こんにちは!

 

 

なぎさです!

 

 

 

 

前回のお話はこちら↓

こちらにもそのころのお話を書いています↓

 

次々に起こる辛いこと、

となりの住人の怒鳴り声に耐え切れなくなった私は

住み慣れたその土地を離れて

少し都会の

今度はマンションに引っ越して

彼女から逃げました。

 

 

家賃の安い住宅は治安が悪い

と聞いていたことが、

現実だと身に染みる体験をしたので

今度は倍ほどの家賃を払って

まだ新しい家への引っ越しでした。

 

 

前のアパートに住んでいた時も

京都から同じ教会の友達が

わざわざ遊びに来てくれたり

お母さんの手作りのお惣菜を持ってきてくれたり

 

 

 

会社の友達もお母さんと一緒に作ったおかずを

会社に持ってきてくれたり

 

 

 

引っ越しの時には

同じ部署の先輩、後輩が

片付けを手伝いに来てくれたり

 

 

 

みんな口にはださなかったけど

私のことを陰で心配してくれていたんだな、

と思います。

 

 

 

 

でも、私は

ただ、ただ、つらいだけで

周りの友達に心を開くことはできず、

いつも、

踏んでも、踏んでも、底のない沼に、

体ごと引きずり込まれるような

心もとなさと戦っていました。

 

 

 

誰とも遊びに行くことなく

テニススクールの日以外は

真っ直ぐ家に帰り、家事をして

家計簿をつけて

 

 

 

まだ20代なのに

将来のお金のことばかり心配、

何かあったらどうしようと不安で

倹約して、切り詰めて

楽しむ、という心の余裕は全くなく

傷ついた自分の心の殻に閉じこもっていました。

 

 

 

自分には助けてくれる家族はいない

そう思うと

何もかもがウソのようで

 

 

 

人を信じて、

外に目を向けることはできなかったんです。

たとえ友達が優しくしてくれても

安全基地にはなり得ないと思っていました。

 

 

 

そんな生活の寂しさから

夜お布団に入っても

朝までぐっすり眠ることはできず

不安な気持ちで目覚める日が続きました。

 

 

 

私が唯一リラックスできる場所

それがテニスでした。

そんなに上手ではないけれど

休みの日の一日に

スクールの仲間が作っている

サークルへ連れて行ってもらいました。

 

 

 

 そこにも男性はいたし、

送り迎えをしてくれる人もいましたが、

男性とのお付き合いにも

年を経るごとに

好き!

僕も好き!

付き合おう!

となることは減っていきました。

 

 

 

 それは

大好きだった彼に振られて、

わたしのなかには

彼のように誠実な人

尊敬できる人

真面目な人とお付き合いしたい

 という基準ができていて、

 

↓大好きだった彼のこと

 

 

見かけや学歴ではないからこそ

短い時間のデートでは

それを見極めることは難しいと思っていました。

 

 

 

そんな理由で

わたしの中にはいつしか

絶対に

クリスチャンの人と結婚したい

という思いができていました。

 

 

両親の喧嘩を見て育ちました。

父の浮気

母の悲しむ顔

いつからか豹変した母

若すぎる死

 

 

 

親との信頼関係がない私には

人を信じることは難しい

 

 

 

結婚を決めるための

確かな約束を求めていました。

 

 

 

 それがクリスチャンである事でした。

 

 

 

クリスチャンなら聖書の教えを知っている

クリスチャンなら真面目

 


アダルトチルドレンは、

本質を求めるがあまりに

人付き合いも難しく考えてしまったり

 

 

 

さらに

この本質を見る目があるがゆえに

周りの人から

攻撃されたりすることもしばしばあるんです。

 

 

 

本質を考えない

本質なんていらない、

という人からは疎まれることもある。

 

 

 

そして、この性質の違いが

どうやら

私の結婚を難しくしていたのだと思います。

 

 

 

友だちが次々と結婚していく中

私は一人、

孤独と戦っていました。

 

 

 

 

次回

何があっても私を見捨てない人

に続きます。