離婚と不倫がない幸せな結婚生活・夫婦コンサルタント伊藤敏恵の夫婦の心理学 -7ページ目

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正しい感情のコントロールをすると配偶者が戻ってくる

こんにちは。
夫婦コンサルタントの伊藤敏恵です。

あなたは正しい感情のコントロール方法をご存知ですか？

また、あなたは、配偶者との適切なバウンドリー設定をご存知ですか？

正しい感情のコントロールとは、あなたの感情を押さえつけるものではありませんし、我慢することでもありません。

私の元には、感情のコントロールがうまくできないことによって、配偶者との関係が悪化してしまったという皆さんからのご相談が多く寄せられます。

特に、ご夫婦関係を修復している最中の皆さんにおかれましては、

「頭ではわかっているけど、なかなか、自分の感情をコントロールできず、配偶者に言ってはいけないことを言ってしまった。」

「感情のコントロールが必要だと思ったから、何とか我慢しようとしたが、結局は爆発してしまった。」

などといったようになってしまい、配偶者と関係が良くなり始めていたのにも関わらず、後戻りをしてしまうというケースのお話もよく聞きます。

夫婦といえども、そもそも、ふたりは違う人間です。

そのため、毎日の生活の中で、意見が違うことが発生したり、意見の食い違いも発生することでしょう。

もちろん、夫婦の間では価値観の違いも発生します。

価値観が違ったときは、お互いに歩み寄ればうまくいくはず。

多くの皆さんは、このように思われることでしょうが、実際にはこの『歩み寄り』が難しい(苦笑)

配偶者と上手くやっていくためには、

我慢するという方法ではない『正しい感情のコントロール』と『バウンドリー設定』

が必要です。

多くの皆さんは、配偶者に対して正しいバウンドリー設定ができていません。

そのため、配偶者の理不尽な行為や自分勝手な行為を、嫌々ながらも受け入れるという状態になってしまったり、

あるいは、過去の配偶者の様々な態度や行動を心の奥底では許すことができず、

我慢を続けてきた結果、ある日、突然、爆発してしまい、配偶者との関係が今まで以上に悪化し、配偶者から離婚宣言をされてしまったり...。

たとえ、あなたが配偶者の自分勝手な行動を受け入れたくなくても、あなたが適したバウンドリー設定をしないのであれば、

配偶者の目から見れば、あなたは配偶者の自分勝手な行動を受け入れているように思われてしまいます。

その結果、配偶者からは尊重されず、軽んじた態度を取られてしまうというわけです。

もしもあなたが配偶者を変えたいのであれば、あなたは配偶者に対して適したバウンドリー設定をしなければいけません。

時々、バウンドリー設定について、

「あなたはあなた。私は私。」と思うようにする。
「人は人。自分は自分。」と思うようにする。

というようなことを言っている方たちがいらっしゃいますが、本当のバウンドリーというのはそのような『言葉だけ』のもの
ではありません。

あるいは、

「配偶者に自分が嫌だと思っていることを嫌だと伝える。」
「配偶者に止めて欲しい事を止めてと伝える。」

ということが、バウンドリーだと誤解していらっしゃる方たちもおられますが、それも適したバウンドリーではありません。

正しいバウンドリー設定というのは、それをおこなうことによって、

・あなたの心が楽になり、あなたが得たいことが得られるようになる。
・尚且つ、あなたが行動を変えたことにより、相手を変えることも可能になる。

というものなのです。

正しい感情のコントロールと、適切なバウンドリー設定をおこなうことができれば、あなたが我慢することはなくなり、

あなたの気持ちが配偶者に振り回されるということもなくなり、ストレスフリーで生活していくことが可能になります。

家族以外の他者にはバウンドリー設定をすることができる方たちはおられますが、

通常、多くの皆さんは、ご自分の配偶者や家族には、適したバウンドリー設定をすることができません。

ぜひ、あなたも正しい感情のコントロール方法とバウンドリーを学び、ストレスを感じているあなたの結婚生活を良い方向へ改善しませんか？