【1か月で5キロ落とすなんて無理ですか?】
1カ月で5キロダイエットすることを難しいと考えていませんか。
実際に挑んでみて、挫折された方も多いのではないかと思います。
しかし、方法をまちがえなければ、
1カ月で5キロ落とすことはそれほど難しくはありません。
モデルケースとして、現在の体重が50キロから60キロくらい、
体脂肪率が25パーセント以上の方を想定して考えてみます。
1カ月で5キロのダイエットに必要となるのは、
・食事の内容を変えること
・運動量を増やすこと
の2つです。
この2つを組み合わせれば、1カ月で5キロ落とすことは困難ではありません。
【食事内容の変更】
まず、食事の回数を1日3回に固定します。
間食はしないように気を付けてください。
ただし、お茶やブラックコーヒーなど、カロリーを含まないものは
摂取可能とします。
3回の食事ですが、できるだけ毎日同じ時間帯に食べるようにしましょう。
食事は、量よりもカロリーを抑えます。
一般的な成人女性が1日に摂取するカロリーは、2000カロリーといわれています
1食あたり650カロリー前後の摂取となりますが、
まず、このカロリー数値を低くします。
ただし、食事の回数は3回のままにします。
「1食抜いたらその分の摂取カロリーが減る」と考えないようにしましょう。
1日に3回食事をすることで、体内の機能が高まり、
カロリーの消費が促進されるためです。
理想としては、朝食を1日のメインとして、昼食と夕食は空腹を満たす程度とすることです。
朝のうちに摂取したカロリーは、その日1日活動することで
ほぼすべてが消費されることになります。
しかし、どうしても生活のサイクルを変えられない、
朝は簡単にすませて、夕食をメインにしなければならないといった事情もあるでしょう。
その場合は、食事ごとのカロリー摂取を2割から3割減らすようにしましょう。
カロリー計算を始めた当初は、食材ごとのカロリー数値を計算することが
面倒だと感じられるでしょう。
慣れれば食材を見ただけでそのカロリー数値が頭に浮かぶようになります。
【運動を続けること】
食事内容を変えることに加えて、運動を行なうことが必要となります。
運動によって全身の筋肉が動かされ、脂肪燃焼につながります。
脂肪が燃焼する際にカロリーが消費され、
また、わずかですが脂肪そのものが減った分も体重減少につながります。
運動を行なう時間は夕方以降が最適です。
特に夕方は1日のうちで最も体温と心拍数が高くなるため、
全身の筋肉の血流が活発になります。
その時間帯に運動をすれば、カロリーと脂肪の燃焼がより促進されます。
特におすすめの運動としては、ボクシングがあげられます。
効率よく全身をくまなく動かす運動であるからです。
3分間動き、30秒間休む繰り返しを1時間ほど続けましょう。
もちろんその間に少し長い休憩を何回かいれます。
初心者のうちはトレーナーの指示に従い、
ある程度慣れてきたら、自分で練習メニューを組み立てればいいですね。
ロードワークやジョギングも十分な運動効果を得られますが、
単調であることが大きなネックとなります。
そのため、毎日続けることがおっくうになり、長続きしない方も多いようです。
ボクシングの場合、ジムに行けば練習内容はバラエティになること、
トレーナーの指導のもとで行なうので、自分であれこれ考えずにすむことも
大きなメリットになるものと思われます。
ジムで動く服装は、Tシャツに短パンなどの軽装で十分です。
汗を出すことを目的として厚着をして練習すると、
体を動かしにくいうえ、体温が高くなりすぎることによって、
運動効率が悪くなります。
練習をする前と後には必ず柔軟運動を行ないます。
運動前は、全身の筋肉をほぐすことでケガを防止します。
また、全身の血流をスムーズにして、酸素がいきわたるようにします。
練習を終えた後は、熱くなっている筋肉をクールダウンさせるため、
ゆっくりと体をほぐしていきます。
この食事の内容変更と、運動の継続を両立して続ければ、
1か月で5キロ落とすダイエットは十分に可能です。