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スペイン鉄道暮らし

 メルクリンZゲージを中心に N&HOゲージの車輌コレクション 
 これまで訪れた国の鉄道に関するスナップ写真や記事を掲載しています

メルクリンZ 

E18 オーストリア仕様、客車セット 

電気機関車はグリーンのツートーン塗装 

同型機はブルー、レッドに続いて3台目

日本文化週間 鉄道模型展示  

コリア・デル・リオ市立図書館ホール 

公開日は10月22日と23日の2日間 

日本文化週間に参加する各小学校の代表の生徒たちが先生に引率されて訪問。皆さんに日本の鉄道の歴史について説明しているところ。

次々と子供たちが入ってきて大盛況 

市長&市会議員、図書館長のご来訪をいただきました。 

とりわけ女の子が興味深々で我先にと運転を楽しんでいました。

将来、鉄ギャルになる子があらわれるかな?

また機会があれば別のテーマで展示会をしてみたいと思います。

コリア・デル・リオ市立図書館ホ-ル

第1テーブル 運転デモンストレーションコーナー

HO N Z 各ゲージのエンドレスレール、トラム&バス走行ライン

第2テーブル 模型車輌展示コーナー 

鉄道創業期の各国機関車 HOゲージ 

日本の蒸気機関車の歴史 Nゲージ 

日本の代表的な建築、姫路城、金閣寺、銀閣寺、盆踊り屋台の模型を中央に、駅&ホームを手前に配置してセッテイング完了。準備に1時間半ほどかかりました。

今週、コリア・デル・リオにおいて開催される、秋の日本文化週間。

その中で日本の鉄道模型を展示することになりました。これまで温めてきた構想が実現します。図書館ホールの小さなスペースで、地元の子供たちを対象とした運転会。日本の文化を紹介する一環として、鉄道を通じて日本の近代の発展をアピ-ルしようという意図です。こうした企画を個人的にスペインで行なうのは初の試みかもしれません。まずはコンセプトを整理してスペイン語の文章にしてみました。


Exposición de Locomotoras de Japón

La renovación industral se inició en Inglaterra en principio de siglo diecinueve,

y se inventó la Locomotora de vapor en el mismo país.

Después, la red de ferrocarril se va ampliaría por todo el mundo.

En 1913, Japón se empezó a producir el vapor original.

Japón es el único país, que tenía la capacidad de fabricar su propio vapor, exceptiendo los países de Europa y Estados Unidos.

En los años 1930, Japón llegó al máxim nivel en la tecnología ferroviaria, uno de los paises más avanzados en esta epoca. La evolución de la tecnología esta junto con los medios de transporte.     

Locomotora de vapor en Japón

 Importación 1872 - 1912
 Producción 1913 - 1961

El vapor se retiró finalmente en el año 1976

en todos de las líneas ferrocarril en Japón.



