#107 うつ病は治らない | サラリーマン弁護士がたまに書くブログ

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2019年7月にうつ病を発症したことをきっかけにブログを始めたサラリーマン弁護士が、書きたいことをたまに書いています。

タイトルのとおりです。

最近「ああ,うつ病って治らないんだろうな」と思っています。「一生持病としてつきまとうんだろうな。一生付き合っていくしかないんだろうな」という心境です。

 

というのも,僕のうつ病の症状は,何よりも不眠なのですが(特に寝付きが悪いと非常に調子が悪くなります。中途覚醒もかなり調子崩しますが,とにかく寝付きが悪いと翌日の気分が最悪になってしまう),今年に入ってから2ヶ月ほど,全く不眠の症状が出ず,それに伴って精神状態もとても良い状態で安定していて「あぁ、このまま何事もなかったかのように不眠の症状もなくなってうつ病も治るんだろうな」と思っていたのですが,つい最近,朝まで眠れず眠剤飲むなんて事態が生じてしまったのです。

 

「何事もなかったかのうように治るんだろう」という僕の期待は崩れ去りました。

無理でした。前触れ無く寝付きが悪くなりました。先ほど書いたように,調子の良い日=不眠の症状が出ない日が2ヶ月も続いたのに,何の前触れもなく,不眠の症状が出ました。

 

夜中の3時半まで眠れず,外の電車の踏切や電車の音がガンガン聞こえて,コンビニまで耳栓を買いに行き,耳栓をしたらしたで逆に「ぴー」という音が聞こえてきて寝付けず,しまいには朝5時に眠剤を飲み,気づいたら午前11時で,非常に無気力な状態で目を覚ます,そんな「事件」が起きてしまいました。

 

本当は,こんなこと書くべきではないのかもしれません。実名でこんなことを書いてしまうと,仕事に差障りがあるかもしれませんからね。「いつ調子が悪くなるかもわからない弁護士には依頼したくない」,依頼される方がこんな気持ちを抱くのは間違っていないでしょうね。自分がお金を払うんだったら,調子悪くならない弁護士がいいですからね。

 

でも,ありきたりですが,僕は,一度限界を味わっているからこそ,自分の限界を理解しています。「これ以上やったら無理するだろうな」というのがやっぱりわかります。だからこそ,このブログにも時間制限を設けたわけです。「1時間以上費やすと調子悪くなるな」ということが理解できているのです。

 

うつ病になったからこそ言えることですが,どの弁護士も,いつ働けなくなるかわからない状態で働いていると思います。激務に耐えて,必死に依頼に応えています。責任ある仕事だということは,弁護士自身が一番よく理解しています。プライドもって仕事しているんです。

 

こんな責任ある弁護士だからこそ,うつ病などの精神疾患のリスクがあるんです。ただ,誰しもうつ病になるわけじゃない。僕の考えだと,うつ病になるかどうかは,「させられ感」の有無が重要だと思います。

 

「させられ感」は「他人軸」とも言い換えられるでしょう。

 

今日は時間がきましたので,ここまでにします。

 

それではまた明日

 

 

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古田博大(ふるたひろまさ)

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