【占い原稿の書き方】12星座などの数の多い原稿を最後まで書き終える方法

占い原稿デビューへの道のりに続いて、大量の原稿を最後まで書き終える方法をご紹介します。

これは実際に、わたしが行なっている手法です。

原稿は、書き続けることで書き慣れるようになり、どんなにやる気が湧かないときでも、PC前に座ってキーボードに手を乗せてしまえば、自然に手が動くようになります。

なんとなくはじめていくうちに書くモードにシフトして、いつの間にか集中できるのです。

（締切のある仕事を抱える生活をしていると、誰でもそうなるというか、そうするしかない状況になるので当然の流れでしょう。デザイナー時代も同じでしたが、納期の厳守は、フリーで仕事を受ける最低条件だからです。それっぽい言い訳をすれば許してもらえると思っているようでは、次のオファーはなくなるでしょう）

しかし、最後まで書き終える道のりは長いので、途中で息切れしてしまうことも……。

占い原稿でもっとも案件の多い、12星座の原稿を例にあげてみます。

そこで注目するのは、12という数。

１星座書けば、12分の1の原稿が終わり、２星座書けば、6分の1の原稿が終わったことになるというように、終わったものに注目するようにします。

3星座で4分の1、４星座で3分の1、６星座で半分の原稿が終わったというカウントです。

半分までくれば、残りはあと半分！

半分できたということは、残りもできて当然で、必ず成し遂げられるはずと、執筆へのテンションを高めます。

折り返し地点に入るので、あとはもと来た道を辿るだけで、時間的にも予測しやすくなるところも強みになるでしょう。

この方法は、365(366)日の誕生日原稿や占い手帳などの超莫大な原稿を書き続けるときにも使えて便利です。

単位は変わりますが、１カ月が終わった＝12分の1の原稿が終わった、というカウントです。

30日という塊を書き終えるのは、12星座からすると恐ろしい数になりますが、考え方はこれと同じで、終わった数に注目しながら１か月分を終わらせ、12分の１が終了したと考えます。

先に続く作業だけを見ていると、「まだあんなに残っている……」という気持ちから不安が生まれ、心の動揺が集中力を奪い、執筆の妨げになります。

セルフ心理戦というか、メンタルを確かに保ち続けることが重要です。

365(366)日案件は、本当に大変

個人的には、366案件を経験したあとのタロット78枚案件だったので、かなり冷静に向き合えたと思います。

（366は、大人向けと子供向けの２冊の誕生日事典に携わらせていただきました）

考え方を変えると、366は修行、78はプチ修行、25（ルーン）と22（タロット大アルカナ）は癒し、12星座と数秘術9は超癒し、４血液型＆4区分、３区分＆は気分転換になるのです。
一概には言い切れるものではありませんが、単純に数だけに注目すると、いろいろな単位が見えてくるでしょう。

とはいえ、数が減れば簡単というわけでもありません。

案件によって、総字数や項目数が異なるので、字数の多いものや、やたらと項目が分かれているもの（たとえば、全体運、恋愛運、仕事運、金運などと分かれていたり、恋愛運であっても、恋愛の全体運、募集中、片思い中、交際中などと分かれている案件）は、それぞれをしっかり書き分ける必要があるので、思っている以上に時間がかかります。

連載案件も、最初はもっとも時間がかかりますが、続けていくうちに書きやすくなり、徐々にスピードが上がってくるでしょう。

慣れるしかないし、続けていれば誰でも慣れるときがくるのではと思います。

慣れるまで続けられるかどうかにかかっているでしょう。

はじめは遅いのは当然ですし、中身も重要で、誤字脱字、日本語の意味になっていないものもNGなので、早いからOKということでもありません。

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2020年占い手帳