レイラインハンターの内田さんによると、
神社、仏閣が建てられた背景には、
時の政権がその土地の力を
さまざまな鎮めや、逆に引き込んで
より強大な力を得ようとしていたケースも
多々あるようです。
私の住んでいる鎌倉にも
八雲神社が数カ所ありますが、
これは街道の近くにあり、
八雲の大神、荒ぶるスサノオの力を借りて、
疫病や敵の侵入を防ぐための「封じ込め」とも
捉えられます。
鎌倉には、また時の北条氏が相模の地から、
パワーを引き込むために作った神社もあります。
また一方では、時の政権によって悲惨な死を遂げた人達の
供養、魂を沈めるために設置された仏閣、神社の名前も
教えていただきました。かなり有名な寺もあり、びっくりです。
(ただ、これはあくまで内田さんの見解なので
寺社の名前は控えさせていただきます)

人間は自分達がやった後始末、もしくは欲のために
地の力を巧妙に使ってきたとも言えます。
そうすると、その地のご存在からすると、クリーナー役を背負わされ、
おまえに怨霊封じだの、くらーいお社だのレッテルを貼られると、
ほんとに面白くないと思いますよ。

瞑想を始めた頃から、
神社やお寺に行くと、妙に引っ張られる感覚を感じるようになりました。
全ての場所ではないのですが、
有る特定の場所にいくと、その感覚を感じる。
これが人によっては視覚や聴覚で何か通常でないものを
感じるのでしょうが、私の場合は体感的なものでした。

レイラインハンターの内田一成さんは、
その著書の中で、やはりある特定の場所に行った時に
エネルギーが通常とは違う感覚を憶えると書いてます。
古代ローマ人は、こういう場所のことをゲニウス●ロキ(地霊)と名付けました。

そういう場所は、身体に力がみなぎるように感じる時もあれば、
場所によっては、力が抜けて行くような事もあり、
かなり登山をなさっている方、修験者などには
大体が経験すること、としても書かれています。

古代から、人々はある特定の場所に、特定のエネルギーがあることを察知して、
そこを神聖な場と定め、ある時は聖地として、みだりに入る事を禁じてきました。
そして、鎮守の森に代表されるように、そこはエコロジーの観点からも
大切な役割を担って来たのですが、
残念なことに、近代化、そして高度経済成長の波に飲み込まれ、
森は削られ、小さなお社は、ビルの谷間に埋没し、
もしくは存在そのものが消されてしまう事も多々ありました。

宮崎駿の「千と千尋のものがたり」には、
開発で消滅した川の神様や、汚染された川の神などが
登場しますが、
人間のエゴによって傷つけられた存在達の姿を
とても分かりやすく、表現しています。

そうなんです!目に見えない存在ではありますが、
人間より強いと言う訳ではなくて、
寧ろ人間に利用されてしまった
可哀相な神社や聖地もあるのです。
皆様
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。

今日、元旦ということで、初詣に行ってきました。
小さな神社ですが、私の産土神社です。

産土、うぶすな、聞いた事はあってもなんだか分からない、という方が
大半ではないでしょうか。
読んで字の如く、この世に生を受けた時から
一生守ってくれる存在としての、
パーソナルパワースポットとも呼べる存在が
「産土」です。
お母さんのお腹にいた時に、
お母さんが住んでいらした場所に近い神社が大半ですが、
中には神社でない場所もあります。
また一番近い神社がそうだとは限りません。
もともと神社や、古代から神聖な場所として祀られた聖地は
人間でいえば、「ツボ」のようなもの。
大きなエネルギーが集まる場所です。
魂が肉体に入るルーツとして
まずこの産土を通ってお母さんのお腹にいる私たちに入る、
という考え方をします。
自分がこの世に生を受けた=グランディングした場所であり、
その神社、場のご存在にとってはまさに私たちは「氏子」です。
ですから、その産土の存在は、終生私たちを守ってくれるのです。

初詣というと、大きくて有名な神社に行きがちですが
まずご自分の産土神社にお参りすることが大切です。
何しろ、あなたという存在を生まれた時から
ずっと見守っている存在なのですから。

上記のことを受け入れ難くても良いのですが、
フィールドワークとして、ご自分の産土を散策して
お参りするのは、ちょっと楽しい発見があります。
里帰りなさってる方は、もし産土が分かったら
ぜひお参りしてみてくださいね。
ご存在も喜ばれると思います。

西行は伊勢神宮に参拝した時に
そこで感じたものを歌に詠みました。


なにごとの おはしますをば しらねども
かたじけなさに なみだこぼるる


伊勢神宮程立派でなくても、
どんなに小さくても
産土は大切な場所です。
荒れていたら、尚の事 愛しんでください。

新年ということで、
これからしばらく
産土、鎮守神社について
書いて行きますね。