仕や書籍研究）、服装、生活態度も教えに従ったものでなければいけなかった。
習い事や部活動、進学、就職、男女交際…
いったいどれだけの人生の選択肢を聖書に沿わないからと言って捨てさせられたことか。
その上 プライバシーは存在せず、「おまえのやっていることは何でも神はお見通しだ」と言われ恐怖感を植え付けられた。
ここでも 親の意見＝神のご意志 なのです。
親の言いつけは、子どもにとって絶対的。
それを はねつけるだけの力を持っていなかった。
だって、親をはねつけるだけではなくて、
その行為は、同時に神様をはねつける という恐れ多いことなのだから。
別の視点からみると
たいていの宗教二世は親に本音の子育てをしてもらった記憶がないのです。
いつも「聖書にはこう書かれている」「神はこう言われたはずだ」
そんな言葉で指導されて、父や母の体験からくる子育て、生身の人間性のある子育て論、
血の通った助言 はほぼほぼ存在しないのです。
自分自身がそんなふうに育ったから、自分が親となった時に
子育てを悩む二世のなんと多いことか。
今日はここまで。
何度も言います。
「宗教二世が生きづらいのは あなたのせいではない。
あなたが悪いんじゃない」
分かりやすく自分が機能不全家族育ちかどうかの診断をしたい方は
こちらのサイトで確認してみてください。
とにかくまず、気づくことから始めましょう。
生きづらいのはあなたのせいじゃない。
あなたの性格が悪いからでもない。
二世全てに知ってほしい。
二世全てに楽になってほしい。
心の底からそう思うから、少しづつ書いていきます。
自分のアンテナに引っかかった事だけでいいので読んでみてください。
私が少しずつ楽になれたように
あなたの心が癒されていきますように。
≪宗教二世のための相談会≫
お休みしていましたが再開します。
スケジュール詳細は
ここからご覧ください。
カウンセラーとしての私について☆某公的機関教育相談員10年間
（電話相談）
☆精神対話士 20年間
（対面相談）
☆私立幼稚園連盟相談員
今まで傾聴カウンセラーとして
およそ800件の相談を受けてきました。
これからのカウンセリングは
傾聴からもう一歩踏み込んで
≪自分の問題の根っこを見つけにいく≫
というスタンスでお聴きします。
自分の ”生きづらさ” が
どこから来ているのかを
様々な手法で見つけていきます。
本気で人生を楽にしたい方が少しでもラクに生きていけるよう
心を込めて聴かせていただきます