KL(クアラルンプール)での予想外(冷たいと思っていたデザートがまさかの熱々)をリベンジしようと、ペナン島では「間違いなく冷たい」チェンドルとカチャンを絶対食べる!と意気込んでいました。
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このシリーズの①
まずはコムター近くのジョーホーカフェへ。店舗は17時半で終了だったのですが、その横にある屋台はまだ開いています。よかった~
チェンドルを1つください!
しかしここでも私は予想外に襲われ…
動画でお見せできないのが残念ですが、いろんな具材を雑、いえ豪快に入れていくその迫力にアングリです レシピはポン、バサッ、ガザッ、バシャバシャ
その場で食べるならカップですが、持ち帰りはビニール袋。イメージはお祭りでの金魚の持ち帰り。
↓左上部が完成品です。まだ混ぜていません それぞれの具材の意味は?… 何が入っているのか説明できません。胃に入れば一緒と言えば一緒ですが…
でもとても人気があり行列です。1杯RM4.7。
あんなに楽しみにしていたチェンドルとカチャンを消化不良で終わらせてはいけないと、プラナカン博物館内のレストランでも注文してみました。右下部↑
たぶんこれはチェンドル・カチャン界で最上級にドレスアップしたご両人です。2つでRM21・8。
未だにチェンドルとカチャンの違いが判らないのですが、手前がチェンドルかな?
それぞれトッピングやソースが違っていたり共通していたり、はっきり違いは判りませんでした。ただ言えるのは思ったほど甘くないという事。優しい甘さです。
私たちがジョーホーカフェの動画を見直していたらウェイターさんが「あぁ、あのペナン ロード フェイマスのお店ね」と判ったので、やはり有名なようです。そして私が英語で「とても雑ね」と言いたくて、雑って何だっけ?と「very…very…」と口ごもっていたら、「very fast!」と代弁してくれました。素晴らしい言い回し
この狭い通りは美食通りのようで、ちょっと先にはこれまた有名なペナン ロード フェイマス ラクサがあり、そこも大人気。私はエビ好きなのでラクサは日本とシンガポールで食べたことはありましたが、こちらのはチリが効いていて、でも麺が米粉なので小麦粉麺より汁の絡みがあっさりしていて、思ったより軽く食べられました。娘も辛さに強いわけではありませんが、うま辛い!と汁も飲み干しました。
それぞれラクサとジュースで2人でRM21。ラクサ以外のメニューもありました。
こちらはナシ カンダールというインド系メニューで、E&Oホテルから徒歩10分ほどのナシ・カンダール・ライン・クリアというお店でいただきました。
店頭にある具材を選んでご飯に添えてもらいます。その具材によって値段は違います。指さしているのは私なのですが、オクラはオクラで通じる外来語という事に改めてハッとしました
それぞれプレートとラッシーで2人でRM50弱でした。
そしてこの旅で初めてを経験したのがドリアンです。
ペナン島では街のあちこち(もちろん屋外)でドリアンを売っています。島の西部が産地のようです。
以前シンガポールとベトナムの方から「ドリアンは産地で直接食べるべし!」と聞いていました。直接行くのはハードルが高いけど、ここは限りなく産地に近いのでこの機会を逃してはいけないと私のレーダービビビと。
しかし全く取り掛かりがわからないので、簡単な椅子とテーブルがあるお店で「初めてなんです!」とあくまでも初心者なのを主張。ドリアンは丸ごと1個購入が原則なようなので、小さいので良いと言うと直径15㎝くらいのをパカッと割ってくれました。
ご覧のように外皮は分厚く、中は壁で仕切られた1室に1個の果実なので、そんなにたくさん詰まっているわけではありませんでした。
で、肝心のお味は…う~ん、マズくはないけどめちゃ美味しいとも… 私が例える匂いは炒めた?傷めた?玉ねぎです。
でも私たちが購入したこのミニサイズはRM5と破格だったので、うらなりとかだったかも。だいたい1個RM50~90で、おそらく産地名か品種名を書いていて値段もそれによって違っていたので、イチゴでも「とちおとめ」「とよのか」など違いがあるようなものかしら?
イケるという事はわかったので次回はもう少し高品質なものを食べてみよう。
お店では手袋とミニボトルの水が提供されました(RM5なのに)。
フルーツだし別に喉に詰まる感じはしませんが、ドリアンを食べた後は水を飲んだ方がいいらしいです。
それからこれを食べている間、カットフルーツの入ったビニール袋をテーブルの上に置いていました。ホテルに帰って冷蔵庫にそれを入れて、しばらくして冷蔵庫を開けた時にかすかにドリアンの匂いがしました。
ホテルや交通機関に持ち込み禁止というのは知っていましたが、直接触れなくても空気中に漂い、それが付着するほど独特な性質な匂いなんですね。
こちらは飲茶で有名な大東酒楼。店内をワゴンで回って好きなものを取り、伝票にチェックを入れてくれる香港スタイルです。蒸し隊と揚げ隊の2台体制。
店頭のこのメニューをスマホで撮ってから入ることをお勧めします。
以前香港でおそらく観光客など行かない飲茶店で、地元の人に揉まれまくり何が何やら判らなかった経験があるのですが、ここはのんびり丁寧に説明もおススメもしてくれるのでとても満喫できました。
肉まんなどの包系はカウンターに直接行き大声で頼むと、引き出し状の蒸し器から出してくれます。他に一品料理もあり。
2人大満腹でRM46.9。私たちは日曜日の18時頃に入店しましたが、出る頃は並んでいました。
ペナン島は美食の街だそうです。狭い範囲に多種多様な料理があるので、効率よく回れるメリットもあります。その中でもドリアンは産地に近いペナン島が絶好の機会かもしれません。
(2024.8.17up)
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