盛岡食いしん爺日記
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暑い日が続く。
朝晩もさほど気温が下がらない。
午後からバドミントンに出かけた。
暑さをものともせず太陽に向かって咲く花。
何という名前なんだろう?
午後の体育館は蒸し暑く、何度も給水休憩。
普段の半分ぐらいにしてロビーで涼んでいた。
スポーツドリンク2本、水1本は飲んだ。
着替えたTシャツは3枚。
絞れるような汗だった。
"SABOR A MI" Cover - Una Interpretación Inolvidable de Juan Carlos Velazquez y Juana Cardozo
夕方になっても蒸し暑い。
盛岡市本町の橋本屋本店に向かった。
ここに来たのは、冷麦が食べたくなったから。
席に着くと迷わず注文。
しばらくして出てきた。
目の前に氷の入った涼を呼ぶ冷麦。
彩りもいい。
子供の頃、母がよく作ってくれた冷麦。
そうそう、甘くちよっぴり酸味のある缶詰ミカン。
懐かしい。
母の冷麦は、メロンや海老は入っていなかったが、
お腹いっぱいになるまで食べた。
麺の中にピンク色や水色が入っていた。
見つけると、楽しかったなぁ~
昔の夏。
スイカ、向日葵と花火。
夕立の後の虹と風鈴の音。
蝉の声がして大きなトンボの鬼ヤンマが飛ぶ。
枝豆やトウモロコシもよく食べた。
何度か夏休みに三陸に海水浴に行った。
日焼けして肩や顔が真っ赤になった。
お風呂に入るとひりひり。
泊まった翌日、早起きして海岸に行くと、肌寒く感じた。
そんな夏とは違い、まるで異国に来た様だ。
あの頃の夏はどこへ。
それとも私が年老いただけなのか。
さて、食べよう。
つゆもたっぷりついてくる。
時々、足しては冷麦を音を立てて口の中へ。
美味しい~
食べ始めると箸が止まらない。
ひと口食べるごとに涼しくなる。
メロンは一番最後にした。
その晩、家に帰ると、
おや?
猫ちゃんはどこだ。
キャットタワーのてっぺんにいた。
ほどよくエアコンの風があたる場所だ。
何とも無警戒の後ろ姿にも癒される。
「ただいま」
「今頃、帰ったのか?」
「遅かったね、何を食べてきたのだ?」
って感じの顔なので知らぬふり(笑)
飼い主に似てかなり食いしん坊なのです。
盛岡市本町通一丁目
創業1618年の「橋本屋本店」