正しい苦しみの自覚をして「自明行」へ | 宇宙の知恵☆人生を歩む地図

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「人生を歩む地図」なくしてあなたは
この世をどのように生き進むのでしょうか?
地図なくして、あなたは迷わず進んでいけますか?

 

実在を知り、実在を心から信じ、

実在の愛を心から感謝して生きる。


主体の導き、主体命と共に「守護霊」と

「守護神」の加護に喜び生きる。
 


 

そうした超越人格の導きは、我々人間に常に注がれております。

しかし、それにもかかわらず、我々の方にそれら導き、

愛を受け入れられなかったらどうでしょう。

実在の存在を信ずることなく、表面意識の自由の侭に、

考え、生き、行動するなら

「思い通りになる法則」のままに運命は実現されます。

 

表面意識の自由とは……
健全な精神を汚す欲望、心に湧き上がる欲望。
お金が欲しい、認められたい、褒められたい、ちやほやされたい、
偉くなりたい、有名になりたい、勝ちたい、きれいになりたい……

こうした欲望に満ちてます。

 

こうした欲望が悪いと言ってるわけではないのです。

人間誰でも心に湧き上がる欲望はあります。

そして、それら欲望は、概ね人間が生きて行くに必要であるから

組み込まれた心の機能です。

 

そこで、表面意識の自由から心に湧き上がる欲望と

超越人格の導きとに、ギャップが生じた場合、どうなるでしょう。

超越人格の意識、超越意識は神意識で、絶対正しい意識ですが、

表面意識の自由から心に湧き上がる欲望に超越人格の導きを

受け入れられない意識が湧き上がってきたら、どうでしょう。

 

そんな場合「苦」が生じます。

「苦」は心のバロメーターです。

ホントに人間は神の子、素晴らしい指針を授かり生まれてきたと

感謝しかありません。

 

そこで「苦」を自覚しましょう。

その自覚なくして、苦しみの原因を消すことは出来ません。

「正しい苦しみの自覚」をしましょう。
苦しみの原因が分かれば、しめたものです。

超越人格に、苦しみの原因になるこんなものは、いりませんと

消してもらえるように、お願いすればいいわけです。


瞑想をして、自分の意識波動を上げていきます。
イメージでいいのですけど、潜在意識をどんどん上がっていき
超越意識にまで届いたら、そこで自分で見つけたモヤモヤの

原因やら「苦」の原因みたいなのを超越人格にお願いして消してもらいます。


潜在意識の中は玉石混淆、超越人格の導きをじゃまする錯覚思考は

遠慮無く、消してもらって、ドンドン綺麗にしましょう。
錯覚ベクトルを発見、整理、浄化が日々の行です。


「こんな私の思念、想念はいりません、超越人格様、ホントにいりません
お願いですから、消してくださいませ」とお願いすればいいわけです。
その時、レッテルとか貼ると超越人格もわかりやすいでしょう。
もちろん、頭の中のイメージでいいのです。

私の場合は、
バズカー砲のような強力なライトを持っておりまして、それでライト照射して
終わりです、「これは俺ではない、こんな錯覚ベクトルは消えてしまえ!」って、
バババババーって自明の光を照射するわけです、はい頭の中のイメージです。



「苦」やモヤモヤの原因を分からなかったら何も出来ないわけです。
ですのでそれらを発見することが先決です、知ることを求められます。
それは潜在意識の中にありますが、あまりにも膨大な量の意識ですので
あきらかに分かる原因なら、反省すれば、時間の経過と共に消えていきますが
何がそれなのか、見つけ出すのがむずかしい場合がほとんどです。

気分が落ちこむ、生きてるのが苦しい、眠れない、いつもイライラ状態、
鬱なのかな、将来が不安、職場の人間関係に悩む、悪いことはしていないのに……
そんな心の状態は、潜在意識の中の思考の方向が超越意識と同調していない、
そのために起こります。

実はそうした思考の元は、自分が意識できなくとも沢山ありまして、
それらに気づいて、それを超越人格にお願いして消してもらうのが
「自明行」です、といいました。


はい、「自明行」です。


潜在意識の中の思考の方向が超越意識とちがった方向に向いている思考を
方向を錯覚した思考、ということで「錯覚ベクトル思考」あるいは
「分離ベクトル思考」と言い表します。
超越意識の方向と同じであれば「統一ベクトル思考」でして、潜在意識の中が
全て「統一ベクトル」であれば、それだけで悟りを得た人、「統一人格」であり、
神様ですが、実際はそんな人はこの世の中に人間として生まれていないわけです。
人間として生まれてる、ということはそうした不完全な自分をこの世で少しでも
修行して魂の浄化に励むべく使命を持たされているのが人間です。


例えば……
打算を隠した親切や思いやりを装って……
不満を隠した正義の顔を装って……
傲慢を隠した謙虚な言葉を装って……
駆け引き、作為を隠した正直さを装って……
言い訳に筋の通った理屈を装って……
知らないのに知ったフリを装って……


これらの装っては、すべて自己正当化の嘘です。
そうした自分の嘘を発見したら
「これは俺ではない、こんな錯覚ベクトルは消えてしまえ!」って、
自明の光のバズカー砲で退治するわけです。

人はどうして超越人格の立場を忘れて嘘をつくのか?
自己の利益を保つため、自己の責任を逃れるため、
自己の過失行為を正当化するため、嘘を並べて、
自分を被害者に仕立て上げる。

自分自身も自分の嘘に「私は被害者」だと騙されてしまう。

こうした嘘は超越人格の主体、守護の神霊(守護霊、守護神)の導きからすれば
望まない方向、思考ですのでネガティブで暗い感情が生まれます。
感情という人生のナビゲーションシステムは素晴らしい指針です。
それが「苦しみ」です、こうした「苦しみ」を自覚しましょう。

人のつく嘘には、必ず欲望が隠れてます。
欲望が悪いとは言いません、欲望が人間を進歩させてきたのです。

しかし……
健全な精神を汚す欲望、心に湧き上がる欲望。
お金が欲しい、認められたい、褒められたい、ちやほやされたい、
偉くなりたい、有名になりたい、勝ちたい、きれいになりたい……
あげていったらきりがないです。

悪い感情、良い感情の元も欲望です。
愛、感謝 、歓び、情熱、興奮、熱意、希望……
といった良い感情から
退屈、苛立ち、落胆、心配、批判、怒り、敵意、羨望、罪悪感、絶望、恐怖……
とまだまだ悪い感情にもきりがありません。

欲望も超越人格の導きからすれば
望まない方向だとすればネガティブで暗い感情が生まれます。
感情という人生のナビゲーションシステムは素晴らしい指針です。
ネガティブな感情、それが「苦しみ」です、
こうした「苦しみ」を正しく自覚しましょう。

それが「正しい苦しみの自覚」です。

自分を正しく明らかにする、そしてそれが「自明行」

その結果、潜在意識の汚れに気づき、潜在意識を浄化していく。

人間としてこの世に生まれた主体命、それが真の幸福への道です。

 

この世に生まれた人間のその目的は、

授かった自由意志により選択の余地を与えられました。
そしてこの宇宙の創造的進化の過程に参加する機会を得たのです。

 

誰もがその本性を身体的に精神的に霊的に

発揮できる道を見出し、
たとえわずかな期間とはいえ、

この地上での旅によって、より進化し、

未来にかならず訪れる次のより聡明な

生命世界を構築するべく、
宇宙の意図するがままに生きるよう

導かれていきます。

 

それが我々人間に授けられた生きる道です。

 

【講義Ⅰ: 2】般若心経を補強する(2)