この日は、仕事帰りに、池袋在住の後輩を誘って。
2人で。
つけそば 担担麺 航龍 @南与野
特製つけそば 1250円
特製担担麺 1270円
チャーシュー丼 300円
丸長(いろいろ既食)が大好きな店主が、由緒ある系列店、荻窪らーめん栄龍軒@獨協大学前、草加(未食)で5年修行し、独立。
2023年5月のオープン。
丸長のれん会にも加盟しているお店です。
トウキョウラーメンオブザイヤーの新店つけ麺清湯部門で1位、しょう油部門で9位に選出されています。
ちなみに、この修行先の栄龍軒ですが、丸長創始者5人のうちの1人のお孫さんが店主。
丸長系でありながら、担々麺も看板メニューとなっている、異彩を放っているお店です。
少し調べてみたのですが、
・1947年 荻窪丸長(既食・閉店)が5名の共同経営という形で創業。
・1947年? 創業メンバーのうちの青木三兄弟、青木甲七郎氏が荻窪川南で、栄龍軒を創業。
・四川料理の父として有名な陳建民氏の「四川飯店」出身の料理人から料理の指南があったらしく、古くから担々麺が人気メニューに。
・2001年3月 青木氏のお孫さんが栄龍軒の味を復活させるべく草加で荻窪らーめん栄龍軒を創業。開店にあたり目白丸長でも修行したとのこと。
ということのようです。
おおぉ・・・いやむっちゃクチャ旨い!!素晴らしいっ!!
特大ホームラン。
まず、お店は、駅からも遠い寂し気な場所に忽然と現れます。
店主さんと女将さん?の2名体制。
そして、つけ麺が、もうビジュアルからして素晴らしい。
まさに丸長系の甘辛酸主体のノスタルジックスタイルなつけダレ。
丸長系にしてはそこまでの酸味はなくてバランス型。
ただ、出汁感が強かったりして、時代に合わせてアップデートされているところがニクイ。すごく美味。
そして、ツルツルの喉越し抜群の自家製麺が、最高。
まさに丸長系、大勝軒系の中太麺の真骨頂という旨さです。
ちなみに、周りの人が裏メニューなのか平太麺を食べていたのも気になりました。
さらに、特製トッピングについてくるチャーシューがヤバウマ。
ものすごい大ぶりで肉のうまみがぎゅっと詰まっています。
これは特製にして大正解でした。
スープ割りをすると、旨みが広がります。
そして、特筆すべきは、担々麺。
深入りでビターな味わいで、挽き肉も特徴的。
苦みをほんのり感じる、ヤミツキ度満点の一杯です。
日替わり丼だった、チャーシュー丼もとってもよかった。
300円とは到底思えないクオリティでした。
19時45分頃の訪問で、数人の客入り。
ロケーションとしてはかなり心配な立地だと思うのですが、人気を博しているようです。
いやあ・・この店は素晴らしい。
つけ麺も、担々麺も甲乙つけがたい、必食の一杯だと思います。
久々に大興奮してしまいました。
これは、トウキョウラーメンオブザイヤーに大感謝ですね。
草加の栄龍軒にもぜひとも行ってみたいと思いました。
この後輩を誘ったのは、実に5年ぶり。
コロナ禍以降は、誘って行く機会も激減していますが、今回はどうにも担々麺が気になり久しぶりにお誘いしました。
つけめんと、両メニューをクリアできて心底よかったと思いますし、後輩もとても満足してくれたようで良かったです。
グルメに関心のある後輩なので、おにやんまとか、ボンディとか、大好きなお店の話で盛り上がりました。
(元貴公士3719)