日本の機関車展示

19世紀初頭にイギリスで産業革命が起こり、同時に蒸気機関車が発明されました。その後、世界中に鉄道路線が伸びていくことになります。

1913年、日本は国産の蒸気機関車の製造を開始。欧米諸国以外で、日本は独自の生産を行なう能力を持った唯一の国でした。

1930年代に日本は当時の世界最高レベルの鉄道技術に達しました。テクノロジーの進化は交通輸送手段の発達と不可分です。

日本における蒸気機関車

 輸入 18721912

 生産 19131961

1976年、日本の全ての路線において蒸気機関車の運用は廃止されました。

現代の日本の高速列車

1958年 151系 こだま号 東京~大阪間 6時間50分 160km/h

1964年 0系 ひかり号 東京~大阪間 3時間10分 220km/h

1996年 500系 こだま号 2時間30分 320km/h

2027年開通予定 リニアモーターカー 東京~大阪間 1時間 500km/h


高速列車の進化を最高速度と所要時間の変遷で比較。模型の前に基本データを記したカードを置いて、瞬時にわかるように工夫しました。


テンダー式

C50

 192933年 158両 1C モーガル

 全長16,880mm 出力852PS 

C51

 191928年 289両 2C1 パシフィック

 全長19,994mm 出力1175PS 100km/h

C52

 1926年 1935年改造 2C1 パシフィック アメリカ輸入8200

 全長19,290mm 

C53

 192830年 97両 2C1 パシフィック

 全長20,375mm 出力1211PS 3シリンダー

C54

 1931年 17両 2C1 パシフィック

 全長20,280mm 出力1211PS 

C55

 193537年 71両 2C1 パシフィック

 全長20,280mm 出力1211PS 

C56

 193539年 165両 1C モーガル

 全長14,325mm 出力592PS 75km/h

C57

 193747年 215両 2C1 パシフィック

 全長20,280mm 出力1211PS 100km/h

C58

 193846年 431両 1C1 プレーリー 

 全長18,275mm 出力1097PS 85km/h 密閉式運転台

C59

 194143年 194647年 173両 2C1 パシフィック

 全長21,360mm 出力1702PS 100km/h
C60

 195315年 196061年 47両 2C2 ハドソン

 全長21,36mm 100km/h

C61

 194748年 33両 2C2 ハドソン

 全長20,375mm 出力1777PS 100km/h

C62

 194849年 49両 2C2 ハドソン

 全長21,475mm 出力2163PS 100km/h

C63

 1956年設計 1C1 プレーリー


流線型

満鉄パシナ

 1933 34年 12 両 2C1 パシフィック 130km/h 

C53

 1930年 1両 2C1 パシフィック

C55

 1935年 1両 2C1 パシフィック

D50

 192231年 380両 1D1 ミカド

 全長17,248mm 70km/h

D51

 193645年 1184両 1D1 ミカド

 全長19,730mm 出力1400PS 85km/h

D52

 194345年 285両 1D1 ミカド

 全長21,105mm 出力1949PS 85km/h

D60

 195156年 78両 1D2 バークシャー

 70km/h  D50改造

D61

 195961年 6両 1D1 ミカド 

 85km/h  D51改造

D62

 195051年 20両 1D2 バークシャー 

 85km/h D52改造 最重機 87,74トン

日本の蒸気機関車 

明治時代

1号機関車  

 1872年 イギリス輸入

7100 弁慶号

 1880年 アメリカ輸入 

 全長12,173mm 引張力2700kg

B6

 18901906年 533両 C 1890年イギリス輸入

 全長11,227mm 引張力7690kg

4110

 191418年 39両 E 1912年ドイツ輸入 4100

 全長11,507mm 出力890PS

大正時代

8620

 191329年 732両 1C モーガル

 全長16,765mm 出力759PS 95km/h

9600

 191326年 828両 1D コンソリデーション 8900

 全長16,551mm 出力876PS 65km/h


昭和時代

タンク式

C10

 193031年 23両 1C2

 全長12,650mm 95km/h

C11

 193244年 401両 1C2

 全長12,650mm 出力783PS 85km/h

C12

 193340, 1947年 282両 1C1

 全長11,350mm 出力505PS 

E10

 1948年 5両 1E2 

初期の蒸気機関車

1829年 イギリス

 ロケット “Rocket” マンチェスター~リバプール間 46km/h 

1831年 アメリカ  

 デウィットクリントン“De Witt Crinton” ニューヨーク 

1837年 ドイツ  
 アドラー “Adler” ニュールンベルク 

1847 スイス 

 スパニッシュ・ブロテリー “Spanish Brotely” チューリッヒ~バーデン 

1848年 スペイン  

 マタロ “Mataro” バルセロナ 


展示用機関車5両、鉄道草創期の話をするためのモチベーションとして、何か目に訴えるものが必要です。壊れたり紛失するリスクを避けるために、高価なメルクリン製のアドラーは動力無しのスタンドモデルで代用。

Nゲージ ディーゼル特急  

KATO キハ82系 6両基本セット

1961年(昭和36年)に登場した特急型気動車 

日本海を縦断する「白鳥」、北海道の「おおぞら」、京都~長崎間の「かもめ」、山陰の「まつかぜ」で有名。

個人的に思い入れがあるのは、東北で運用された上野~秋田間の特急「つばさ」です。181系ですが、この車輌の発展バージョン。


Nゲージ 特急列車

マイクロエース こだま号 基本8両セット

クハ151 東京行 先頭車

クロ151 パーラーカー 大阪行 先頭車


1956年 東海道本線の全線電化に伴い、特急列車の運行計画。

1958年11月1日、特急「こだま」誕生 

1960年 特急「つばめ」「はと」の客車特急の電車化


東京~大阪間 所要6時間50分 最高速度 160km/h 12両編成

ボンネット型フェイスは後代の電車デザインに大きな影響を与えました。

個人的には、仙台~上野間の「ひばり」が思い出されます。