「偉い自分を切り離す自明行」
「被害者意識を止める自明行」と
「偉い自分を切り離す自明行」は、
二大錯覚ベクトルと言われております。
被害者意識と偉い自分意識を消す自明行は、
とてもしぶとく重要な行です。
しかし、完璧に消す、そんなことは出来ないのですけど、この二つが
運命を下げる、おおきな錯覚ベクトルであると、知っておいてください。
人は、誰でもとてつもなく偉い自分意識を持っております。
子供のように「俺は世界で一番偉い！」 って山に登って叫んでるわけです。
「俺は何でも知ってる、スーパーマンだ！」そんなでしょうかね。
それが、その意識が、心を汚す、運命を下げる、波動を下げる、
元凶であると、自覚してくださいませ。
偉い偉い自分、そうした気持ちが心の中に湧き上がってきたら、
そうした自分に対して、なんでそうなるの？
「偉い自分を切り離す行」を意識してやってるつもりでも、人前に出ると
偉い自分をひけらかしたくなる、参ったね、とそんな気持ちが、湧き上がれば、
ある程度は、しめたものです。
後は、時間が解決してくれます。
まあ、二年三年と経てばですがね、同じように被害者意識もです。
そうした､苦しみの自覚が心に湧き出てくれば、しめたものです。
被害者意識と偉い自分意識を心を汚す二大錯覚ベクトルであると、
知ったのですから、そこで「正しい苦しみの自覚」が生まれてくるでしょう。
そしたら、それら自分で気が付いた錯覚ベクトルを、自明の光を当てて、
「お前は、ホントの私ではない､さっさと消え失せろ」って光を当てて
超越人格に、これは私にはいらないものなので、綺麗に整理してくれるよう、
お願いします。
そんな感じでお願いし、超越人格に消してもらえるよう祈りと、
その結果の運命上昇を感謝と共に瞑想すればいいわけです。
主体の導きを受け入れたいと願うホントの自分と、 偉い自分意識と
本気で戦うわけです。
そうした戦いには、必ず超越人格の援護がバックからありますので、
安心してください。
ただ、そうした自分が導かれる立場になれないとしたら、どうでしょう。
主体からの導きは貴方に届きません。
人間は自らの自由意志により選択の余地を与えられてます。
それが「思い通りに成る法則」ですから。
私、感じるに……
日本人は、その文化的背景からかもしれませんけど、 偉い自分意識が
子供の頃より、強く刷り込まれてしまっているのかなと思うのです。
幼稚園の頃より、競争が多いですね。
運動会がそうです、相手と戦い勝つことが頑張った証、グループワークでも
そうです、他のグループと戦って勝つことで讃えられる。
それから、小学校、中学、高校と、そうした傾向はどんどんエスカレートしていく
文化でしょうか。
受験戦争なんてのもありますしね。
思うに戦後の、貧困から立ち上がってきた、日本人の魂のようなものが
偉い自分意識のバックボーンにあるように思うのです。
まあ、そうした文化ですから、良い、悪いではなく、自分自身の
心を汚す事なのだと、それは「とても損な事だ」と自分で気が付けば
いいことで、それで､運命が上昇していくなら、やるしかないでしょう。
岩根先生の話は、面白いですね、私もこんな話が出来るような
YouTuberになりたいな、と思う昨今です。