こんばんは。
今回の読書はこちら
感想
ブロガー「ねこのひとりごと」さんからお薦めいただきました、こちらの作品。
私のロマンス小説読書史上、一番泣いた作品になりました。
子供連れ去りという、とても深刻なテーマ。主人公ミラは悲しみに沈む間もなく、自分の人生を賭して我が子を探します。
始めは単純に事件ものと思って読んでいました。なので、その事件自体の解決のあっけなさに「あれ」と拍子抜けした感はありました。
が、リンダ・ハワードが今作で描きたかったのはその部分ではないと、後に分かります。
後半の物語の凄味は、これまでの作品とは一線を画するように思え、読みながらとても感情を揺さぶられました。正直、もうロマンス小説の域を超えている感じさえありました。
とは言え、もちろんミラを支える今回のヒーロー(ダークヒーロー)ディアスにもメロメロですが
私もいつかこんな風に描きたいな~、とても憧れました。
リンダ・ハワード、ますますファンになります