好きな女の子が失恋したとき…。 | モテる方法:大人の恋愛心理戦略〜モテの流儀〜

モテる方法:大人の恋愛心理戦略〜モテの流儀〜

「あの人から好かれたい。」相手の心を揺さぶる人なら誰もが知っている潜在意識のお作法で、好きな人からモテるようになる「恋愛心理ストラテジー」。心理・催眠・NLP・コールドリーディング…すべてはモテるためである。

こんばんは。黒影@恋愛戦略家です。

昨日は「女の子『恋愛モード』にする方法」として、
恋愛にアソシエイトさせる…という話をした。

アソシエイトした状態ってのは、主観的で「自分ごと」として、
実感をともなうような心理状態…つまり、恋愛をしているときと
同じ感情・感覚を味わっている状態ってことだ。

女の子を口説くには、とにかくこの状態(恋愛モード)に
なってもらわなきゃいけないわけで、そのひとつとして、
臨場感たっぷりに過去の恋愛話をさせる方法を紹介した。

女の子を「恋愛してるときの状態」にする方法があるとしたら…。

自分を観ている自分。


一方、物ごとを客観的に、(自分とは)分離した状態として捉えている
ことを「ディソシエイトする(ディソシエーション)」と言う。

昨日の映画の例で言えば、観客として、スクリーンに映る、
キミが出演している映画を観ている状態。

一歩引いた目で、冷静に「自分の姿」を見ている
(イメージする)わけで、アソシエイトした状態よりも、
感情・感覚をともなわない…そんな感じ。

「だったら…そんな状態って、あんまり必要なくね?」
「恋愛って『アソシエイトする』ことが重要なんでしょ?」


確かに、キミが言うように、恋愛モードでは、客観的でいるよりも、
女の子にどっぷりとその状態に浸ってもらうことが重要だ。

んじゃ、ディソシエイトすることがまったく必要ないかっていうと…
そんなことはない。

何かつらい経験や、切ない思いをしたとき…そのことに
「アソシエイトした」状態だと、心が囚われてしまって、身動きが
とれなくなってしまう…なんてことも。

だから、そういうときこそディソシエイトして、客観的にそのことを見て、
自分の心を解き放ってあげるんだ。

彼女がつらいとき…。


そして…それは女の子に対しても。

たとえば、 キミの好きな女の子が失恋したばかりだとする。

彼女には申し訳ないが…まさにチャンス到来っ!
さぁ、ここでしっかり彼女を慰めて、ガッツリ彼女のハートを
射止めるぜぃっ!!

…なんて、鼻息荒くテンション上がるのも分からなくはないけど…。

そんなつらい思いをした直後は、彼女はどうしても
失恋に「アソシエイトした」状態で、その
喪失感の真っ只中にいるはずだ。

だから、彼女の気持ちを無理やり変えようとしちゃダメだよ。
そんなことしたら…

「この人は分かってくれない。」

って思われちゃうからね。

だから、まずはそのつらい気持ちにどっぷり浸って、できれば、
キミも一緒に落ち込んで、彼女の切なさを受け止めてあげる。

恋愛に限らず、当たり前だと思っていた幸せや、大切な人を失った
悲しみやつらさは…たぶんキミにもあるだろう。

そして、それを十分に味わったら…そのつらい失恋っていう
「できごと」「感情・感覚」を切り分けて、
少しずつ「ディソシエイト」の状態に誘導する。

モノクロの映画館
photo by Ben Francis

小さなモノクロ映画を一緒に観てあげる。


具体的には、彼女が頭のなかで「自分」の目で見て、
耳で聴いて、リアルに感じていた「失恋」を、まるで
古びたモノクロのサイレント映画のようにして
早送りさせる
…なんてのも効果的かもしれない。

モノクロのサイレント映画…っていうのは「過去、古い記憶」
というイメージを持たせるメタファー(隠喩・暗喩)だ。

さらに、早送りで再生させると…つらかった思い出も、チャップリンの
映画のように、少し滑稽に感じるかもしれない。

ついでだから、大画面じゃなくて、昔のブラウン管テレビや、
スマホ並みの小ささなのスクリーンに収めて、彼女が登場する
その「早送りのモノクロ映画」を観てる…って
イメージしてもらうのもいいかもね。

何度も言うけど、いきなりそんなことをやるんじゃないよ。
彼女の「準備」ができるまでは…キミは何もできないから、
ただ受け止めてあげるだけでいい。

もしかしたら…ただそれだけで、彼女の心は癒やされるかもしれないからね。

ボクらは、普段はこのアソシエイトとディソシエイトの状態を、
自然に行き来してるんだけど、強烈な何かが原因で、
傷ついたり、心が疲れたりしてると、ときどきそれができなくなることも。

そんなときに、キミは彼女の気持ちや感情を尊重しながら、
優しく手をとって、少しずつ「良き方向」に導いてあげる。

そして、その悲しみから解放されて、あるとき彼女がふと
横の椅子を見ると…そこにはキミが静かに座っているんだ。