出たっ、ここから撮ってごらんオジサン! | ピーカン日和Vol.3

ピーカン日和Vol.3

フリーランスのフォトグラファー、アマチュアジャズシンガー、
映画やドラマのエキストラと3足のわらじでシドニー生活をエンジョイ中♪
もしかしたら4足目があるかも…な好奇心の塊ですw

 

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もう3週間くらい前のことですが、

レトロバスのナイトツアーなるものに参加してみました。

 

たま〜〜に市内でも見かける、古い2階建のバス。

アンティーク好きとしては、ずっと気になってたのよね〜。

 

 

とはいえ、去年仕事でロンドンの赤いダブルデッカーに

乗る仕事があってふいに夢が叶ってしまってはいたのですがw

 

詳しくはこちらを読んで頂けると嬉しいです。

 

今夜はレトロバスに乗って

 

てっきり子供向けの冬のイベントかな?と思ったのですが、

参加者はけっこうご年配な方が多かった。

 

でもって、鉄道オタクの方々のことは鉄っちゃんとか鉄オタとか

呼ぶらしいですが、バス好きだとなんてお呼びするんでしょうかね?

 

ワタシよりも高いカメラや高性能のレンズをぶら下げてる人がけっこういましたよw

 

ワタシも、ブログに書こうと思ってたし、あちこち写真を撮りまくってました。

そうするとね、こういう高いカメラを持ってる人に限って、寄ってくるんですよね。

ワタシの撮ってる構図を見て、真似して撮る人もいますが、それは別に構いません。

たまに中国人とか、ワタシの目の前に突然立ちはだかる人とかもいますが、

そういう場合はもれなくワタシに怒鳴られますけどねw

 

面倒くさいのは、親切のつもりなのか知らないけれど、

「ホラ、ここから撮ってごらん」とか言ってくるヒト真顔

 

反感買うのを承知であえて言いますが、

そう言われて覗いた構図で良かったことは一度もありません。

 

このセリフ、一番言ってくるのはウチのおっさんなんですがw

 

写真なんて、人それぞれの好みがあるので、

自分がいいと思ったのなら、自分でシャッター押せばいいんです。

なのに、なぜ他人に撮らせたがる?

 

ワタシはワタシがいい!と思った時にしかシャッターを押したくないし、

ましてや誰かに言われて写真を撮りたくはないです。

 

えてして、こういう人の構図が良くないのは、

大抵の場合、被写体しか見てないから。

なので、変なところに電線が入ったり、ゴミ箱が写り込んでいたりする。

 

大体は、「あーそうですかーーー」でやり過ごすのですが、

たまーーーに撮るまでしつこく食い下がってくる人もいる。

あれはなんなんだろうなぁ・・・。

すごい!よくこんな素晴らしい構図を見つけましたね!とか

言って欲しいのかなぁ・・・。

 

このテのこと、結婚式での撮影にもよくありますね。

お客さんが沢山いて、いいカメラを持ってる人がいるような状況では

必ずあるハプニングだったりします。

 

最近、特に仕事上のことで悶々としてるので、

ちょっとグチめいた内容になってしまいました・・・。

 

個人で仕事をしていると、一番頭を悩ますのが

値段設定なのですが・・・。

 

ワタシの場合は、同業者に言わせると安すぎるらしい。

とはいえ、ワタシだってあてずっぽうに決めてるわけではないし、

自分の技量やら手間やら諸々考えた上でのことなのですが

それでも高いと言われることもある。

特に日本人のお客様の時に多いのが不思議・・・。

 

しかも、普通に考えたらわかるのでは?的な

こちらが目が点になるようなこともしばしばあったり。

 

例えば、お一人様のポートレートで承って、当日行ってみたら

お友達やら家族やらが一緒に来ていて、

ついでに撮ってくれ・・・とか。

撮るのはいいけれど、おひとり様いくらになりますよという話になると

え?!みたいなことになり、

最初にお話いただいていたおひとり様の料金で全員撮ってもらえると

思っていたらしく・・・。

 

食べ放題バッフェじゃないんだからさ、

んなわけないじゃんかっ。

 

もし借りているスタジオだったら、

延長料金も支払わないといけないわけだし。

 

なるべく安くはしますが、お一人分の料金でというワケには

さすがにいかないわけで・・・。

 

そうすると、「じゃあいいわっ知り合いに撮ってもらうからっ」と

言われる方もいます。

 

いつになっても、どうしても、

「写真なんて誰でも撮れるでしょ」

というイメージが払拭できないな〜〜と、

その言葉を聞くと、とても悲しくなりますね。

 

そのうち職業としてのフォトグラファーというのは

絶滅するんじゃないかとさえ思います。

今やお金出せば誰でも良いカメラは買えますし、

そういうカメラで撮った写真はそこそこ良いのが撮れますしね。

 

それでも、以前に撮影させて頂いた方が

ワタシの写真が好きだから・・・とまたリピートしてくれた時は

この仕事をやっていて本当に良かった!と心から思います。

 

紆余曲折しながら、それでも常にワタシの横にはカメラがあって

ああきっとそういうことなんだな〜と腹をくくって

フォトグラファーになったわけですが、

まだまだ日々精進!ってことなんでしょうねぇ・・・。

 

 

レトロバスツアーの全写真はワタシの

オンラインアルバム

でご覧ください。

 

 

 

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