私が人生の流れに乗った瞬間。その③ | 彩色兼美ーさいしょくけんびー

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生年月日よりわかる【あなたの生まれ持った資質・人生の流れ】鑑定セッションをご提供しております。

前回の続きです。


これまでの記事はこちらから

リンク 私が人生の流れに乗った瞬間。その①

リンク 私が人生の流れに乗った瞬間。その②

 

 

さて、突然会社に行かなくなった私は

部屋に閉じこもりました。

 

あの頃のことで印象に残っていて

覚えていることは

 

・会社の上司が自宅まで出向いてくれて

両親に話をしに来てくださったこと。

 

・父がおにぎりを作ってくれて

部屋の前まで運んでくれたこと

 

 

上司は私が辞める少し前に移動で来られた人で

まだ若いけれども落ち着いていて

それまでいた上司とは違って

人に安心感を与えるような

人として成熟されているようなそんな方でした。

 

体調不良を理由にして休みが続く私の様子を見に

遠い自宅まで足を運んでくださり

両親に「まだ若い入社したてのお嬢さんに

配慮が足りませんでした、申し訳ございません」

と頭を下げてくれました。

 

実際は、その方が来る前から

あれやこれやはあったので

その方に責任なんて

何もなかったと同じだったのだけれども・・

 

久しぶりに会った私の顔色を心配し

気遣ってくださって。

 

 

そこから数か月 休んでいても

会社から何割かカットながらも

お給料は出るように手配してくださり

今振り返っても

優しい良い方だったなぁ・・と思います。

 

 

 

父がおにぎりを握ってくれたのは

あれは何曜日のことで、どういうきっかけだったのかは

もう記憶の奥に沈んでしまっているけれど

きっと父が休みの休日で

ご飯もそこそこの私を心配して

お盆におにぎりを2つ乗せて

部屋の前まで運んでくれたんだったよなぁ・・

 

 

そして、おにぎりの横には

手紙が添えられていて。

 

 

そこには

 

いま、社会とつながりが切れてしまっているように

彩子は感じているかもしれないが

お父さんにもそういう時期があったんだよ

 

 

と父親の娘に対する心配や愛情がこもった

言葉が綴られていたっけ。

 

思えばあの頃の父は

今の私と同じくらいの年齢だったのだよなぁ。

まだまだ働き盛りのど真ん中で

でも、きっと、一人娘の初めての反乱に

心を痛めていたんだろうなぁ・・

 

と親側に立った今

有難くも申し訳なくも思います。

 

 

でもそれは過ぎたからこそ思えることで

あの頃の私は

不本意だった日々を 

自分の方へ手繰り寄せ取り戻すのに

いっぱいいっぱいだった。

 

 

季節は冬で

その きんとした空気が

心地よかったことを覚えています。

 

 

表向きは、部屋に閉じこもって
(といっても、こもっていたのは1週間くらいだったかな)

落ち込んでいるように見えたかもしれないけれど

私はとっても

ほっとしていたんだと思う。

 

もう、あんな場所に行かなくていい!

ということに対してね。

 

自由を 開放感を

味わっていたんだと。

 

 

 

そして、それっきり、一度も会社にいかないまま

季節は過ぎ、事実上会社を辞めることになりました。

 

 

その後、アルバイトを見つけて

都内の骨董屋さんで数か月働くのですが

その話は次の記事で。

 

私がその時私が乗っていた流れに対して

NO!と言ってからの数か月後

私の世界は 激変するのです。

とっても幸せな方に ^^

 

 

この記事の続きはこちらです。

リンク私が人生の流れに乗った瞬間。その④

 

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